倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 公民館研修旅行 〉

2014-06-30 | インポート
6/29 Sun. [クラちゃんの起床時刻 4:05 AM]
この日は、私の暮らす地区(区)の公民館が主催する研修旅行が行われ、いち住民として参加させていただきました。
私の暮らす区をはじめ、各区においては 年間を通じて さまざまな公民活動を行っています。
「生涯学習」 を旨とする公民館においては、それら公民館活動を通じて 住民の教養向上に資するところであり、また 住民のみなさまにおいても、年を経るごとに 生涯学習に対する意識が高まっており、いわゆる 身体の健康長寿 に並行しての 「教養の健康長寿」 の伸長にも積極的な取組みが図られています。
その一環としての研修旅行、来訪先を北陸の玄関でもある 「氷見(ひみ)」 に定め、途中、加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺で、仏殿・法堂・山門が国宝に、総門・禅堂・高廊下・回廊・大茶堂が重要文化財に指定されている「瑞龍寺」を見学しました。

Photo

一行は、到着後 山門の前で 号車ごとに写真に収まり、旅の思い出の一葉としました。

Dscf0398

その後は、高岡市の観光ボランティアグループ 「保与(ほよ)の会」 の女性ガイドの説明を受けながら境内を散策、やわらかい物腰の親切なガイドが、教養の健康寿命伸長の一端を成してくれました。

2

古将 前田利長公の胆入りで建立された瑞龍寺は、荘厳な佇まいを私たちに示してくれ、一行は ガイドさんに従って、歴史絵巻の舞台へと足を踏み入れたのでした。

Photo_3

ところで 「飯は忘れても傘は忘れるな」 と言われるほど雨の多いこちら富山路、私たちが瑞龍寺に着いたときは曇り模様だったのが、本堂(回廊)に入った途端、まさに一点にわかにかき曇り といった空模様になり、ほどなく それはものすごい雨になったのでした。

Photo_2

私を含め、傘はバス内に置いてきた者たちは 「こりゃマイッタ・・・」 濡れるを覚悟でおらにゃあならんと半ばあきらめていましたが、どなたの行いがイイのか、ガイドさんの一連の説明が終わることにはカラッと晴れてくれ、一行は打ち水をしてくれたかの如くの参道を清々と歩くことができ、天気巡りの良さをありがたく享受したものでした。

Photo_4

「保与の会」 の観光ボランティアガイドさんは、最後まで丁寧に、そして熱心に説明をしてくださり、来訪した私たちも、ただ参拝するだけでない、生(なま)の声に接することができ、旅の満足感を高めていただきました。

Photo_5

長野市においても、観光ボランティアの育成が緒に就いていますが、来年の御開帳を踏まえ これら 「マンパワー」 が、お・も・て・な・し の成否を分ける、と確信したところです。
参道には前田利長公の銅像があり、像を囲んで旅の思い出の一葉が増えました。

Photo_6

(その後、バスに戻った途端に また本降りとなり、何ともツイていた一行だったのでした)
やがてバスは、順調に昼食会場に到着、その後は楽しい昼食会となり、私も いち住民として懇親の時間を堪能したところです。

Photo_7

帰りの車中では、私の後席の奥さんから 「アラ、虹が。」 との声が。

Photo_8

旅の疲れをいやしてくれるが如くの、空のキャンバスに描かれた 一筋の造形でした。
・・

〈 かんぱ~い! 三題 〉

2014-06-29 | インポート
6/28 Sat. [クラちゃんの起床時刻 4:00 AM]
この日、夕方から 「懇親の輪(わ)」 にハシゴがかかり、それぞれの場で笑顔を共有させていただきました。
・・・・・
◇「オヤジのマスターズ」 ついに発足 (^^) 今後の発展を期して 「かんぱ~い!」
私と同年代 またはチョイ下あたりの男性諸氏が集い、意気投合しました。

Photo

というのも、こちらのメンバー、倉野後援会の主催する 「オヤジの甲子園」 の参加者メンバーで、過日、野球大会の打ち上げのとき 「オヤジの甲子園」 に触発され 「それじゃあオレらは 「オヤジのマスターズ」 をやろう!」 となったそうで、この日は 記念すべき発足の 「かんぱ~い!」 となりました。
今後 メンバーを増やし、会場を貸し切りにするまで輪(和)を広げるぞ!と大いに盛り上がったところです。
何のしがらみも無い 横のつながりがアリガタイと実感しました。
◇少年野球大会の打ち上げ、子どもたちに感謝して 「かんぱ~い!」
次に伺ったのは、この日行われた少年野球大会の慰労会です。

Photo_2

大会を主催したこちらのチームは、ことのほか熱心に練習・試合に打ち込んでおられ、監督の U サンを中心に、ちびっこ選手も それを支える大人のみなさんも、まさに一丸となって あらゆる活動に真摯に取り組んでおられます。
子どもの野球環境の整備のため、使用するグランドの「愛護会」を設立し、ピッチの整備はもとより 周辺の草刈りなども自主的に行っておられ、頭の下がる思いです。
その熱意は 子どもたちにも伝播され、練習・試合のたびに 「ありがとうございます!」 と 感謝の気持ちが伝えられているのでした。
でも、このような懇親会は 「大人が子どもに感謝する」 場であろうと思います。
だって、自分の子どもが この世に生(せい)を受け、そのうえで 野球を好きになって、同じチームに入ったからこそ、このメンバーでの 「かんぱ~い!」 ができるのですから、まさに〝子は鎹(かすがい)〟を体現した如くの横のつながりでしょう。
大人と子どもが〝不思議な縁〟でつながってできた 「かんぱ~い!」 だったのでした。
/
/
◇祝!全国大会出場!「おめでとう、かんぱ~い!」
最後に足を運んだのが、社会人女子ソフトボールチームの 全国大会出場祝賀会でした。

Photo_3

こちらのチーム、その笑顔に似つかわしくないほどの スゴイ実力を有しておられ、今年もまた全国大会の切符をゲット、9月に秋田県で開かれる全国大会に出場の運びとなりました。
私は、監督の O サンとの縁で、チームの主催大会の支援などをさせていただいていますが、いつもながら、彼女たちの元気パワーに圧倒されています (^^)
会の〆(しめ)には、キャプテンの S サンから 改めて〝気合いの言葉〟が発せられ、改めてチームの結束が確認されていました。
ちなみに O 監督とは、私の取組む 「スポーツコミッション」 で通じるところがあり、今後もイイ形で連携していきたいと思っています。
大きな家族の姉妹のようなメンバーの、笑顔がまぶしいひとときでした。
6月23日は

〈 建議 〉

2014-06-28 | インポート
6/27 Fri. [クラちゃんの起床時刻 5:05 AM]
この日の夜、地域のお二人の識者の方と意見交換する機会がありました。
くだんのご両人は、地域の将来に向けて 課題意識とビジョンを 「思い」 として抱いておられ、その 「思い」 を どう具体化するか・・・に心を砕いておられます。
また、現下の 例えば市行政の〝仕組み〟についても 建設的な警鐘を鳴らしておられ 「このままではイカン!」 的な認識に立って 私に対してサディッションしてくださいます。
事例として挙げられたのが 「災害時の避難指示」 です。
市行政は 基本的に 「行政区」 を単位として成り立っており、一定の規模をもって境界を設定し、住民は その行政区の範囲で 自治会活動を行っています。
しかし、災害などの有事が発生し、避難を余儀なくされた場合、行政区内で定められた避難場所に向かうより、隣りの行政区の避難場所へ向かった方が より近く より安全に保身できることが往々にしてあるものです。
すなわち、日常生活の行政区と、有事の際の避難等の〝区分け〟は違ってしかるべきで、その〝現実〟に則した形でシュミレーションしていくべきだ、というご意見です。
そのうえで 避難訓練についても、例えば川中島地区住民が一堂に会して行う訓練は、土のうの積み方などのノウハウを学ぶのはイイが、こと 「避難」 については 「川中島の住民は、区内の避難所に集まれ!」 というのは実に合っておらず、地域によっては隣りの篠ノ井行政区の小学校や公民館に避難することを想定した訓練を行っておかないと、無理に地区内の避難場所にこだわったあげく、被害を大きくすることになりかねない、とのこと。
また、受け皿たる避難所を管轄する行政側においても、日常生活の行政区を単位として避難対応を想定しれば、異なる行政区の避難住民については把握が不十分になり、例えば点呼の際には 「あんた、どこの者(もん)だい?」 と、混乱することは必至ではないか ということです。
それには、より広域的な避難訓練・シュミレーションが求められるところであり、言い変えれば、無駄ともなる訓練をするより、図上訓練で確認する方が効率的では、との述懐もされておられたところです。
・・
事程佐様(ことことさよう)に、社会には 改善しなければならない点、さらなる取組みが要される点が内在していることから、今後 不定期に会(回)を重ね 「建議」 という形で意見具申していこうということで一致しました。
「誰が言ったか」 ではなく 「何を言ったか」 を旨とし、さまざまな思考の積み重ねが、地域をより良くする、イイ意味での〝起爆剤〟となるよう アタマを使っていこう、ということで この日の〆となったところです。

200


〈 クラちゃんと語ろう会 〉

2014-06-27 | インポート
6/25 Wed. [クラちゃんの起床時刻 5:15 AM]
この日、地区の公民館で 「クラちゃんと語ろう会」 をご開催いただき、ひざを交えての有意義なひとときを共有しました。

Dscf0323

今年の活動方針として 「キメ細かな 「語ろう会」 の開催」 を掲げている倉野後援会においては、支部長さんをはじめ それぞれの役員のみなさんにご尽力いただき、コンスタントにミニ集会を開いていただいています。
(何度も触れていますが)大きな集会では得られない〝ヒザ詰(づ)め感〟の中、じっくりと意見交換ができ、この日も 地区に内在するさまざまな課題を教えていただき、またとない 「勉強」 の機会となりました。

Dscf0323_2

地区には地区のイイところ、また恒常的に抱えておられる課題も これアリ、それは やはり その地区に足を運び、そこで社会生活を送っておられる方の生(なま)の声を伺わないことには なかなか実感として伝わってこない面があります。

Dscf0326

この日いただいた さまざまなお話しを心に留め、みなさんを同じ課題意識をもちながら、明日からの活動に活かしていきたいと思うところです。
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!・・
・・・・・

〈 環境問題 二題 〉

2014-06-26 | インポート
6/25 Wed. [クラちゃんの起床時刻 4:15 AM]
◇スポーツに親しむ環境づくりを
開催中のサッカーワールドカップ ブラジル大会、それぞれのゲームが白熱の中で行われている一方、各国の社会環境に話しが及んでいました。
たとえば サッカーひとつを取っても、日本(の子どもたち)は、マ、こちらでは当たり前のことですが、最初(幼児期)から靴を履き、ちゃんとしたお庭で キレイな白いボールを追いかけつつ育っていきます。
一方、開催国ブラジルなどでは、子どもたちは靴など履かずに裸足のまんま、そこらの路地裏で 半ば茶色くなったボールを無心に追い、サッカーに親しんでいくものです。
これら〝環境の違い〟は、国によってさまざま、ある意味 物質的に恵まれているか そうでないかに分かれるところです。
しかし、その通底に流れる サッカーに対する思い入れ(気持ち)は万国共通・・・むしろ 他のレジャーが少ない分、ブラジルのような途上国の方が、その ボールに寄せる思いは強いと言えるのかもしれません。
たとえ生活環境は異なれど、ひとつ事(こと)に夢中になること、それらを通じての〝機運の醸成〟によって、競技力向上・競技人口増加・人気度上昇につながるのかもしれません。
実は最近、地域の少年スポーツ団体の〝競技人口〟が減っているのが 密かな問題になっているのです。
子どもの人数自体は多くいるハズなのですが、なぜかスポーツチームに入る子どもの頭数(あたまかず)が揃わず、他チームとの合併を余儀なくされるところも出てきており、これだけ満ち足りた環境にあるにも関わらず、なぜ?と思わざるを得ません。
子どもを取り巻く〝遊び〟も多様化し、スポーツ以外に楽しみを見出して時間を過ごす子どもが増えていることを示しているとも申せます。
やはり、いかにスポーツに親しみ、スポーツを好きになってくれる 「環境づくり」 を進めることが肝要、というところでしょう。
また昨今は、親御さん自身がスポーツをやらない傾向にもあり (一説では 「キャッチボールができないパパ」 が居るとかいないとか・・・) この スポーツを巡る 「環境問題」 も、見えざる大きな課題となっているようです。

Wcfuleco

◇日中を取り巻く「環境問題」
去る日に行われた 「長野市日中友好協会」 の総会の場で、出席された 大手製粉メーカーの T 相談役が、議事の中で発言を求められました。
曰(いわ)く 「わが社は、最近 中国と綿密な関係を構築しつつありますが。最近 反日感情や PM2,5などの環境問題が遍在しており、杞憂の念に堪えないところです。今後の日中関係はどうなるのでしょうか。」 とのことです。
それに対し、長野県日中友好協会の参事は 開口一番 「まさに、日本と中国とは〝環境問題〟を抱えながら推移しているのです。」 と述べられました。
曰(いわ)く 「反日運動や領土問題は〝政治環境〟の問題と申せます。そして PM2,5などの大気汚染や水質汚濁は、いわずもがなの〝環境汚染問題〟です。そこに、最近はやや落ち着いてきましたが、レアアースの問題や、中国に進出した日本企業と中国経済の関係変化に伴う〝経済環境問題〟が加わり、今や日本と中国は、さまざまな〝環境問題〟に曝(さら)されている と申せます。しかし、これらの 環境問題 は、人為的要因で生まれてきたものであり、言い換えれば、相互の国民努力により、必ず解決できる問題であるとも言えるのです。」 とのことでした。
自然が相手の自然現象のように、人の力では為す術もない 環境問題 もありますが、一見 如何ともし難い課題であろうとも、人の為した 環境問題 は必ず解決できるもの・・・現実の厳しさを思い知ると同時に、課題に対する認識を新たにさせられた〝環境問題〟に係るコメントだったのでした。

Ilm2007_01_0034