プロ家庭菜園家のやさい畑日記 ~相模原 清水農園~

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掘り上げるじゃがいも、植えるじゃがいも

2013年03月04日 | 畑の出来事。。

これは、夏に植え付けた「にしゆたか」と言う品種のじゃがいもです。
いっぱんに秋作のじゃがいもと言われています。
12月から収穫できるようになり、3月までは土の中でずっと保存できます。
土から掘りたてのものが新じゃがなので、冬の間中、ずっと新じゃがが楽しめます。

3月になると芽が出てきてしまうので、すべて掘り上げる作業をしています。
にしゆたかはやや粘質で、荷崩れが少ないので煮物やカレー、シチューに最適です。
フレンチフライにしても、とってもおいしいですよ。



にしゆたかを収穫する一方で、今度は春植えのじゃがいもを植え付けます。
関東では春作と秋作の二回、じゃがいもが作れるのです。
写真は「キタアカリ」です。ポクポクのじゃがいもでは不動の人気を確立しました。
荷崩れしやすいですが、コロッケ、ポテトサラダにすると、本当においしいですね。
筆者も大好きなじゃがいもです。
芽の部分が明りがついたように赤くなるので、キタアカリと言う名前になったようです。



人気急上昇中の「インカのめざめ」です。こちらも春植えに選びました。
ややねっとりした質感で煮崩れしにくいので、煮物に使えます。
最大の特徴は栗に似た食味があると言うことです。
サツマ芋に似ているとも、かぼちゃに似ているともいわれます。
貯蔵の大変なさつまいもやかぼちゃに変わり、スープやお菓子、アイスクリームなどにも加工できると言うので、
料理をする人間としては、とても魅力的なじゃがいもです。


キタアカリとインカのめざめをさっそく植え付けていきます。
たっぷり元肥を入れた畑を、トラクターで耕して、30センチ間隔に穴をあけていきます。



あけた穴にじゃがいもをポンポンリズミカルに入れていきます。


あとは鍬で、穴に土を寄せていくだけです。
昔は土に溝掘って、溝にじゃがいもを並べていたんですが、これだと1日がかりの大変な作業でした。
作業が終わるころにはへとへとです。
今回の方法なら、鼻歌を歌いながら、半日もかからず終わります。
楽勝です。

カブネギの白和え  ~3月の野菜~

2013年03月04日 | 野菜大好き!~旬野菜のお料理です~


カブネギはこの時期とても柔らかくておいしくなります。
シンプルな塩とごまの白和えにしてみました。
一本ネギでもできるので、お試しください。

≪カブネギの白和え≫
材料
カブネギ・・2、3本 木綿豆腐・・100g 塩・・小匙1/4 白ゴマ・・大匙2
だし醤油・・少々
作り方
① カブネギは1センチくらいの小口切りにして、1~2分湯がき、ざるに上げておきます。
木綿豆腐はキッチンペーパーなどに包んで、水気を出しておきます。
② すり鉢に白ゴマを入れてすります。ある程度細かくなったら、塩、豆腐、だし醤油を加えて一緒にすり、ペースト状にします。
③ カブネギとと―負のペーストを和え、器に盛ります。ひねりごまを振って出来上がりです。
※分量は目安なので、適当に変えてください。