26日の日記の最後に25日(日)の発電量が4万kwhを超えたことを書いたところ、サトキさんよりご質問をいただいたので、その続きを。
1日の発電量が4万kwhを超えたのは今回で4回目でした。
1日の最大発電可能量は600kw×24h×3機=43,200kwhです。
H16.10. 4 42,767kwh 平均風速14.7m
H16. 8.28 41,753kwh 平均風速16.4m
H17.10. 9 41,030kwh 平均風速12.6m
H19. 2.25 40,673kwh 平均風速12.7m
風向はすべて北東です。
当町の風力発電所は山の上にあり風の乱れが激しいのですが、地形の影響から特に南西の風の時にはその傾向が強くなります。ひどい時には10分間平均風速が15m/s台で風車が過発電を起したり、逆電力が発生して風車が停止します。その場合、電力系統に配慮して、1号機は平均風速が15m/s以下にならないと再起動しません。
また、風向も小刻みに変わるので発電効率も悪化します。しかも風車西側に山の頂があるため、1号機は西風の時はこの山の影響を受けて3号機の80%以下しか発電しないことも珍しくありません。運転開始後のトータルでも1号機の発電量は3号機の81.6%です。
南西の風の時に4万kwhを超えたことがないのは、以上のような理由によるものです。風の乱れは発電量に影響を及ぼすことはNEDOの導入マニュアルにも記載されていて、風の乱れが強い地形に建てる場合はそれだけで、風況調査から推計した発電量から10%を割り引くことになっていたと思います。
しかも風の乱れは発電量だけでなく、風車の寿命にも大きく影響するものと思います。現時点での当町風車に関する一番の心配事はこのことです。今後は風車の機械故障に関する保険への加入も検討する必要があるかもしれません。
今日は北海道新聞から電話で問い合わせをいただきました。やはり町のホームページを見て連絡をくれたそうです。江差の件を取材しているようでした。
来月中旬には町のホームページリニューアルについて研修を受けます。今後は自分でホームページを更新していくことになるので、思いついたことはすぐにホームページに反映させることができるようになるそうですから、早く慣れてより良い内容にできるよう頑張りたいと思います。
1日の発電量が4万kwhを超えたのは今回で4回目でした。
1日の最大発電可能量は600kw×24h×3機=43,200kwhです。
H16.10. 4 42,767kwh 平均風速14.7m
H16. 8.28 41,753kwh 平均風速16.4m
H17.10. 9 41,030kwh 平均風速12.6m
H19. 2.25 40,673kwh 平均風速12.7m
風向はすべて北東です。
当町の風力発電所は山の上にあり風の乱れが激しいのですが、地形の影響から特に南西の風の時にはその傾向が強くなります。ひどい時には10分間平均風速が15m/s台で風車が過発電を起したり、逆電力が発生して風車が停止します。その場合、電力系統に配慮して、1号機は平均風速が15m/s以下にならないと再起動しません。
また、風向も小刻みに変わるので発電効率も悪化します。しかも風車西側に山の頂があるため、1号機は西風の時はこの山の影響を受けて3号機の80%以下しか発電しないことも珍しくありません。運転開始後のトータルでも1号機の発電量は3号機の81.6%です。
南西の風の時に4万kwhを超えたことがないのは、以上のような理由によるものです。風の乱れは発電量に影響を及ぼすことはNEDOの導入マニュアルにも記載されていて、風の乱れが強い地形に建てる場合はそれだけで、風況調査から推計した発電量から10%を割り引くことになっていたと思います。
しかも風の乱れは発電量だけでなく、風車の寿命にも大きく影響するものと思います。現時点での当町風車に関する一番の心配事はこのことです。今後は風車の機械故障に関する保険への加入も検討する必要があるかもしれません。
今日は北海道新聞から電話で問い合わせをいただきました。やはり町のホームページを見て連絡をくれたそうです。江差の件を取材しているようでした。
来月中旬には町のホームページリニューアルについて研修を受けます。今後は自分でホームページを更新していくことになるので、思いついたことはすぐにホームページに反映させることができるようになるそうですから、早く慣れてより良い内容にできるよう頑張りたいと思います。