My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

観光宣伝について

2011-06-13 20:45:45 | 観光の仕事
今日は東京出張でした。リクルートへ行き、「じゃらん」の
方と情報交換をしてきました。
長いこと観光商工課に在籍している部下と一緒に行ったので
すが「こういう出張は初めて」とのことでそのことにちょっ
と驚きました。

目的は「じゃらんを使って何ができるのか?」を勉強すること
です。ネット予約を抜きに観光業を語ることができなくなった
現在ですが、今までは基本的に個々の宿泊施設の個別の努力の
みで東伊豆町という観光地の行政としてはこの分野にまったく
のノータッチでした。今回の震災を受けて「個別のホテル・旅館
の努力には限界がある。ネットの分野に町としても取り組んで
欲しい」というもっともな意見をいただき、遅ればせながら情報
収集を始めました。個人的には少なくとも「5年遅い」という
感じですが。

その他、最近は某出版社の方とも情報交換をして、広告記事で
何ができるかについても勉強を始めました。

どういう手段で観光宣伝をしていくのかというのは非常に重要
なことだと思いますが、今まで「補助金」という形で観光協会へ
丸投げしていたというのが実態のようです。もう少し行政として
コントロールする部分があっても良いのではないかと感じでい
ます。

6月15日から来年の2月末まで観光協会がネットを使ったフォ
トコンテストを実施しますが、この打合わせにも参加しています。
行政と観光協会など民間部門がもっと情報共有をしっかりして
知恵を出し合う必要があると思います。

また、観光宣伝だけしても地域に魅力が無いと効果は長続きし
ません。前職は企画調整課だったのですが観光商工課としても
魅力ある地域(温泉場)づくりについても民間の皆さんと良く話
し合う必要がありそうです。

観光商工課に異動して2カ月半がたとうとしていますが、正直
観光行政に向き合う時間が十分とれているとは言い難いのが現状
です。4~6月は町内外の各種団体の総会が目白押しです。当課
にはなぜか課長補佐がいないので、会議が重なるとどうしても
自分が課長の代わりに出席したり出張しないとなりません。
また、国の施策である緊急雇用創出事業の事務にかなりの時間を
割かれています。(雇用確保も大事な仕事ですが、これはあく
までも一時的な効果しか得られない施策です)。

もう少し観光地としての地域の有り方や観光宣伝、フィルムコ
ミッション機能の強化などについて集中して考えたい思うのです
が限られた人員の中で何とかやりくりしていくしかありません。
民間の皆さんの厳しい状況を考えれば、愚痴っていてもしかた
がないので部下と力を合わせてしっかり仕事をしていきたいと
思います。

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3 コメント

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窓に西日が… (たけ)
2011-06-18 00:40:51
 どもども「たけ」です。

 師匠の東伊豆については観光としていいところですよね。小生も、もう一度『観光』として行ってのんびりしたいものです(実感として…)。東伊豆のことはよくわからないのですが、「ブルーツーリズム」として(ブルーツーリズムとはそもそも「アグリツーリズム」という語の中から由来しており、「アグリツーリズム」は「都市と農村の交流」のことでアグリツーリズムとは、実際には農場で休暇を過ごすでして(御分かりの事と思いますが…)、日本では一般にグリーンツーリズムと呼ばれていますよね。「漁村」に滞在する場合は「ブルーツーリズム」と呼ばれているのです。)観光宣伝するのも良いかもしれません。 滞在の期間は短期間でも良いですから『サカナ』を意識して宣伝するのも良いかもと思います(農村があればそれと一緒にして体験する『観光宣伝』も良いですね。)。以前、師匠とお会いした後に「グリーン・ツーリズム」について国交省(農水省だったかな?)の補助メニューの関係で官僚の方や「じゃらん」の方と会議に2~3回ほど出て話をしたことがあります。

国の施策である緊急雇用創出事業の事務にかなりの時間を割かれているとのことで大変だと思いますが、『東伊豆』には『ナニカヲモッテイル(日ハムの斉藤選手じゃないですが)』トコロだと思いますよ。

 ところで、御題の『窓に西日が…』ですが、小生の実家のリビング(ってほどの物ではありませんが)のベランダは南西方向にありまして、5年前頃から『ゴーヤウインドウ』(小生の親父が名付け親です)をやってます。小生が約7~8年ほど前に畑(宅地でして親父が、小生結婚後のために買った土地ですが、結局家を建てず、結婚してもアパート暮らしになりました。)で小生が冗談半分でゴーヤを植えてから、いろいろな過程を経て、実家のリビング南西ベランダにゴーヤを植え始めました。

 ゴーヤのことは全然わからないのですが、種類によって虫があまりよって来ないものがあるそうで(と言うか、虫が嫌なにおいを出しているそうで(父の話ですからホントかどうかは知りませんが))、プランターで8メートル程網戸の前まで植えています。
 虫が寄り付かない上に、夏は緑のカーテンで覆われているのでリビングでの温度はさほど高くなく涼しい心地よい風が流れ、去年の猛暑もさほどエアコンを使わなかったそうです。
 今年は小生の住んでいる地域の電力会社も節電を言い出し始め、ちょうどその時に、『ゴーヤウインドウ』を幼なじみのケンちゃんに言ったら「働いている会社の部屋の窓が南向きで、クーラーが今まではずっとつけていたのが、7月から午後5時に切れるからなので、それをやってみよう!」なんてことになり、それがまた幼なじみのトンちゃんにも伝わり、彼らがうちの親父に(本人達いわく)『御教授』頂き(と言うか親父が実際に現地に行って手ほどきをしたそうです)、現在進行中です。特にトンちゃんは「網戸がない窓だから、夕方窓を開けると虫がくるから困るけどこれなら大丈夫!」などと言い、夏に向けて効果を期待をしています。

 まぁ、これもある意味の「エネルギー政策?」なのですかね。

 追伸ですが、うちの一家全員は『ゴーヤ』は全くの「大苦手」です。一回チャンプル(レシピ通りに)にしても全く食べれませんでした!小生夫婦も、うちの姉貴夫婦もゴーヤの取れる時期になると実家に近寄りません! 
 今年は、実家のゴーヤの実は幼なじみ達にあげようと両親達はもくろんでいると思います(間違いない!)。
 それにしても『ゴーヤウインドウ』なんて名前おかしいですよね。ウチは姉貴を除いて英語が全くだめですから…(姉貴は英検1級・英語教師の資格を持っています)。姉貴はこの言葉が嫌らしく、この季節になると「アレね」って言ってますから… トホホ… 
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ゴーヤウインドですか (kynthm)
2011-06-18 19:15:06
グリーンツーリズムは大きな観光地では
なかなか浸透していませんね。
元々、観光資源ではないものを利用するの
で観光関係者以外の方に協力してもらわ
なければならない上に、天候に左右され、
大規模な受入れは難しいので収益性が低い
のが問題です。

ただ、そうは言っても団体旅行の時代では
ないのは明らかなので、そういった取組も
必要だと思います。

当町の庁舎でも今年は「ゴーヤウインド」
に挑戦中です。ホームセンターなどでは
ゴーヤの苗が品薄で値上がりしているそう
ですよ。

わが家もご近所にゴーヤをもらうのですが
嫁以外はほとんど手をつけません。(ご近所
さんごめんなさい)。
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窓に西日が・・・Ⅱ (たけ)
2011-06-19 00:11:00
 たけです。
今の「グリーンツーリズム」はニッポン人(と言うか生活様式)には、なじまないものがあると思います。しかし、首都圏に近い東伊豆にはちょっと工夫をした「グリーンツーリズム」を考えるのもいい手かもしれません。温泉地でありますから、その辺りを各々のメニューでの「グリーンツーリズム」を企画してみるのも手ですよ。こういったことを「じゃらん」の担当者と積極的に情報交換して構築するのもありですよ(『ナニカヲモッテル』東伊豆なのですから)。

 『ゴーヤウインド』はそもそも宅地である畑にいろいろ植える両親が「お前も何か苗を買ってみな。」と言うことで(これにもいろいろドラマがあります)ゴーヤの苗を買ってもらい育てたのが始まりです。

 同じように『観光宣伝』も何かのきっかけで案外、面白い企画が出来るかもしれません。
公務員は、作為でいろいろ問題が取りざたされますが『不作為』で問題が有り始めている昨今です。『不作為』よりも積極的な『作為』も必要とされているのが今の公務員だと思います。
 
 さてと、今から、「FUKUSHIMA]にいってまいりきます。
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