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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

厳しい内容でした

2008-01-10 22:11:26 | 風車日記
ぎっくり腰で休んでいましたが、おっかなびっくり本日の午後より職場復帰しました。

来年度以降、運用開始後10年目に当たる平成25年までの風車メンテナンスについて風車メーカーとメンテンス会社との打合せを行いました。

結果的には2時間ほど、それぞれざっくばらんに話をできたのは良かったが、費用の面では全く許容できる内容ではありませんでした。

風車運開時に提示されていた保守費用と比較して、年によっては1.5倍、20年から25年の6年間で1.4倍ほどのアップという内容でした。

風車の利用率が良いことや、風の乱れがきついことから、部品交換周期の見直しや、金属相場の高騰などから1割程度の費用増加は覚悟していましたが、それ以外の見直し(例えば直接保守に派遣される技術者以外の工場等における資料作成等の技術支援費用など)の増額が非常に大きいと感じました。現段階での正直な積算ということのようですが、当町としては運開時の提示をベースに考えざるを得ないというのは当然のことです。

今日の見積りはすべてを風車メーカーが実施した場合という内容だったので、これを保守会社ができる部分は保守会社の単価に置き換えてどの程度費用が下がるのかを検討するよう依頼しました。

「町、保守会社、風車メーカーのそれぞれがハッピーになるような方向になれば」というような話がありましたが、提示された金額を見る限り無理な話ではないかと思います。3者がそれぞれ少しずつアンアッピーになる程度で収拾をつけるしかないのでは?というのが正直な感想です。

最悪の場合、他の自治体で散見されるような、壊れたら直す行き当たりばったり方式のメンテナンスということも考えなければなりませんが、それは私が最も避けたい事態ですし、風車メーカーにとっても本意ではないでしょう。

今でこそ風車が売れまくっていますが、当町が三菱重工の風車を選定した平成12年と言えば、国産風車はヨーロッパのメーカーと比較して経験が足りないとこき下ろされていたものです。当町に風車を売り込んでいたあの頃のことを是非とも忘れないでいただきたいものです。



腰の具合は思っていたよりも大丈夫そうです。同じ姿勢でイスに座ることに一抹の不安を感じていたのですが、夜になっても痛みが酷くなることもありません。明日は静岡出張です。溜まっているデスクワークは来週から本格的に片付けたいと思います。