My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風力発電に携わって(その4)

2010-04-05 21:04:42 | 風力発電回顧日記
企画調整課に異動して、特に上司からは何の相談も無く、当然の
ように自分が風力発電の担当になりました。

すぐに、コンサルティングを担当していた東京電力の担当者と
顔合わせをして、仕事が始まりました。
この時、役場に入って12年が経過していましたが、町外の企業の
人達と仕事をするのは初めてで、名刺もほとんど使ったことが無
いような状態でした。

4月中にはNEDOに補助申請をしなければなりませんでしたが、申
請書類はだいたい完成していて、町の概要や風力発電についての
考え方など、申請書の鑑になる部分の作文をして決裁をとりました。

平成14年4月23日にNEDOへ正式に補助申請をしました。この時点で
は設備利用率や稼働率など風力発電に関する基本的なこともまった
く知らず、今考えると恐ろしいことですが、取り敢えず期限までに
申請するというのが第一の目標でした。

南伊豆町のJパワーウインドファーム運転開始

2010-04-04 20:36:13 | 風車日記
南伊豆町で建設中だった電発のウインドファームが運開しま
した。→日経プレスリリース

ヴェスタス2M機×17機のウインドファームで伊豆半島南部の低炭素
化に大きく貢献することになります。以前、現地を案内してもらいま
したが設備利用率30%はいけそうな立地です。

完成を前にした地元の見学会では、太平洋をぐるりと見渡せ、富士山も
見える絶景を生かして、是非、観光スポットにしたいと盛り上がったそ
うです。

風力発電に携わって(その3)

2010-04-04 20:14:31 | 風力発電回顧日記
どうしても納得いかないことがあり、財政係からの異動を希望
してそのとおり異動になったのですが、その異動先は企画調整課
の企画係でした。

風力発電に反対していたところ、風力発電の担当部署に異動に
なるとはまったく予想していませんでした。しかも、異動の内示
後、異動先の上司(係長)が「自分は風力発電の担当は絶対に
やらない」と言っているのが私の耳に入りました。

新しいことや厄介なことを若い職員に押し付けるというのは良く
あることだったし、新しく上司になる人はまさにそういう人だっ
たので、自分は最初から反論する気も無く、「仕事だからやるし
かないだろ」と考えていました。

そして、正式に辞令を受け取り、企画調整課企画係に異動しまし
た。

お花見イベント

2010-04-03 21:37:47 | その他の仕事
今日、明日と町のクロスカントリー大会で「花見の宴」という
イベントを開催しています。

10年ほど前に伊豆新世紀創造祭の際、単発のイベントとして
お花見を開催したことがあり、その際は随分と予算をかけたよ
うですが、今回久しぶりに手作りでの復活となりました。

クロスカントリーコースのスタート地点直線の両側に110本のソ
メイヨシノを平成2年に植栽して毎年手をかけているのですが、
立派な桜並木となりました。河津桜と違い見頃が短いので、イベ
ント開催はなかなか難しいのですが、取り敢えずやってみようと
いうことになりました。

今日はまずまずの天候に恵まれ満開少し前ですが、私が予想し
ていた以上の人出もあり一安心しました。嫁と次男、三男も遊
びに来たのでが夕方までたっぷり遊びました。

夜はこれも初めての試みでライトアップをしているのですが、
夕食後家族6人で見学に行きました。
今年は予算の関係もあり、一部のみのライトアップですが今日
見た感じでは、これはお金をかける価値があると思いました。
すべての桜をライトアップしたら非常に見ごたえがあると思い
ます。来年からはもう少しお金をかけて是非、本格的に取り組
みたいと思います。本当はライトアップのプロにお願いしてみ
たいのですが、きっとかなり費用がかかるんだろうなあ。

明日は今日より寒い予報なのが残念ですが、子供フットサル大
会やニュースポーツ(ペタンク、グランドゴルフ)体験会、よ
さこい踊り、太鼓の演奏などもあります。

近くに町営風車もあるのでついでに風車見学もしてもらえたら
嬉しいです。来年は風車見学会もいっしょにやったらおもしろ
いかもしれませんね。

風力発電に携わって(その2)

2010-04-01 20:42:07 | 風力発電回顧日記
平成13年に財政担当として町営風力発電所の建設計画を知ったとき
の感想は「風力発電?何だそりゃ」という感じでした。

もちろん、財政係がそんなわけのわからないものに賛成するわけには
いきません。風車建設を特命で担当していた当時の助役に「この財政
難の折、風力発電なんかやってる場合ではありません。失敗したら
どうするつもりですか?」と突っかかると助役は「いや絶対に儲かる」
と言いました。私は「絶対に儲かるなら民間企業がやれば良いのでは
ないでしょうか?」と食い下がりました。

恐らく、その時点で既に風力発電を町営でやることに決まっていたの
でしょう。当時の町の幹部は当然風力発電について素人なので、コンサ
ルの言うことを100%信じていたんだと思います。何一つろくに検証も
することなしにです。

私はこの当時、風力発電事業の他に当時の町長の政策でどうしても納得
できないことがあり、人事異動の希望書に「財政担当として納得できな
いので異動を希望」と書きました。