過日、環境省が愛媛県伊方町、愛知県豊橋市及び田原市
で実施した風車から発生する騒音と低周波音についての
調査結果を発表しましたが、それを受けて「風車から健
康に影響する低周波音が確認された」という誤解を与え
るような報道をしたマスコミがありますが、完全にミス
リードだと思います。
環境省の調査では低周波音は測定されましたが、それが
人体に悪影響を与えるものだということは一切明らかに
なっていません。
また、発電用大型風車から低周波音が発生していること
についても今までも測定データにより確認されており、
問題なのはそれがどの程度の大きさで体調不良とどのよ
うな因果関係があるのかということです。
日本風力発電協会のプレスリリースには以下のように記
されています。
(*)調査結果からは、以下の3点が明らかになりました。
なお、一部の新聞報道におきまして、「発電用風車から健康
に影響する低周波音が確認された」という趣旨の記述があり
ましたが、今回の発表は、低周波音と健康被害のこうした因
果関係に関する結果や事実については言及しておりません。
1.20Hz以下の超低周波音は、4箇所の計測地点すべてが感覚
閾値に比べて十分に小さい値であると確認さ れた。
20Hz以下の周波数成分が、超低周波音の感覚閾値(人が感じ
取ることのできる最小レベル)よりも20dB程度小さく(百分の一)、
個人差(5~10dB)を考慮に入れても十分に小さい値である。
2.風車から発生していると見られる可聴音領域の騒音値変化
が測定されたケースがあった。
豊橋市を除く3箇所の計測地点では、風車の運転/停止により、
可聴音領域の騒音値変化が測定された。
豊橋市の計測地点では、風車の運転/停止による可聴音領域の
騒音値変化が測定されなかった。
3.今回の測定結果については、更なる調査・検討が必要である。
風が騒音計(マイク)に当たることで生じる風雑音により、強
風時に計測値が高くなる問題があるため、風雑音の影響を更に除
去することが必要である。風車近傍において特徴的な周波数成
分が見られ、この音源を特定する必要がある。
以上は転載ですが、詳しくは協会のホームページをご覧ください。
で実施した風車から発生する騒音と低周波音についての
調査結果を発表しましたが、それを受けて「風車から健
康に影響する低周波音が確認された」という誤解を与え
るような報道をしたマスコミがありますが、完全にミス
リードだと思います。
環境省の調査では低周波音は測定されましたが、それが
人体に悪影響を与えるものだということは一切明らかに
なっていません。
また、発電用大型風車から低周波音が発生していること
についても今までも測定データにより確認されており、
問題なのはそれがどの程度の大きさで体調不良とどのよ
うな因果関係があるのかということです。
日本風力発電協会のプレスリリースには以下のように記
されています。
(*)調査結果からは、以下の3点が明らかになりました。
なお、一部の新聞報道におきまして、「発電用風車から健康
に影響する低周波音が確認された」という趣旨の記述があり
ましたが、今回の発表は、低周波音と健康被害のこうした因
果関係に関する結果や事実については言及しておりません。
1.20Hz以下の超低周波音は、4箇所の計測地点すべてが感覚
閾値に比べて十分に小さい値であると確認さ れた。
20Hz以下の周波数成分が、超低周波音の感覚閾値(人が感じ
取ることのできる最小レベル)よりも20dB程度小さく(百分の一)、
個人差(5~10dB)を考慮に入れても十分に小さい値である。
2.風車から発生していると見られる可聴音領域の騒音値変化
が測定されたケースがあった。
豊橋市を除く3箇所の計測地点では、風車の運転/停止により、
可聴音領域の騒音値変化が測定された。
豊橋市の計測地点では、風車の運転/停止による可聴音領域の
騒音値変化が測定されなかった。
3.今回の測定結果については、更なる調査・検討が必要である。
風が騒音計(マイク)に当たることで生じる風雑音により、強
風時に計測値が高くなる問題があるため、風雑音の影響を更に除
去することが必要である。風車近傍において特徴的な周波数成
分が見られ、この音源を特定する必要がある。
以上は転載ですが、詳しくは協会のホームページをご覧ください。