プロ家庭菜園家のやさい畑日記 ~相模原 清水農園~

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ニンニクのがん予防効果がさらにアップする☆

2015年03月18日 | 過去の記事
日本人の二人に一人ががんになると言われています。
普段の生活にも気を使って、何とかがんを予防していきたいですね。

ニンニクにはがんを予防する成分がたっぷり含まれているのですが、
このがん予防効果をさらに高める方法がわかりました。





ニンニクを食べることによって得られる、がん予防効果が高いと言われる成分「スルフィド類」と「アホエン」。
しかし、これらの成分は生のニンニクには入っていません。

にんにくをみじん切りにしたり、すりおろしたりすると、すぐに酵素がアイリンと言う成分にはたらいて、アリシンと言う成分を作りだすそうです。ニンニク特有のにおいのもとです。
でも、酵素がよく働いて、アリシンを十分に作りだすのに、10分くらいかかります。この間はがまんして待ちましょう。

「スルフィド類」と「アホエン」はアリシンを100度くらいの低温の油で熱したときに生成される成分です。
アリシンが十分に生成されたニンニクを、油と一緒に鍋にいれて、弱火でゆっくり加熱しましょう。軽く泡がプクプクと出るくらいの温度で、数分炒め、成分を油に移します。

不思議なことに、このニンニクの調理法は、イタリア料理では当たり前に行われています。イタリア料理の基本でも、ニンニクのおいしさを油に移す技法は低温でゆっくり炒めることなのです。健康とおいしさは、常に一体のものなんですね。