6/29 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 4:55 AM ]
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地域の少年野球チームが主催する少年野球大会が開催され、開会式にお招きをいただきました。
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大会会場となっているグラウンドは、隣接の団地の雨水を貯留する目的をもって造られました。
所管は長野市河川課で、管理は体育課となっています。
そのうえで こちらのチームは、率先して 「 グラウンド愛護会 」 を設立し、自主的にグラウンド整備を担っていただいています。
もとより、土日の子どもの 「 過ごさせ方 」 が大切とされている中、野球を通じて子どもたちの健康な身体と、集団行動による社会性を〝仕込んで〟いただいており、そのうえで、子どもたちがより良い環境で白球を追うことのできる環境整備にも汗を流していただいており、頭の下がる思いです。
子どもたちの笑顔のために、労を惜しまない大人の方々の不断の取組みは、しっかりと ちびっこ選手の心に届き、感謝の思いを全力プレーで示してくれることでしょう。
主催チームのキャプテンくんの選手宣誓が、整備の行き届いたグラウンドに 爽やかに響いていました。
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開会式を済ませ、用務のため一旦帰宅せんと移動中、近所の公園の一角で、区長さんたちをはじめムラの住民の方々が〝閣議〟を開いておられました。
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「 いかがなされた?」 とカオを出すと、これから公園入り口の花壇に花を植える作業をする、とのことです。
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住民自治協議会の環境部会の Y サンが丹精込められて育てた幼花のポットを、円形の花壇に 環状に植えていきます。
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色とりどりの花たちが、みなさんの手により次々と植えられ、そこにたっぷりの水がくべられます。
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みなさん、花々に「キレイに咲けよ」と声をかけておられるよう、丁寧に移植ゴテで穴をあけ、ポットから取り出した花をいけておられました。
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何かと慌ただしく、また 何かと世知辛い昨今、花を愛(め)でる感性は とっても大切なことだと思います。
それも、自分の庭だけを奇麗にするだけでなく、公共の場をみんなの手で美化することは、まちへの愛着にもつながるももでしょう。
自分のためではなく、みんなのために汗を流すことは、一見 労を外へ逃がしてしまっているようですが、その実は、公共に尽し 他愛の精神を抱かれたことで、その方ご自身の心を豊かにし、結果的には満足度も倍増することと思います。
当該の公園入り口は交差点に面しており、道を急ぐドライバーや、学校を行き来する学生などが往来する場所なのですが、そんな忙しい日常の中でも、信号待ちなどで この花壇を目に留め、きっと一服の涼とすることでしょう。
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まるでアート作品の如く、奇麗に植栽が完了、花の可憐さと 「 みんなのために 」 イイ汗を流した参加者のみなさんの笑顔が イイ感じで重なり合っていたのでした。
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