プロ家庭菜園家のやさい畑日記 ~相模原 清水農園~

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生姜を長生きさせるコツ☆

2015年03月16日 | 過去の記事
生姜はすりおろしたり、刻んだり、薬味に使うので、なかなか使いきれませんね。
でも、冷蔵庫で保存しているといつの間にか干からびていたり、腐らせてしまったことありませんか?
これは、生姜の生態に原因があります。



生姜は熱帯アジアが原産で、あったかくじめじめした所が好き!

熱帯アジア原産の生姜は低温と乾燥を嫌います。
とくに10℃以下になると低温障害がでて、状態が悪くなり、味も極端に落ちます。
私たち農家も、冬の間、生姜を寒さから守るため1メートル以上の穴の中に埋めて、その上にわらなどで覆って貯蔵しておきます。
ちょっと大変ですが、そうでもしないと、生姜は日本の冬を越すことができないのです。

ですから、冷蔵庫の中に入れると言うのは、わざわざ生姜をだめにしているようなものです。

生姜を保存するには冷蔵庫に入れず、少し湿らせた新聞に包んで、常温(15℃くらい)のお部屋に置いておくのが良いです。
長期間保存する場合は、すりおろしてしまって、小分けにし冷凍庫で保存すると、新鮮な状態で保存できます。