倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈〝脱法〟許すまじ〉

2012-02-29 | インポート
2/28 Tue.  [ クラちゃんの起床時刻 5:45 AM ]
以前 「 脱法ハーブ 」 に纏(まつ)わる事件・事故が報道されました。
路上で少年が朦朧(もうろう)とした状態で保護され、事情を聴くと〝ハーブ店〟で 「 合法 」 とされるハーブを購入、吸引しているうちに気分が悪くなった、とのことです。
この場合の 「 合法 」 とは、法に準じている、というよりも 「 規制の網にかかっていない(=脱法) 」 というニュアンスでしょう。
その後、先日のニュースで、東京都の調査から、いま公然と販売されている 「 脱法ハーブ 」 から、ATMやメチロンと呼ばれる麻薬成分を検出した、と発表がされた、との報道がされました。
このことにより、これを使用したり、販売目的等で販売・譲渡した場合は麻薬取締法により懲役7年以下の懲役などの罰則が科せられることになります。
そもそも 「 ハーブ 」 は、〝心と身体の癒(いや)し〟を目的に 『 ハーブセラピスト協会 』 など学会まで構成される、いわゆる 権威ある嗜好品 です。
それが、一部の心ない輩(やから)によって、極端に間違った使われ方をして、その存在が歪曲(わいきょく)されるのは由々しきこと・・・純粋な思いで 「 ハーブ 」 に接する方々にとって、心が痛むこと いかばかりかと思います。
多様化・複雑化する昨今〝心や身体の癒し〟は、人々の、ゆとりある生活のための大切なツールです。
それゆえに 「 ハーブ 」 をはじめ、各種サプリメントの普及については、広め手のモラルや見識が問われるところであり 「 脱法ハーブ店 」 のような存在は根絶されるべき、と強く思ったものでした。
☆ オ マ ケ ・・・ 「 こちらも〝癒しの存在〟だワン 」
以前、上京する折り、駅のホームに〝バッグに入ったワン〟を見かけました。

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聞けば、特殊な病気?に罹患(りかん)しており、これから都内の高名な獣医サンに治療していただくとのこと。

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窮屈(きゅうくつ)に思えるバッグですが、このワンちゃん、ワンとも言わずおとなしいこと。
飼い主の方にとって〝癒しの存在〟のワン、大事に育てられていることが分かります。
おとなしい〝忠犬ワン〟飼い主サンとの信頼関係が成り立っていたのでした。
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〈careless mistake〉

2012-02-28 | インポート
/27 Mon.  [ クラちゃんの起床時刻 4:55 AM ]
私は、自分の拙(つたな)い人生の中で、大なり小なり失敗を重ねています。
そしてその多くは〝ケアレス・ミス(careless mistake)〟つまり 「 不注意からのミス 」 です。
実はこの日も、会議の予定を失念することになり、周囲にもご迷惑をかけるに至ってしまいました。
その原因は、物理的には日程の転記を忘れたこと、で、実質的には、私の自覚不足に他なりません。
ワタクシ、不定期にやっちゃうんです・・・この類のチョンボ。
〝反省だけならサルでもできる〟のCMが浮かんでは消えていきました・・・。
いずれにしても、内省を重ねるところです。
m (. .) m

〈Sunday 動静〉

2012-02-27 | インポート
/26 Sun.  [ クラちゃんの起床時刻 5:20 AM ]
寒の戻りとなったこの日、地域で行事などあり、それぞれ〝取材〟させていただきました。
◇南原区 自主防災会 「 DIG訓練 」
地域住民が集い、消防局の指導で防災訓練の一環としての 「 DIG訓練 」 が行われました。

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「 DIG(ディック)訓練 」 は、Disaster Imagination Game の略で 「 参加型地域版簡型図上訓練 」 と訳されます。
机上に地域の白地図を広げ、そこに、危険箇所・災害が予想されるエリア・集団で避難できそうな施設など、地域に予測される被害状況や、それに対する対処方法について、10名程度のグループで討論しながら導き出し、色を分けて記入する、ゲーム感覚で手軽に行う図上訓練です。
地域くるみで、実際に生活する目線で問題の可視化ができ、また、みんなで地域の問題検討から実際の防災訓練まで幅広く応用できることが、この〝訓練〟の特徴とされています。
こちらの南原区は、犀南域に位置する川中島地区の中でも、約1500世帯を有する大きな 「 ベッドタウン 」 です。
平坦地で大きな河川からも遠く、土砂崩れや洪水被害などとは縁の無い〝平穏地域〟ですが、都市化が進む分、昨今の 「 ゲリラ豪雨 」 などの被害をまともに受けることとなり、災害対応については看過できません。
集まった住民は、消防局の指導に基づき、隣接する自治会ごとに机を囲み、避難できる施設などについて、てんでに意見を交わし、白地図に〝筆〟を入れていきます。

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もとより、地域の課題はそこに住む住民のみなさんがイチバン知っておられます。
このDIGで培われた情報が、今後の災害対応に活かされること、また訓練を通じて、危険箇所などの地域課題について、みんなで〝討論〟することで、災害に対する住民意識が高まることが期待されます。

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私としても、いち住民として、また立場のある者として、地域防災について意識を共有しながら取り組んでいきたいと思いを新たにしたところです。
◇昭和小学校 「 金管バンド 」 お披露目コンサート
地域の小学校で、勇躍実力を発揮することになった 「 金管バンド 」 が〝お披露目コンサート〟を開催し、集まったみなさんを魅了しました。

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この小学校は、これまで〝無名〟だったのですが、吹奏楽に造詣の深い教諭が赴任されて以来、一気に花開き、市内でも有数の〝実力校〟に急成長しました。

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最近では 「 東日本大会 」 にも出場し、昭和小学校吹奏楽部ここに有り、と名を馳せるに至っています。

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この躍進ぶり・・・関連づけられるのは、私の母校 「 長野東高女子駅伝班 」 の躍進でしょう。
無名校が、女子駅伝の大家(たいか)である玉城監督の赴任に伴い全国区に成長したのが、まさに同じ〝事例〟です。
昭和小学校も、専門家教諭の赴任により一気に階段を駆け上がることとなり、そこにもやはり 「 指導者の力(ちから) 」 が再確認されたのでした。
いずれにしても、この先生が在籍中に、金管楽器に出会えた児童は幸せというものでしょう。
先生との出会いにより金管楽器に出会い、そこに実力という〝成果〟を身につけさせてもらいました。今後の人生にもイイ影響がもたらされることは必至です。
メンバーの中には、親交のある T サンのご子息がおられ、自分の身体より大きいくらいのチューバを抱え、楽譜を横目に真剣に演奏していました。

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くだんの T サン 「 息子の金管バンドで破産ですヨ!」 とウレシイ悲鳴を上げていました (^^)
◇スナックかなざわ 「 カラオケ交流会 」
ムラの拠り所で 「 カラオケ交流会 」 が催され、楽しい時間が過ぎました。

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こちらの「かなざわ」さんは、地域のみなさんの〝癒しの拠点〟になっています。
一日を終えたみなさんが 「 チョット一杯 」 と暖簾(のれん:は無いケド ^^)をくぐり、ママお手製の肴(さかな)を味わいつつ、ときにカラオケに興じます。
で、この日は〝スペシャルイベント〟としてカラオケ交流会が催されたもの、みなさんは十八番(オハコ)を携え参加されていました。

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ところで、この、十八番(オハコ)の不思議・・・意外な方が意外な歌を歌ったり、ふだん物静かな方が、プロ顔負けの歌唱力だったりと、ホント面白い限りです。
この日唯一の女性参加の T サンも、多くの観客?の前で熱唱されていました。

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カラオケの採点は、器機に備えられた 「 さいてんくん 」 が担っています。

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相手がコンピューターだけに〝一筋縄〟ではゆかず、いくら上手でも、譜面に合っていないと点が伸びず、結果を見ては一喜一憂、その度に〝評論〟がされれていました。

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人気者のママさんも引っ張りだこで、デュエットのリクエストに応じていました。

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和気あいあいのカラオケ交流会、みんなの笑顔が限りなく広がっていました。
☆ オ マ ケ ・・・ 「 かなざわ写真館 」
実は、カラオケ交流会々場の 「 かなざわ 」 サンの店内は、ちょっとした写真館状態です。
常連の M サンを初め、ママに至っても写真の造詣が深く、壁には自慢の作品がズラリ。

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カラオケも写真も、いずれもイイ趣味、実(じつ)の濃い多様な空間だったのでした。

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〈どうせ飲むなら〉

2012-02-26 | インポート
2/25 Sat.  [ クラちゃんの起床時刻 4:35 AM ]
この日の夜、ムラの〝気のおけない仲間(友和会/ゆうわかい)〟が集い、まさに忌憚(きたん)のない意見を交わしました。
オトコ芸者のワタクシ、この日も別の会合があり遅参を余儀なくされたのですが、カオを出してみると、どうも雰囲気がいつもと違う。
「 遅いぞ! 」 と冷やかされ、さっそく かけつけン杯 の歓待を受けるものの、みなさん何やら言いたそうな雰囲気・・・。
何ぞクレーム話しかなぁ と〝にわか心配〟しましたが、どっこい話しはエラク前向きな内容だったのでした。
こちらの 『 友和会 』 のメンバーは、会の活動を、単なる飲み会に止(とど)めず、自分たちが汗を流し、何らか地域の役に立ちたい!という、崇高かつ前向きな意識をもっておられます。
そのため、酌み交わしつつの話題も、地域のために自分たちは何ができるか、という話題が多く、非常に中身の濃い議論になるのです。
で、この日も〝前向き議論〟に花が咲いたのですが、その 「 思い 」 の結実のために必要なクラちゃんがなかなか来ず、遅参した本人に、笑顔に併せて議論の集積のボールが投げられたのでした。
投げられた〝球種〟については、やや検討・研究の余地があるため後日談とさせていただきますが、いずれにしても、地域を思うみんなの熱意が、やがて花開くよう、私もいちメンバーとして、共々にイイ汗を流したいと思うところです。
どうせ飲むなら〝話しの肴(さかな)〟もオイシクいただきたいですナ。
☆ オ マ ケ ・・・ 「 耳?のちいさな信号だニャン 」
最近開通した新しいバイパスの、新しい信号機に特徴が。

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信号機の 「 ひさし 」 が、小さく(短く)なっているのです。

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これは、冬期に、この 「 ひさし 」 に雪が積もって見えにくくなったり、落雪による被害を未然に防ぐための〝進化形〟です。
で・・・実はワタクシ、この信号の 「 短いひさし 」 を見る度に、とあるネコちゃんを連想してしまうのです。
いますよネ、耳の小さなネコ。
調べてみたら、イギリス生まれの「スコティッシュフォールド」というニャンでした。

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〝耳の小さなネコ〟で検索したらヒットしました。
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ね、信号の 「 短いひさし 」 と おんなじイメージでしょ (^^)

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ところで、この「スコティッシュフォールド」ちゃんは、どういう理由で、こんな風に〝進化〟したんでしょう??
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〈体制の違い・認識の違い〉

2012-02-25 | インポート
2/24 Fri.  [ クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
さきのNHKニュースで、日米の〝格差〟が伝えられ、認識の違いを新たにさせられました。

以下、報道内容です。

「 アメリカ原子力規制委員会は、東京電力福島第一原子力発電所の 事故発生直後の委員会内部のやり取りを記録した議事録を公表しました。

この中では、アメリカ当局が、事故発生から5日後には、最悪の事態を想定した場合、福島原発の3つの原子炉すべてがメルトダウンする可能性もあるとして、日本政府が付近の住民に出した避難・屋内退避指示よりも広い範囲の勧告を行うよう提起していたことが分かりました。」

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「 アメリカ原子力規制委員会は、21日、東日本大震災が発生した 去年3月11日から10日間にわたる、委員会内部の電話などによる緊急会議のやり取りを記した3000ページ以上にわたる議事録を公表しました。」

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「 それによると、事故発生から2日後には、福島第一原発の敷地内の周辺で セシウムなどが検出されたことが分かったことから、少なくとも原子炉内部で部分的な炉心損傷が起きている可能性があるとして、発電所から半径50マイル(80キロ)圏内に避難勧告を出すべきはないかと、幹部が原子力委員会に対して進言していたことが分かりました。

さらに、16日には、アメリカ原子力規制委員会の委員長が、最悪の事態を想定すると、3つの原子炉がすべてメルトダウンする可能性もあると指摘し、また「同じ事態がアメリカ国内で発生すれば、原発から50マイル以内には避難勧告を出すのが妥当だと思われる」として、日本政府が福島第一原発の付近の住民に出した半径20キロ圏内の避難指示、20キロから30キロ圏の屋内退避指示よりも広い範囲の勧告を行うよう提起していたことが分かりました。」

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「 この議事録からは、東京で対応に当たっている 専門家チームのメンバーが「とにかく注水を急ぐべきだ」としたものの、同じ日の遅い時間になって、「東京電力は、燃料プールに水が残っていないとは言っていない」という情報がもたらされ、委員長が、正確な情報を改めてスタッフにただす様子もうかがえ、生々しいやりとりが記述されています。」

また、報道は最後に「今回、公表された議事録は、アメリカの規制当局が福島第一原発の事故を受けて、どのような初動対応を行ったかを示す資料だけに関心を集めるものとみられます。」としていました。

この報道を見て ( おそらく私だけではないでしょうが ) 深刻な危機に直面した際の、日米の認識の違いを実感させられたところです。

「 大本営発表 〝我が損害 極めて軽微なり〟」 という過語があります。

申すまでもなく、さきの第二次大戦の末期、南洋で玉砕を重ねる日本軍の現状がありながら、現場の指揮官は、状況を粉飾し大本営に伝え、それを真に受けた(確信犯的に)大本営は、国民に対し、ことの深刻さを隠蔽(いんぺい)する報道統制を敷いた、というものです。

今回の福島第一原発事故に係る日米の対応の違い。

事故発生直後から情報収集に努め、起こっている事実を積み重ねたうえで対応を協議したアメリカと、事故の当事者であるにも関わらず(だからこそ、という論もありますが)情報収集が錯綜(さくそう)し、結果として議事録も無く、何が何だか分からない対応に終始した日本。

事故後のドタバタについては、この場では敢えて述べませんが、いずれにしても起こってしまったことを、認め・見つめ・然るべき対応に全力を尽くすのか、それとも 「 そんなハズはない 」 とばかり、とりあえずフタをしようとするのか、後の評価は大きく分かれるところでしょう。

この 「 大本営発表的体質 」 からの脱却は、この原発事故に限らず、これからの社会の抱える課題に共通していえることだと思うのは、やはり私だけではないでしょう。