倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 本気でオイシイ 〉

2013-04-30 | インポート
◇消防団分団の歓送迎会で舌鼓〝絶品スープ〟が供される
去る日曜日、長野市消防団川中島第一分団の歓送迎会が催され、遅参ながら出席させていただきました。
地域の安心安全を守り、いざというときは関係当局と速やかに連携し事案に対処する消防団は 「 究極のボランティア 」 とも申せ、団員のみなさんは、それぞれに仕事や家業を抱えながらも、挙げて地域防災・減災に 不断の活動を重ねておられます。
その雰囲気は、ときに家族のよう、ときに兄弟のよう、ときにスポーツチームのよう・・・分団長を中心に、すばらしいチームワークを構築しておられます。
この日も、卒業する団員を拍手で送り出し、新たに加わる新入団員を温かく迎え入れ、新たな年度に新たなイイ雰囲気が醸成されていました。
実は、当地区では、先日住宅を全焼する火災があり、団員のみなさんは出動を余儀なくされたところです。
長野マラソンの開催日の早朝3時半頃に発生した火災、私も有線放送を聞きつけ4時半頃現場に駆けつけましたが、すでに多くの団員が活動服をまとい、消防局員と連携しながら消火活動にあたっていました。
おりしも 季節はずれの雪が降る中の厳しい作業でしたが、誰一人文句も言わず、黙々と事(こと)にあたるその背中は、本当に大きく映ったものでした。
不測の事態の最たる事案である 火災 ですが、その不測の事態に臨機応変に対応いただく消防団の存在の重要性を再認識し、今後も団員数を維持しながら、安全な社会環境の保持にご活躍いただくことを期待するばかりです。
ところで、消防団といえば、行事の度に〝汁モノ〟が供されるのが 定番 です。
この日の歓送迎会にも、お椀に入った〝汁モノ〟が供されたのですが、食してみて 「!」 それはそれはオイシイ一品だったのでした。

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一般的に、消防団の〝汁モノ〟といえば 「 豚汁(とんじる) 」 ですが、こちらで供されたのは、塩味で中華風の、何ともアッサリかつコクのある絶妙スープだったのでした。
思わず 「 シェフは誰?」 と聞くと、指さす方(かた)を見て、おいしさの理由が判りました。
団員のひとりの A サン、長野市の給食センターの調理員をお勤めなのです。
いただいたのは、いわばプロの味・・・消防団行事においしいスープのミスマッチが、ますます美味しさをそそり、あたしゃ思わずお代りを頼んでしまいました。
それぞれの社会環境の方で生活を営まれる消防団のみなさんですが、ひとたび法被を着れば同じ仲間です。
そんな中でも、それぞれの特技を活かして団活動に貢献する。
理想的なチームワークを垣間みたひとときだったのでした。

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〈 球春少年野球大会を開催 〉

2013-04-29 | インポート
4/28 Sun.  [ クラちゃんの起床時刻 ]
春の好日、地域の野球少年たちを対象にした「球春少年野球大会」を開催、元気な声がグランドに響きました。

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今回で 9 回を数える「球春野球大会」は、私が議員活動を緒に就けた後に初めて行ったスポーツ行事であり、もって私の議員活動の 原点 でもあります。
私自身、当選直後、どのようなスタンスで議員活動に取り組むか・・・を模索する中、地域の少年野球チームの総監督に大会の開催を促され、後援会の役員サンと試行錯誤しながら第1回大会を開催しました。
その際の、夢中で白球を追う子どもたちの無垢な姿に一同は感銘を受け、その感動が、私や、クラノ後援会にとっての 「 青少年の健全育成 」 に取り組む一つの大きな柱となりました。
大会には、地区内の3チームのA・Bチームから成る6チームが、揃いのユニフォームに身をまとってエントリーしてくれました。
開会式のあいさつで 「 学校が土日休日の中、週末の子どもの 過ごさせ方 学校が非常に大切になっています。そのためにも、元気な身体と健全な精神を育むスポーツに親しむことは有意義なので、これからも野球を通じて明るく元気な小学校生活を送ってください。」 と述べさせていただきました。 

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開会式は、前回優勝チームのキャプテン君の元気な選手宣誓で締めくくられました。
大会実行委員のイキな計らいで、各チームのキャプテンが周りを囲み、共々に全力プレーを誓いました。

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開会式の後、A・Bリーグに分かれ、抽選に基づいて総当たり戦を行いました。
ところで、この 「 球春大会 」 やはり実行委員会のイキな計らいで、イキなセレモニーが行われています。
試合開始に先立ち、選手全員がベンチ前に整列、チームのお母サンの代表が 「 ウグイス嬢 」 になり、あらかじめ用意した 子どもの個性を表した紹介コメントを添え、マイクを通じて全選手を紹介するものです。
まるで球場の如く、みんなの前で本格的に紹介されたちびっこ選手たち、ちょっとだけ はにかみながらも、名前を呼ばれて一歩前に出て帽子を取ってペコリと一礼、温かな拍手を浴びていました。

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その「ウグイス嬢」を務めたお母サンたち、後で聞けば、選手以上にキンチョーしたそうです。

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「 やだ、かんじゃったァ!」 と苦笑するママさんもおられましたが、いずれにしても ほのぼのとした空気が流れていました。
それまで無邪気な子どもたちでしたが、試合開始を控えるとスイッチが入り、一転 アスリートの表情になります。監督の指示に大きくうなずき、勝利を期して円陣を組み、横一線に並びます。

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そして、主審の「集合!」の声に「行くぞ!」と応え、一斉にベンチを飛び出します。

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ほど良い緊張感をもちながら、各試合が始まったのでした。

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第一試合に先立ち、ワタクシ及ばずながら始球式の大役を仰せつかり、どうにか一球を投じました。 ^^;

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その後は、各チームごとに熱戦が展開されます。ちびっこ選手たちと監督・コーチ、そして応援に駆け付けた保護者のみなさんが一体となってゲームに臨んでいました。

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エースの熱投あり、フルスイングあり、見ているこちらも力の入るイイ試合が展開されます。

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Bグランドでも、子どもたちが元気に白球を追っていました。

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バットがボールを捉えると、1塁へ向かって全力疾走です。

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Bチームは まるで家族のよう、おとうさん然としたコーチを囲み、アドバイスに元気に応えています。

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何となくおぼつかないようなBリーグでしたが、ヤルときはやる!果敢にホームを陥れます。

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グランドには、お孫ちゃんの応援におばあちゃんも駆けつけてくれ、孫の晴れ姿に目を細めていました。

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それぞれに全力を尽くし全試合が終了、各チームが表彰されました。

優勝チームに真紅の優勝旗が贈られ、各チーム選手の健闘が称えられました。

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閉会式のあいさつで 「 今シーズンは始まったばかり。今回の大会で、うまくいったことも うまくいかなかったことも、その全てを今後の経験に活かして、最終的にいいシーズンだったと言えるように、明日からまた頑張ってください。また、日頃からサポートしてくれる、監督・コーチ・おうちの方々に感謝の心を忘れず、それに応えるためにも全力プレーを心がけてください。 」 と述べさせていただきました。

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閉会式を終え、それぞれに表彰されたちびっこ選手と、それを支えられる大人のみなさんと一緒にレンズに収まりました。

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私たちはこれからも、子どもの笑顔のために、健全育成の環境整備に努めていく所存です。

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この子どもたちが、野球などのスポーツを通じてたくましく育ち、やがて地域をしょって立つ存在になってくれることに期待を寄せ、育ち、育てる環境向上の一助を成(な)していきたい、と思うところです。

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早朝から大会運営にご尽力いただいたご関係のみなさん、ホントウにありがとうございました。


〈 ゲートボールの ルーツ 〉

2013-04-28 | インポート
◇ゲートボールの〝ルーツ〟TVで話題に
 
去る日のお昼の番組で 「 子どものために考案されたスポーツはどっち? 」 というテーマで ゲートボール が取り上げられていました。
 
 

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比較されているのは 「 ボウリング 」 で、ゲストコメンテーターや街角インタビューなどで 「 どっちが子どものために考えられた競技でしょう? 」 と問いかけられていましたが、以外とボウリングと答える人が多くいたものでした。
 
で、正解は、もちろん 「 ゲートボール 」 でした。
 
 

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(私も以前から触れていますが)ゲートボールは、北海道の鈴木さんというパン屋のおじさんが、戦後の荒廃期に子どもたちに遊びが少ないのを不憫(ふびん)に思い考案したものです。
 

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イギリスの伝統スポーツを取り入れ、子どもが手軽かつ平等に遊べるよう工夫を凝らしたものでしたが、その手軽さが高齢者の人気となり、いつの間にか高齢者の間で爆発的なブームとなり、いまや高齢者スポーツの代名詞ともなっています。
 
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私自身、このゲートボールこそ、体格や身体能力に関係なく平等に遊べ、また限られた面積、目の届く範囲で子どもを遊ばせることができることから、放課後児童の遊びとして改めて普及させるべきと考えております。
 

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数年前には、子どもを対象にしたゲートボール交流会を開催したこともありましたが、その後、指南役の方が引退されてしまってりで、いわば棚ざらしになっていることから、今年度は改めて関係方面に働きかけて、ジュニアゲートボールの灯を再び点(とも)していきたい、と思っています。
 
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いずれにしても、現在 現役でプレーされているおじいちゃんおばあちゃんが止(や)めてしまえば、ルールや楽しみ方などの〝中身〟の伝承は途絶えてしまうことから、あと数年が勝負と位置づけ、異年齢交流の視点からも意義のある 「 おじいちゃんおばあちゃんによるゲートボール教室・交流会 」 の場を設けるなどしていきたい、と思うところです。
 
 
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それにしても 「 ゲートボール=高齢者スポーツ 」 の固定概念の強いのには、改めてビックリしました。
 
このあたりの〝誤解の払拭〟が急務なのかもしれません。
 
 
 

〈 観光の 起爆剤 となるか 〉

2013-04-27 | インポート
4/26 Fri.  [ クラちゃんの起床時刻:4:55 AM ]
長野市南部の観光スポットである 『 茶臼山公園 』 に 「 モノレール 」 が運行されることになり、27日の本格運行を前に 試乗会 に足を運びました。

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茶臼山公園は、長野市篠ノ井地籍の山腹の丘陵を利用した公園施設で、動物園・植物園・恐竜公園、またマレットゴルフ場やトレッキングコースなどを備えた、いわば複合型のパークです。
茶臼山公園のサイトはコチラ
    ?
http://www.chausuyama.com/kyouryu/
近年、地方自治体が運営に関与する動物園などの施設が、関係者の創意工夫により人気を博するようになってきており、この茶臼山公園についても、動物園のレッサーパンダなどの〝アイドル〟をはじめ、アスレチック型の広場など 休日のファミリーレジャーを手軽に楽しめることが市民の人気を呼び、来場者は増えつつあります。
その一方で、斜面に在する地勢は、来場者が、特に 「 動物園北口 」 の入口に至る間、駐車場から上るのがタイヘンになっていることから、この際、駐車場と動物園北口をモノレールでつなぎ、来訪者の利便性向上と、新たな観光ツールとしての活用を期そう、というものです。

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この日は あいにくの時雨(しぐれ)模様でしたが、本番は翌日からですので、いわゆる地ならしの雨といったところでしょうか、
篠ノ井瀬原田地籍から 茶臼山動物園をめざして坂を上っていくと、動物園北口の案内看板の下部に 「 モノレール 」 の案内表示が記されています。

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案内に従いカーブのつづらを折っていくと、ほどなく動物園の北口駐車場につきます。
発着駅 は、これまで自然史館として利用されていた建物をリフォームしたもので、外観にはその頃の名残(なごり)が残されていました。

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ブルーを基調にした丸みを帯びた車両?は、定員が25名で、延長176m、最勾配約20度、高低差37mの斜面を、時速3kmでゆっくりと昇降します。

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眼下には篠ノ井エリアの市街地が広がり、ちょっとしたパノラマ気分が味わえます。

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車両はほどなく上部駅に到着、動物園北口にスムーズに接続されました。
ただ、正直いって 「 乗車時間が短いな 」 という印象は否めないものがありましたが。
こちらの北口駐車場には、現在約300台の駐車場が整備されていますが(今後も拡充予定)このモノレールの設置により、駐車場利用者(車)の分散化も期待されるところです。

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なお 下部駅には、篠ノ井信里地区のおやき工房の方々が 「 よってけや 」 なる販売ブースを展開され〝プチ行楽気分〟の創出にひと役かっておられます。

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長野市の観光施策については、善光寺一辺倒からの脱却、多様な観光ニーズにどう応えていくか、が 大きな課題になっていると申せます。
 
この茶臼山エリアは、若年世代のファミリー層や、お孫さんを連れた家族ぐるみの手軽なレジャー施設として、今後の発展に大きな期待が寄せられるところです。
 
今回、2億1400万円を投じて整備されたこのモノレールが、将来に向けた長野市観光の魅力創出の〝起爆剤〟のひとつとなるよう、充分に活用されることを期待すると同時に、PRなど積極的に行い、一人でも多くの方々に利用していただけるよう具申していきたいと思いをいたしたところです。
 
 
 

〈 危険個所見聞 〉

2013-04-26 | インポート
4/25 Thu.  [ クラちゃんの起床時刻:4:05 AM ]
ムラのおじいちゃんから、人を介して要望が寄せられました。
聞けば、おじいちゃんの大切な伴侶(はんりょ)が、駅から自宅へ戻る途上、幹線道(市道)を横断していて、あともうちょっとで渡り切る というところで乗用車に撥(は)ねられ、重傷受傷してしまった、とのことで、ついては この際、横断頬道を設置してくれないか、とのことでした。
現場は、JR今井駅から今井原団地を東へ縦走した突き当りの T 字路で 「 荒屋穂刈 」 信号から 約 200m 南 の地点です。

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連絡をいただいた翌日、地元区長サン、自治会長サン、近隣住民の方にお集まりいただき、そこに、所轄の川中島交番の警察官にも立ち会ってもらい、実況見分を行いました。

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現場はコチラ
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川中島地区については、さきの長野冬季五輪大会の開催に伴い、道路などの社会インフラが急速に整備され、そこに商業施設が進出するなどして、生活の利便性は飛躍的に向上することとなりました。
しかし その一方で、流入する車両の量の増大などにより、交通事故などの危険度が増してきたことも否めない事実です。
こちらの現場も、通称 長野オリンピック道路を快調に走行してきた車両が、おそらく勢いもそのままに南下し、信号を突っ切ったところでおばあちゃんの現認が遅れ、事故に至ってしまったのでしょう。
また被害者たるおばあちゃんについても、クルマの速さを予測し切れず横断を始め、あとちょっとで渡り切るいうところで間一髪間に合わず 受傷に至ってしまったものと思われます。

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この現場に限らず、高齢者が被害者になる交通事故の何割かは、やや広い道路を横断中(それも渡り切る直前)のケースが占めていると聞いています。
クルマがスムーズに通行できるために整備された道路が、高齢者をはじめとする歩行者を危険にさらしてしまっていることは憂慮に堪えないところです。
この地点は 「 荒屋穂刈 」 信号の南は 他に横断歩道などが無いことから、関係自治会・関係区長のコンセンサスを得て、改めて要望の俎上(そじょう)に上げていただくこととしました。
死亡事故など、取り返しのつかない事故の後に整備されるような〝後追い行政〟にならないよう、適切な手続きを踏んで、おじいちゃんの切実な声に応えていきたい、と思いをいたしました。
 
 
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