冬から春にかけて主に強い南西の風が吹く度に風車は瞬時の
過発電などで度々停止するので、その都度、風車へ再起動に
通う日々が続いた。
冬の夜や早朝に風速20m/s以上の風が吹く標高430メートルの
山の上に一人で行くのは結構辛かったのですが、なぜ続いての
かと言えば、
①若かった(笑) 当時は今より単純に7歳若かった。40歳過
ぎると結構辛い。
②それが仕事だから 風車についてど素人で、今もそうだけど
ナセルに上って風車の修理ができるわけでもない。できる範囲
で最低限の仕事だと思っていた。→まあ、自己満足の一種。
それから、もう一つ。もしこの風車が自分のお金で建てた自分
の事業(商売)だったらどうだろう?かと考えた。そしたら
誰だって、風が吹いているのに風車を止めておくなんて我慢で
きないですよね?実際は自分の風車ではないので、これも自己
満足の一種ですが。
で、ここで言いたいことが一つ。風車メーカーで働くすべての
人がこういうユーザーの気持ちを本当にわかっているのか?と
いうことです。風が良く吹く場所に建っている風車が故障と高
額な修繕とを繰り返し結果として事業として成立しないような
事態になったとしたら我慢できます?自分だったら我慢できな
いですね。だって自社の風車がユーザーの役に立たない、でき
そこないだって世間から評価されるっていうことですから。
もちろん、ろくに風が吹かない場所に風車を建てた場合は自業
自得ですから、一義的には風車メーカーの責任ではありません。
まあ、でも過去には「こんな地形の場所には我が社の風車は売
れません」と商売を断っていた立派なメーカーもあったようで
す。それがプロの矜持というものなのかもしれません。
過発電などで度々停止するので、その都度、風車へ再起動に
通う日々が続いた。
冬の夜や早朝に風速20m/s以上の風が吹く標高430メートルの
山の上に一人で行くのは結構辛かったのですが、なぜ続いての
かと言えば、
①若かった(笑) 当時は今より単純に7歳若かった。40歳過
ぎると結構辛い。
②それが仕事だから 風車についてど素人で、今もそうだけど
ナセルに上って風車の修理ができるわけでもない。できる範囲
で最低限の仕事だと思っていた。→まあ、自己満足の一種。
それから、もう一つ。もしこの風車が自分のお金で建てた自分
の事業(商売)だったらどうだろう?かと考えた。そしたら
誰だって、風が吹いているのに風車を止めておくなんて我慢で
きないですよね?実際は自分の風車ではないので、これも自己
満足の一種ですが。
で、ここで言いたいことが一つ。風車メーカーで働くすべての
人がこういうユーザーの気持ちを本当にわかっているのか?と
いうことです。風が良く吹く場所に建っている風車が故障と高
額な修繕とを繰り返し結果として事業として成立しないような
事態になったとしたら我慢できます?自分だったら我慢できな
いですね。だって自社の風車がユーザーの役に立たない、でき
そこないだって世間から評価されるっていうことですから。
もちろん、ろくに風が吹かない場所に風車を建てた場合は自業
自得ですから、一義的には風車メーカーの責任ではありません。
まあ、でも過去には「こんな地形の場所には我が社の風車は売
れません」と商売を断っていた立派なメーカーもあったようで
す。それがプロの矜持というものなのかもしれません。
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