倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈~の ために〉

2009-10-30 | インポート

10/29 Thu.  [ クラちゃんの起床時刻 5:20 AM ]

 

◇ 新政権 初の国会・・・でも何だか〝違和感〟が。

議会の控え室で、何気なくTVをつけると、国会中継が行われていました。

鳩山政権誕生後、初の臨時国会が招集されていたのです。

総選挙後の組閣以降、公共工事の見直しや外交問題などで、既に「鳩山丸」は航行を始めているところですが、国会という〝主戦場〟で、これからの国や国民生活のあり方について論戦を交わすのは初めて、ということになります。

 

もとより、これまでの政権と違い、国民生活第一の視点に立っての〝純粋度の高い〟国会運営ですので、与野党共に、論点について、どうすることが国民生活向上に結びつくのかに据え、いたずらな権力争いにならない、白熱した議論を期待するものです。

 

ところで、チャンネルを合わせた時、ちょうど社民党の福島瑞穂議員が演壇に立っていました。

で、ワタクシそこで、何ともいえない違和感を覚えたのでした(^^)

そうです福島議員は消費者・少子化担当大臣として〝答弁〟に立っていたのです(当たり前ですが ^^)

しかし、いち有権者である私は、与党を追求する野党の急先鋒であった福島サンが、与党大臣として閣僚席に座り〝野党自民党〟の質問に応じている姿に、何というか鏡に映った時計を見ているような〝違和感〟を感じてしまいました ^^;

「野党慣れ・与党ボケ」というマスコミジョークがありますが、われわれ自身も、政権が変わり、〝座る位置〟が逆転したことに、まだ慣れていないナ、と思ったところです(^^)

 

その一方で、長期に亘り政権に座り「上げ膳・据え膳」に慣れてしまった〝野党自民党〟の議員は、これからホント大変だと思います。官僚から流される情報の量が極端に減るでしょうから。

初日から見ていても、質問は原稿に頼り、アドリブを効かせての再質問などの〝切り込み〟まではできない現状を見るにつけ、これまでの〝オ育ちの良さ〟の裏返し、といえるでしょう。

 

また質問の中で、例えば〝財政問題〟をぶつけてみても、そもそもの元凶は、これまで政権を担っていた自民党なのですから「♪ そんな世の中に誰がした」と歌のセリフになってしまうように切り返され、攻め手に欠けているように見えました。

 

いずれにしても、国民の多くは、一朝一夕に成果を出せ、などとは思っておらず、今の民主党のひたむきな姿勢に共感し、たとえ時間はかかっても、旧来の政治体制を打破することに大きな期待を寄せていると思います。

 

幸い谷垣自民党も、新生自民党として清々と論戦に臨む姿勢が垣間見られ、望ましい国会の形ができつつあるような気がします。

わが国の分岐点ともいえるこの重要な時期に〝見ていて面白い〟真に国民のための内容の濃い論戦が展開されることを期待して止みません。

 

 

◇ 大豆実る・・・収穫の秋「エコーンファーム」

 

秋晴れの好日、線路脇の大豆畑で大豆の収穫が行われ、市内を移動中、慰問に伺いました。

 

Photo

 

ここは、私が「エコーンファーム」と名付けた畑で、地域の授産施設「エコーンファミリー」の利用者を中心にして、それを地域のボランティアの皆さんが支える形で、農作物が育てられています。

 

この日は利用者サンは、週末に開催されるイベントの準備のため欠席を余儀なくされ、現場の作業はボランティアの皆さんだけで行われていましたが、皆さん秋の日差しの下で、丸々と実った大豆の苗を次々に引き抜き、収穫の喜びを実感されていました。

 

Photo_2

 

抜いた苗は、日当たりのイイ線路脇に立てられ、日光を充分に吸収しながら乾燥されます。

 

Photo_3

 

やがてこれが、それはそれはオイシイ「おたっしゃ豆富(とうふ)」に〝変身〟するのでしょう。

 

ハンディを持ちながら地域で元気に暮らす方々を、地域の皆さんが支え、この日のような豊かな実りを実感する・・・何か「支え合い」のお手本のような「エコーンファーム」の運営は、これからの地域社会のあるべき姿を示唆してくれているような気がします。

 

いつも時間ががなく、慰問だけに終わってしまうことに恐縮していると「気持ちだけで結構、また来いヤ!」と声をかけていただき、せめてブログで皆さんの活躍ぶりを広く伝えることを約束させていただいたところです。エコーンファミリーの〝仲間〟ために汗を流す、イイ笑顔が揃いました。

 

Photo_4

 

 

◇ ゆうせん放送で「献血にご協力のお願い」が・・・イザ鎌倉、と駆けつけました(^^)

 

午前中のゆうせん放送で「日赤奉仕団からお伝えします。今、川中島支所前で「献血運動」を行っていますので、ご協力ください。」とのこと、それを聞いて、とりも直さず駆けつけました。

 

Photo_5

 

というのも、日赤奉仕団の皆さんには、過般の「茶臼山トレッキングコースイベント」で、救護の関係でタイヘンお世話になっており、また、来る11/8(日)の福祉バザー会場で、所属する「長野中央ライオンズクラブ」が行う「フードドライブ事業」でもお世話になることになっており、その日赤奉仕団が中心となる献血活動とあらば、何をおいても協力せねば、と忠誠心の塊(かたまり)となり、イザ鎌倉、とばかり駆けつけたところです。

 

会場にはすでに多くの〝心ある〟住民の方々が並んでおられ、日本赤十字社の方も「川中島の方々はホント律儀(りちぎ)な方が多くて助かります。」とおっしゃっていました。

 

せっかくでしたので、待ち時間を利用して、受付嬢と「律儀写真 ^^」に収まり、その後シッカリ400ccを献血させていただきました。

 

Photo_6

 

で、いつも思うのですが、献血担当の看護師サンは、ホント注射がお上手ですネ。実はワタクシ、注射がやや苦手なのですが、献血の際は痛くもかゆくもなく「あれ、蚊でもとまったか・・・」程度の感覚で終わってしまい、感心しきりです。

 

終了後は、さすがにややボーッとしましたが、日赤奉仕団サンのために、いくらかでも〝奉仕〟できてヨカッタ、の感でした。

 

◇ オマケ・・・献血車の創意工夫「運転席の〝空間〟」までも活用 (@ @)

 

献血の待機のさい、ふと運転席に目をやると、ハンドルの上部の空間にデスクがしつらえられ、PCでデータ管理が行われています (@ @

 

Photo_7

 

聞けば、後部は女性看護師が使う献血アイテムで一杯で、男性職員の作業場所がないので、創意工夫の末、この〝空間〟の活用を思い付き〝デスク〟も手作りで用意したとのことデス。

ステイ(支柱)を駆使し、後部の献血スペースに割り込むことなく、事務作業をこなしていました。

 

実はワタクシも、この手の〝創意工夫〟が大好きで「やるじゃん!」と、思わず食指(しょくし)が動いてしまいました(^^)

 

 

 

☆ お知らせ ・・・ 「フードドライブ」にご協力ください! ☆

 

私の所属する「長野中央ライオンズクラブ」では、社会奉仕活動の一環として「フードドライブ事業」を行います。

「フードドライブ」とは、家庭において、購入や時候の贈答などで入手されたものの、使用されずに戸棚などで〝眠っている〟缶詰や乾麺などの保存食をお持ち寄りいただき、それを必要としている団体や個人に寄付する「食を通じた社会奉仕活動」です。

この活動は、社会奉仕活動の意義と併せて〝飽食の時代〟と言われる昨今、私たち市民自身が、食の大切さを見直すという点においても大きな意義があると考えています。

 

読者(^^)の皆さんにおかれましては、活動の趣旨をご理解のうえ、ご自宅の食品棚をちょっとチェックしていただき、お持ち寄りいただければ幸いに存じます。

詳細につきましては、こちらのPDF(新建新聞社 中村 光氏プロデュ-ス)に、判りやすくまとめられておりますので、ぜひご一覧ください! 

              ↓

    「food_drive_data.pdf」をダウンロード

 

なお、今年は、より市民生活に密着した形で行いたいとし、次の2会場で行います。

 

Act.1 「地域に根ざしたフードドライブ」

     と き 11月8日(日) 午前9:00~12:00

     ところ 川中島公民館前広場 [特設テント]

     (イベントチラシをご覧ください) ↓

       「food_drive_kawanakajima.pdf」をダウンロード

 

 

Act.2 「生活に根ざしたフードドライブ」

     と き 11月15日(日) 午前10:00~午後2:00

     ところ マツヤ 赤沼店(ショッピングモール赤沼) [特設テント]

     (イベントチラシをご覧ください) ↓

       「food_drive_matsuya.pdf」をダウンロード

 

 

ヨロシクお願い申し上げます!

 

 

 

 

 

 

 


〈温かい激励〉

2009-10-29 | インポート

10/28 Wed.  [ クラちゃんの起床時刻 6:35 AM ]

 

◇ 朝、電話を通じて、厳しい示唆と 温かい激励をいただきました。

 

朝食もそこそこに、朝の新聞やメールチェック、ブログ管理などを行っていると、一本の電話が。

「もしもし」と応じると「クラノさんかね。」という落ち着いた声が。

声を聞けば、かねて面識を持たせていただいた方で、大先輩ながら政治に対して深い造詣をお持ちのTさんでした。

Tサンは、静かな物腰ながら、いきなりストレートの直球を投げ込んでこられました。

 

「キミは、今回の市長選を、どう総括するのかね。」

 

あまりのド真ん中ストレートに思わずたじろぐと、それを見越したようにTサンは続けます。

「今回の市長選で、民主党は惨敗と言ってもイイほどの惨憺(さんたん)たる結果だった。

もとより私は民主党支持者だが、その立場をもってしても、イヤ支持者だからこそ、今回の一連の対応は、市民の期待を、ものの見事に欺(あざむ)く結果となった。

新聞などでは〝総括〟などど格好のイイことを言っているが、その前に、まず〝反省〟を行わないことには、長野市の民主党に明日はない。」と、バッサリと断罪されました。

 

そのうえでTサンは、私のことを気遣ってくださり「もとよりキミは、兵隊でいえば最前線の一兵卒なのだから、今回の〝負け戦(いくさ)〟で、これからが大変になると思う。国会議員や県議会議員と違い、選挙が終わって結果がどうだからと言っても、キミは戦場に留(とど)まらなければならない立場だ。厳しい立場になると思うが、信念をもってガンバレ。」と、まるで父親のように、温かい言葉をかけてくださいました。

 

私は、何というか、ビンタを張られて、その後で抱きしめてもらったような愛情を感じ、ホントにありがたく思ったところです。

実際、今回の市長選においては、その厳しさを認識したうえで全力を尽くさねばならず、正直いって「キツい環境」にありました。

そして、まさにTサンがおもんばかってくださったとおり、市議の立場は、大本営でなく〝最前線〟なのです。

竹ヤリ一丁で艦隊と対峙するような展開ですが、Tサンのような「親心」に支えていただいていることを懐(ふところ)に抱き、信念をもってこれからも全力で取り組んでいきたい、と改めて心に誓ったところです。

・・・と言うと、何だか悲壮感に満ちていますが、立場はどうあれ、市民生活向上を思う気持ちは、市長だろうが係長だろうが議員だろうが「共通の目標」ですので、議論すべきは議論しながら、それぞれの立場で貢献できるよう、是々非々をもって諸課題に臨んでまいりたいと思います。

 

 

いずれにしても、朝イチでいただいた一本の電話・・・「出直し」にふさわしい、厳しい示唆と、温かい激励が込められた、ありがたいひとときでした。

「見ている方は見てくれている」さまざまな〝支え〟を糧に、これからもガンバロウ!と思った次第です。

 

ところで、くだんのTサン、齢(よわい)おいくつかは存じませんが、聞けばインターネットを駆使し「倉野立人でございます」も閲覧していただいているとのことでした(@ @)

その冷静な判断と前向きなご発言も、年齢に関係なくネットと駆使する、ポジティブな生活姿勢にあると拝察し、私もいずれ、Tサンのような〝前向きな長寿者〟になりたいとしみじみ思ったところです。

 

 

 

☆ お知らせ ・・・ 「フードドライブ」にご協力ください! ☆

 

私の所属する「長野中央ライオンズクラブ」では、社会奉仕活動の一環として「フードドライブ事業」を行います。

「フードドライブ」とは、家庭において、購入や時候の贈答などで入手されたものの、使用されずに戸棚などで〝眠っている〟缶詰や乾麺などの保存食をお持ち寄りいただき、それを必要としている団体や個人に寄付する「食を通じた社会奉仕活動」です。

この活動は、社会奉仕活動の意義と併せて〝飽食の時代〟と言われる昨今、私たち市民自身が、食の大切さを見直すという点においても大きな意義があると考えています。

 

読者(^^)の皆さんにおかれましては、活動の趣旨をご理解のうえ、ご自宅の食品棚をちょっとチェックしていただき、お持ち寄りいただければ幸いに存じます。

詳細につきましては、こちらのPDF(新建新聞社 中村 光氏プロデュ-ス)に、判りやすくまとめられておりますので、ぜひご一覧ください! 

              ↓

    「food_drive_data.pdf」をダウンロード

 

なお、今年は、より市民生活に密着した形で行いたいとし、次の2会場で行います。

 

Act.1 「地域に根ざしたフードドライブ」

     と き 11月8日(日) 午前9:00~12:00

     ところ 川中島公民館前広場 [特設テント]

     (イベントチラシをご覧ください) ↓

       「food_drive_kawanakajima.pdf」をダウンロード

 

 

Act.2 「生活に根ざしたフードドライブ」

     と き 11月15日(日) 午前10:00~午後2:00

     ところ マツヤ 赤沼店(ショッピングモール赤沼) [特設テント]

     (イベントチラシをご覧ください) ↓

       「food_drive_matsuya.pdf」をダウンロード

 

 

ヨロシクお願い申し上げます!

 

 

 

 


〈会議でヤラれ「笑う警官」を読んで実感した チームワークの素晴らしさ〉

2009-10-28 | インポート

10/27 Tue.  [クラちゃんの起床時刻 7:40 AM ]

 

◇現実の会合に〝違和感〟を覚え、空想の小説に〝共感〟しました。

 

佐々木 譲 著の「笑う警官」を一気読み、フィクションながら「仲間を思う心でつながったチームワーク」に共感を覚えました。

で・・・その「伏線」として、夕方行われた〝生身(なまみ)〟の会議で、何ともいえない違和感を覚えたのです。

 

午後6:30、ボランティア事業の計画について話し合う会議が開かれ、私は計画の内容について説明する役割を仰せつかりました。

この会議の参加者は、会社経営者などの〝お偉さま〟がほとんどのため、説明者としては、経過報告から検討事項まで「一目瞭然」となるよう、詳細の会議資料とし、それを読んでいただきながらの説明とさせていただきました。

 

にも関わらず・・・です。計画の進め方について、一部の方から〝クレーム〟が相次ぎ、明らかに資料に記してあることについて問い質(ただ)すなど、声を荒げます。

何だか、最初から資料を見る気も説明を聞くつもりもなく、要するに、いかに〝揚げ足を取るか〟に腐心しているようなのでした。

そんな状況でしたが、執行部側に座る百戦錬磨の先輩会員は「まあまあ」ととりなし、会議は〝それなりに〟進行しましたが、私は何ともいえない違和感を覚えたところです。

 

そもそもボランティアというものは、社会奉仕という「共通の理念」を抱いた者同士が集い、共に助け合いながら〝立場抜き・損得抜き〟で行うものだと思います。

そこに「オレの思う通りに」とか「この際もうけてやろう」などの〝邪(よこしま)〟な考えを持ち込んだ時点で一体感は瓦解(がかい)し、気持ちはバラバラになってしまうでしょう。

 

心底がっかりした私でしたが、不覚にもそれが表情に出たらしく、何人かの〝心ある〟メンバーが声をかけてくださいました。

マ、大人の社会のやり取りですから「長いモノには捲(ま)かれろ」というところでしょうが・・・でも何ともねぇ・・・何で純粋になれないのか、と最後まで「・・・」の感でした。

 

そしてその夜、読みかけていた「笑う警官」を読んで、曇っていた心が晴れた思いがしたところです。

この小説は、私の好きな警察サスペンス小説で、書店で何気なく手にし、合間を見て、節(せつ)単位で〝鈍行(どんこう)読み〟をしていたのです。

そんな折の、この日の「モヤモヤ会議」・・・釈然としない気分を変えようと、気になっていた〝後の展開〟を読み進めたところです。

 

物語の舞台は北海道警察。とあるアパートで現職婦人警官が殺害され、その容疑者として同僚警官(津久井巡査部長)が目(もく)され、内々のうちに射殺もやむなしの手配がされます。

しかし、その裏には道議会の「百条委員会」への出廷阻止の幹部の思惑が重ねられていたのでした。

そんな中、同僚の犯行を疑問視する〝心ある同僚〟が自発的に集まり、津久井巡査部長の無実を証明すると同時に、百条委員会への出廷を実現させるために、道警幹部と対決する形で真犯人を追うというもので、限られた時間の中、捜査権限を持たない警官仲間が連携を取りながら東奔西走、やがてその友情に共感する同僚警官が次々に〝津久井救出作戦〟に参加する痛快ストーリーです。

 

モヤモヤした気分のままページをめくった私でしたが、後半の息づまる展開に我を忘れ、イイ意味で現実から離れることができました。

 

何より、警察という〝究極の縦割り機構〟の中にあって、仲間の無実を信じ、自らの保身を顧みず、さらにそれも、誰に指示されることなく自発的に集まった者同士が連携して行動するという、まさに〝究極のボランティア集団〟の活躍を目(ま)のあたりにし、これが興奮せずにいられましょうか (^^)

 

折しも、生身の人間同士のやり取りに違和感を覚え、空想の世界に共感を覚えた夜、チームワークのあるべき形について考えさせられたのでした。

 

心地よい溜息(ためいき)と共に本を閉じ、これからの人生「純粋度」は失わないようにしたい・・・としみじみ思ったところです。

 

Photo

 

 

P・S・・・「笑う警官」が映画化されていました(@ @)

 

先日TVで、試写会あいさつの模様が流されており、その映画のタイトルが、何と「笑う警官」

容疑者として追われる「津久井巡査部長」を演じるのは、お笑いタレントの宮迫博之サンだそうです。

ここ何年も映画など観に行ってないので、時間を見つけ是非行ってみたいと思います。

 

 

 

 

 


〈思いやり〉

2009-10-27 | インポート

10/26 Mon.  [ クラちゃんの起床時刻 5:40 AM ]

 

◇ 雨の日に乗るチャリンコの怖さ

 

夕方、電車で出かける用事があり、自転車こぎこぎJR今井駅へ向かいました。

ちょうど前線が通過中で、空からは比較的大粒の雨が降っています。

雨の日、それも夕刻の「たそがれどき」の自転車走行は、誰もが経験していますが「危険と隣り合わせ」狭い道でのクルマとのすれ違いの際などは、人もクルマも〝緊張の一瞬〟を共有するものです。

 

それと「自転車は横の動きに弱い」という運動特性により、ヒヤリ経験やスッテンコロリン経験、ありません?

いわゆる曲がり角や曲がろうとする際、何というか「遠心力の頂点」に差しかかったトコロに、マンホールや白線、この時期は落ち葉なんかがあると、ツルッといってしまうことがあり、冷や汗モンです。

また、昨年の12/29のブログでも触れましたが、最近では側溝敷の「へり」に金属加工がされ、それが自転車族にとってはかえって危険の温床になってしまっていることなど、残念ながら「人や自転車に優しい環境」には至っていないのが現状です。

この日の私も、御厨公園を通り抜ける際、落ち葉に滑り、車道と歩道の段差に前輪を取られ・・・転びこそしなかったももの、スリル満点の自転車行でした ^^;

 

行政に改善を申し入れる際、自分が実際に「当事者」になって現状を体感し、実感をもって対峙することは非常に大切だと思います。

ま、実際に転んでみせるところまではいかないまでも(^^)当事者目線で諸課題にあたる、この姿勢は今後も貫いてまいりたいと、ヒヤヒヤ運転をしながら思ったところです。

 

ところで・・・常に感じますが、雨の日ほど、ドライバーのマナーの違いを感じますね。

歩道のない道路で、クルマに追い越される際、冨に感じます。

「善人グループ」は、自転車との車間をあえて取りながら走行してくれたり、もっと丁寧なのは徐行して水しぶきをかけないように気配り運転をしてくれたり、おそらく自分も自転車に乗ったり、家族が自転車族なのでしょう、チャリンコの立場に立って運転してくれます。

 

ところがギッチョン「悪人グループ」は、雨が降って轍(わだち)に雨水がたまっているのに、人や自転車がいてもおかまいなし、いつものとおりのスピードで、轍の中を平気で走り抜ける輩(やから)がいます。

道交法によれば、衣類を汚したり濡らしたことへの損害賠償請求は可能なようですが、一瞬の〝犯行〟に対しては「こらーっ!」と叫ぶのが精一杯、ナンバー読み取りなどとてもできるものではありません。

 

せめて自分は、雨の日や雪の日など、悪天候の際にはとりわけて、人や自転車に優しい運転、思いやりのある運転に心がけたいと、しみじみ思ったところです。

 

そんなこんなで辿り着いた先は、北長野駅そばの「酒楽」

恒例の「MMC」なる楽しい飲み会が行われました。

実はここ数ヶ月、総選挙などで流れてしまい、この夜は久々の一同再開となりました。

それでも倉沢快調いや会長曰く「毎日クラちゃんのブログ見てるから、久しぶりという感じがしない ^^」とのこと、なるほどブログにはそういう〝日常のつながり効果〟もあるのか、と思った次第です。

 

互いに酌み交わし、一連の地方政治の流れを報告し、労(ねぎら)いや今後のあるべき形について意見をいただくなどしながら、和やかなイイ時間を過ごさせていただき、久しぶりに飲む般若湯(はんにゃとう)の美味(うま)さと会話の楽しさを堪能させていただきました。

 

この会も、さり気ない会話の中に、何ともいえない温かい思いやりが感じられ、大切にしていきたいと、襲いくる睡魔と戦いながら実感したところでした。


〈これからも全力で〉

2009-10-26 | インポート

10/25 Sun.  [ クラちゃんの起床時刻 5:25 AM ]

 

◇ 長野市長選挙・市議補欠選挙が執行されました。

            結果をどう今後の市政に反映させるか、が 私たちの責務です。

 

10月25日、長野市の今後の舵取りを託す、長野市長選挙が執行されました。

結果は、3期目をめざす鷲沢正一氏が58,379票を獲得、猛追した新人の高野 登氏を、わずか651票差で振り切る形で、辛くも当選を果たしました。

私の支援した小林けいせい候補は、残念ながら及ばす、それでも僅か2週間の準備期間にも関わらず31,184票を獲得しました。

 

ただ、いかんせん出遅れ感は否めず、何というかマラソンレースを100m走のペースで走り抜かねばならない慌ただしさで、投開票報告会場では「あと1週間あれば・・・」の声があちこちで聞かれたところです。

 

民主党陣営における、この市長選挙の総括については、今回に限っては、よくいう「候補者の不徳の致すところ」は全く当てはまりません。

ひとえに、民主党長野県連・民主党長野市支部の「不徳」であり、そちらの取り組み方についてこそ、真摯な分析・反省がされるべきです。

選対においてもそのことを重く受け止めており、結果が出た後は、(私も含めて)選対幹部の方から小林けいせい候補に対してお詫びがされました。

それら周囲の声に対し、小林けいせい候補はあくまで謙虚な姿勢を崩さず終始笑顔で対応してくださり、改めて氏の温かい人柄が伝わってくると共に、急ごしらえでしたが全員で一丸となって取り組んだ〝試合内容〟については胸を張っていこう、と一同で確認し合ったところです。

 

そのうえで、今後の市政運営において、具体論に入る前に注目されるのが、鷲沢氏は、これほどまでに批判票が積み上げられ、あと一歩まで追い込まれたという事実をどう受け止め、今後の舵取りに活かしていくか、ということでしょう。

 

すなわち、今までの市政運営にも課題や問題が内在しており、そのことに対し市民が強烈な鉄槌(てっつい)を下したことを真摯に受け止め、謙虚な姿勢をもって市政運営にあたるのか、それとも「勝ちは勝ち」として、今までどおり(ご自身も言っているとおり)ワンマン市政を続けるのか、というところが大きな〝分岐点〟になると思うのです。

高野候補と小林候補の得票を足せば、明確に批判票が上回るのですから(かといって事前に調整できてれば・・・というのは「たられば話し」で今さら言っても仕方ありませんが)市民会館の建て替えや都市内分権などの懸案について「今までどおり」とせず、今一度、市民の声に耳を傾け「誰のための市政か」ということを再考されることを期待して止まないところです。

 

そのうえで、私たち議会に身を置く者としても、今回の選挙結果が、これからの市政がどのように運営されるかを見守りながら、明確に示された「市民の声」が反映されるよう、是々非々の立場で厳しく取り組んでまいりたいと存じます。

 

また一方で(先日も触れましたが)私にとって、この数ヶ月間は〝収穫の多い〟期間でもありました。

人間模様の中で自分なりに精一杯活動し、学ぶところ大・・・今後の社会生活に大いに活かしていきたいと思います。

 

そんな中でしたが、政策づくりなど、小林けいせい候補と二人三脚で歩んだワタクシ、候補の家族の皆さんともつかの間交流させていただいたところですが、互いに支え合う小林家の、思いやりに溢れた様子に触れ、また、厳しい選挙戦でしたが、それだけに心の通う温かい親交を持たせていただき、何ともウレシク思ったところです。

縁あってお近づきになれたので、今後も地域社会発展のため、手を携えながら共に歩んでいきたいと思います。

小林けいせいサンは、これで終わりではありません。

必ずまた、どこかのステージで、地方政治の要として活躍される人材と確信しますので、お互い切磋琢磨しながら、前向きに歩んでいきたいものです。

 

 

長野市政の歴史に残るとも言える激しい選挙戦を経て「勝った・負けた」はありますが、選挙の最終目的は「市民生活の向上」ですので、その〝真の目的達成〟に向け、これから私の立場でも、全力を尽くしていくことを改めて強く思い、毅然として歩んでまいります。

 

554aa27d2ec67056

       (Yahoo! 画像より 「朝陽」)