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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

伊豆天城エコタウン構想

2005-10-15 10:46:58 | 風車日記
昨日は、県エネルギー対策室の取り組みで、天城山周辺の特に伊豆市を中心とした市町で、積極的に新エネルギーを導入しエコタウンにしようという計画の策定委員会が開催され出席した。

メンバーは伊豆市、西伊豆町、河津町、東伊豆町の他、国の森林管理所、県森林整備室、畜産振興室、東部支援局、賀茂支援局、野鳥の会、民間企業などで、計画の取りまとめは、三菱総研が担当する。

計画策定を県主導で実施してもらえるのはありがたいことだが、結局計画を具現化できるかどうかは、「お金」の問題に行き着く。
当町でも一時、生ごみのバイオマス発電に興味を持っていたが、少し調べたところ、5億円かけて作ったプラントが毎年2千万円を持ち出して運用されていた。環境政策として考えると取り組む意義があるが、現在の当町の財政状況では、2千万円の資金を毎年継続して支出していくことに、理解を得るのは難しい。

現在、補助金の交付を受ける前提でも自治体が最終的に資金の持ち出し無し、即ち収支が均衡するのは、風況の良い場所に大型の風車を建設する場合だけだ。もちろんその場合でもリスクはある。

やはり、県として本当に新エネルギーの導入にやる気があるのなら、県として補助金を交付する制度が必要だというのが、市町の本音だ。

昨日の委員会には民間事業者も出席していたが、伊豆市と西伊豆町をまたいでの風力発電事業の他に、旧中伊豆町内でも大手発電会社が風況調査を開始したらしい。

今日の午後は、沼津市から親子新エネルギー施設見学ということで50人が風車に来ます。国と県の後援を受けて沼津市が実施する行事らしいです。
風力発電所には大型バスが乗り入れられないので、ハイキングを兼ねて浅間山(せんげんさん)展望台~風車~町立体育館を歩いてもらう予定です。天気がチョット心配です。


今月の風車30万kwhを突破

2005-10-13 22:29:03 | 風車日記
本日、午後4時30分に今月の累計発電量が30万kwhを突破しました。今月の予算上の目標が36万kwhなので、ちょっと驚きです。

当町の風車は昨年およそ29%の設備利用率でしたが、月別の設備利用率が一桁になるような極端に風の弱い月がない代わりに設備利用率40%を超えるような、飛びぬけて発電量を稼げる月も無いというのが特徴です。

今年は風が弱く、先月まで予算比でマイナス300万円弱ですので、今月プラス200万円ぐらい挽回したいと思ってしまうようないい風が続きました。しかし、台風の進路がチョットやな感じです。風車が止まってしまうような暴風だけは勘弁してくれ。頼む。

今日は午前中、休暇をとって幼稚園の運動会に参加しました。これで今年は無事に小学校、幼稚園とも参加できました。仕事だから仕方ないとはいえ、昨年は小学校の運動会へ行けませんでした。

最近よく思うのは、子供はアッと言う間に大きくなってしまい、大きくなってしまえば二度と運動会へ行ったり参観日へ行ったりできなくなってしまうんだということです。子供に関する行事にはできる限り、参加したいと思います。

風車まだまだまだ絶好調です。

2005-10-12 22:20:32 | 風車日記
今日も風が吹き止みません。今月の目標は36万kwhですが、明日で30万kwhに到達しそうな勢いです。(明日の夕方には風が止みそうですが)

今週の土曜日(15日)から月末までに、風車の視察が7件あります(1件は地元中学生の総合学習)。皆さん10月の爽やかな天候を期待してのことと思います。もちろん、晴れていればそれが最高なのですが、最悪雨でもいいので、霧だけは勘弁してもらいたいです。霧がかかると、風車の真下まで行っても風車が見えません。

特に遠方からお越しの方や、子供達にはいい天気の中で風車を見てもらいたいです。土曜日は沼津市が国や県の後援をうけて実施する、親子新エネルギー施設見学の予定です。ハイキングを含めて1時間半の予定ですが、天気予報が良くないので心配です。

風車まだまだ絶好調

2005-10-11 22:46:21 | 風車日記
風車は3連休で10万kwh以上を発電しました。売電金額はおそらく120万円に達しているはずです。3日間で10万kwhはちょっと記憶にありません。

そして今日も一日中、定格風速以上の風が吹き続けています。明日一杯ぐらいはいい風が吹きそうです。気分がいいです。

本日より、当町議会の常任委員会が愛媛県の伊方町(旧瀬戸町)他へ視察へ行っています。最近放映されている日通のテレビコマーシャルに写っているあの風車です。前瀬戸町長の井上さんが、視察の対応をしてくれるそうです。有意義な視察になると良いのですが。

風車絶好調

2005-10-10 21:53:24 | 風車日記
昨日に引き続き今日も朝から、定格風速に近い風が吹いています。
この分だと今日で20万kwhに到達しそうです。設備利用率でいうと46%以上です。

天気予報によれば明後日ぐらいまでは結構吹きそうな感じです。今月の収支目標は36万3千kwhですから、この勢いはすごいです。
風が吹いていると精神的にも非常に楽チンです。

今日で、国勢調査票の回収が終わり、これから調査票のチェックをして、調査区図と世帯名簿を作れば終了です。しかし、100世帯あると、名簿を作るだけで一苦労です。全国で調査に携わっている皆さん、がんばりましょう。

秋祭り

2005-10-09 23:47:26 | 子育て日記
今日は地元の秋祭りでした。現在、子供会の役員をしているので、今日は朝から一日、子供達のお神輿についてまわりました。その結果、足が棒のようです。
明日は、朝から子供神輿のためにいただいた、ご祝儀の勘定をして、会計報告を作ります。

しかし、今月に入っていい風の日が続いています。今日も一日中ほぼ定格風速が吹いています。

しずおか環境・フェア

2005-10-08 11:36:45 | 風車日記
昨日(10/7)は静岡市のツインメッセで3日間開催されている「しずおか環境森林・フェア」の初日に参加しました。

この環森フェアは企業等のブース展示と、各種セミナーが同時進行で行われていて、私はまず最初に県エネルギー対策室主催の新エネルギーのセミナーで足利工大大学院の教授で風力エネルギー協会会長の牛山先生の講演を聴きました。
いつものことですが、とてもわかり易く、また何ともいえないユーモアの持ち主であり退屈することがありません。

今回は原発の段階的停止を国として決定し、実際に取り組んでいるドイツの話が中心でした。また今後の洋上風車の必要性などについての話題にも触れられました。
講演の前には、来年の風サミット開催のことでご挨拶をさせていただきました。

牛山先生の講演の後には静岡県の大井川流域での新エネルギーの導入可能性についての発表がコンサルからありました。興味はありましたが、その後の「環境先進事例セミナー」で風力発電について発表するための打合せがあり、途中で退席しました。

今回、県環境森林部からの依頼で私は東伊豆町の風力発電事業の紹介をすることになり、全国風サミットの宣伝を兼ねて引き受けました。

風力発電の担当になって何度か、講演や発表をしたことがありますが、今回のような開かれた会場(展示会場の特設ステージ)で話をするのは初めてでした。
感想はまずお客さんが少なかったということです。話し初めのときは席が半分も埋まっていませんでした。話している途中で椅子の周りの立ち見の人が少し増えはしましたが、ちょっと残念でした。

私の他に、滋賀県の草津市の職員の発表もあったので、依頼した担当者はもう少し配慮が必要だったのではないでしょうか。例えば会場内でもっとキチンとアナウンスをするとか、あるいは、県の職員をもっと動員するとか。サクラというとマイナスイメージかもしれませんが、発表の内容については県の環境政策の職員は聞いておいて損はないというか、県よりもむしろ市町の方が現場に近く、進んでいることもあるので勉強になるのではないでしょうか。

基本的に県のイベントは、代理店への丸投げに近いことが多いようなので、担当職員に当事者意識が欠けている傾向があるように思われます。

発表の後は、予定外でしたが出展者交流会に誘われ、せっかくですので出席しました。乾杯の後、突然ご指名いただき、ご挨拶をすることとなり、県の関係者及び、出展者の皆さんに来年の風サミットへのご協力をお願いすることができました。

交流会には環境森林部長以下、県環境森林部、企画部等の室長が多数出席していました。その中には、私の発表を聞いていた方も何人かいて社交辞令だとは思いますが、お褒めいただきました。
また、普段お目にかかる機会の無い環境森林部長にもご挨拶する機会をいただき、来年の風サミットのことや、現在進行中のウインドファームの件についてご協力のお願いをすることができました。(環境森林部は保安林や環境影響調査を所管しています。)

予定外の交流会でしたが、有意義なものとなりました。

風力発電所ホームページを更新しました。(9月分実績)

2005-10-05 21:12:30 | 風車日記
風力発電所の9月運転実績をアップしました。風力発電

前半は今ひとつでしたが、後半盛り返し予算額を80万円ほど上回りました。3号機は設備利用率が30%を越えたのでこの時期としては上出来です。予算比の赤字も300万円を切りました。
赤字といっても目標の発電量に達していないということで、年間の収支で赤字が出るという意味ではありません。

10月も出だしは順調に滑り出しています。1日11,700kwhが目標ですが、11月は1年点検で風車が止まるので、なんとか今月はガツンと目標値プラス200万円ぐらいいきたいものです。

それにしても、毎日、風速と発電量を気にするのは疲れますが、ハラハラドキドキ退屈しません。

しずおか環境・森林フェアで風力発電の話をします。

2005-10-04 21:20:36 | 風車日記
10月7~9日の日程でしずおか環境・森林フェアが開催されます。
しずおか 環境・森林フェア

7日(金)にその中で環境先進事例セミナーが行われ、風力発電事業事例の紹介ということで25分ほど東伊豆町の取り組みについて講演します。県から依頼があったときは、あまり気が進みませんでしたが、少しでも来年当町で開催する全国風サミットの宣伝になればと引き受けました。

しかし、こういう機会にあまり慣れていないので、なんだかすでに緊張してきました。チョット憂鬱だなあ。

平成16年度決算状況を公開します&風車の保険について

2005-10-03 19:38:18 | 風車日記
東伊豆町のホームページに平成16年度決算状況を追加しました。風力発電
月別の運転データ、停止データ、予算決算をホームページで公開しているのは全国でも東伊豆町だけだと思います。今後も情報公開に力を入れていきたいと考えています。

今回の決算状況を見てもらえればわかるのですが、昨年は2度の落雷により風車の修理に3,300万円かかりましたが、すべて保険金で賄いました。その保険の掛け金はわずか75,000円でした。便宜上保険と言っていますが、正確には町村有建物災害共済と言い、その掛け金は基金分担金と言います。

しかし、昨年日本全国で風車に多くの被害があったことから、共済の規約が変更となり、1年以内に2度の被害があった場合で、特段の対策をとっていなかった場合は合計の被害額が1,000万円を超えた分は保険金(共済金)が支給されないことになりました。

要するに、一度落雷で被害が出たら、次の落雷までに何か対策をしないとだめですよ。しない場合には1,000万円以上は払いませんよ。ということです。

しかし、簡単に対策と言っても、相手が雷となると難しいわけで、どこまで対策したら対策をとったと認められるのでしょうか。それによっては別途保険に加入することも考えなければなりません。頭痛のタネがまた増えました。