倉野立人のブログです。

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〈啓発記事〉

2012-12-24 | インポート
◇啓発記事・・・「 愛犬の〝落し物〟キチンと始末しましょう! 」
寒さも増してきたある日、地区内に住む S サンから、困り顔で相談されました。
「 ウチの家の敷地の出入り口に、街灯があるんだけど、そこが何だか、犬の散歩の〝排泄ポイント〟になっているらしく、不定期に犬の〝おみやげ〟が放置されて迷惑しているんだ。 」 とのことです。
そこで S サンの求めに応じ、若里にある保健所から 「 フン害禁止 」 の啓発看板をもらい受け、届けて差し上げました。
この手の問題は、残念ながら、私の周囲のみならず、地域のそこここで散見される〝社会問題〟になっており、もとより問題解決には、飼い主のモラル に依(よ)るしかありません。
ところで、長野市には、公園での行為などについて許可・不許可を明示した 「 長野市都市公園条例 」 があり、その中に(残念ながら)公園内にペットを伴って入場することを禁じる条項(第五条 第八項)があります。
「 長野市都市公園条例 」 全文はコチラ
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ペットとの入園を禁止する条文(要約)は次のとおりです。
第5条 都市公園においては、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
(第8項)動物を引き連れ(盲導犬など一定条件を除く)、または他人の迷惑となるような物品を携帯して入園すること。
このことについては、愛犬家の団体などから、愛するペットと一緒に公園で散歩ができるよう、規制を見直すよう要望が出された経緯もあるのですが、残念ながら今のところ見直しに至っていません。
その大きなの理由のひとつが(残念ながら)「犬のフン害が絶えない」ということなのだそうです。
ペットブーム と言われて久しく、可愛らしいペットたちが、家族同然の愛情を受けながら、人間社会で〝共存〟しています。
そして、大部分の飼い主は、正しいモラルに基づき、散歩のときはミニスコップやビニール袋を携行し、愛犬の〝落し物〟は共同責任において片付けています。
ところが、一部の心無い飼い主の〝ズク無し行為〟によって環境が汚され、そのせいで規制を余儀なくされていることは、残念極まりないところです。
ドイツなどでは、飼い主のモラルの上にたって、犬の入場オーケーのレストランが多くあるとも聞いています。
モラル意識が高まれば、それだけ社会理解も深まるという好事例です。
いずれにしても、犬連れの方々は 「 そこに家がある、そこは誰かが通る 」 の自覚をもって、もし自分の家の門前で〝される側〟に立ったらどう思うか、に心をいたし、愛犬のしたことの始末は、飼い主の責任において行うよう心がける・・・というより、 当り前の行動 として遵守してもらいたいものです。
ことに・・・これから雪が降り積もると、心無い飼い主は、雪に紛れて知らん顔、といくケースが散見され、雪溶けと共に醜物が現れる、という悪循環になりがちなのです。
犬には罪はありません。悪いのは、リードで従えすまして歩く、飼い主自身なのです。
一日も早く フンが解消され、公園でもペット連れも市民が闊歩できる日を願うばかりです。