倉野立人のブログです。

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〈地域住民の〝親心(おやごころ)〟〉

2012-12-28 | インポート
市内を流れる 犀川 の河川敷に、ウォーキングコース+手造りランニングコースがあり、最近、そのコースの始点に、横断幕が掲示されています。

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これは、さきに行われた 「 全日本中学校駅伝大会 」 で、川中島中学校陸上部女子駅伝チームが 5 位入賞を果たしたことと、先週行われた 「 全国高校駅伝大会 」 で、長野東高校女子駅伝班が 10 位入賞を果たしたことを称えたものです。

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というのも、こちらの手造りコースは、長野東高や川中島中学校の中長距離選手の練習拠点になっており、選手たちはこのコースで、市民ランナーに混じって日々健脚を育てているのです。
以前にも触れましたが、このコースと、隣接するマレットゴルフ場は、市民の有志が鍬を振るい、努力と協力の集積により造りあげられ、いまや市民の健康の拠点として広く活用されています。
ランニングコースについては、コーチや保護者の熱意によって維持・整備が行われており、いわゆる「アスレチックコース」然としたコースには、ウッドチップが敷かれ、陽(ひ)が短くなったこの時期は カンテラ を下げて灯りを確保し、選手は黙々とランニングに勤しんでいます。
決して恵まれた環境ではないのですが、コーチ陣の適切な指導と選手の頑張りにより、長野東高校女子駅伝班は、全国大会で 10 位 に、川中島中学校女子駅伝チームに至っては、全国 5位入賞 を果たす好成績を収めたのでした。

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(見出しの表現が、チームの実力の高さを表しています)

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そしてもうひとつ、彼女たちの活躍の陰(かげ)には 「 地元住民の応援 」 があるところです。
これらの施設に隣接する 「 若葉町 」 は、東高陸上部の T 顧問が住み〝陸上留学〟している生徒は監督宅そばに下宿しています。
そんな彼女たちを、若葉町の住民のみなさんは、わが子のように慈(いつく)しみ、日ごろからエールを送っているのです。
そして、この横断幕も、町内で看板業を営む方が、娘たちの活躍をわがことのように喜び、多くの方に伝えてあげようと掲げたことに他ならず、まさに、娘の成長を喜ぶ 「 親心(おやごころ) 」 がにじみ出た善行だったのでした。
きっと娘たちも〝地域のお父サンたち〟のイキな計らいを心に留め、さらに頑張ることができるものと思うところです。
頑張る子どもに、励ます大人・・・何ともいえない絆の強さを感じました。

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