My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

つくば市の回らない風車事件に判決

2008-09-29 22:50:11 | 風車の故障
以下はスポニチからの転載です。

「小中学校に設置した小型風力発電機が計画通りに発電せず、事業が失敗したとして、茨城県つくば市が業務委託先の早稲田大と風車を製造したイーアンドイー(大阪市)に約3億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、約2億1000万円の支払いを大学側に命じた。
 早大は「事業主体のつくば市の責任を見誤っており、承服できない」として即日控訴した。
 荒井勉裁判長は「早大は、期待された発電量が得られず、消費電力が発電量を大幅に上回ることを説明しなかった」と指摘。
 一方で「つくば市は、実際には条件が相当悪いと知っていたのに、風力発電の導入に重要な風速など『風況』の調査をせずに大学側の調査をうのみにした。税金で賄われる地方公共団体には慎重な対応が求められた」と市の過失も認め、賠償額を算定した。
 イー社については「発電量達成を保証したとはいえない」とし、請求を棄却した。
 判決によると、つくば市は2004年、二酸化炭素排出削減などのため、風力発電事業の基本計画策定などを早大に委託。約3億円かけて、市内の小中学校に計23基の風車を設置したが、発電量は予定を大幅に下回った。
 事業は環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」に選ばれていたが、目標を達成できず、市は国からの交付金を返還。風力発電機は現在稼働しておらず、今後すべて解体される。」

以上、転載終了。

3分の1がつくば市の責任で3分の2が早大の責任ということでしょうか。早大が即日控訴したようですから双方の争いに決着がついたわけではありません。いずれにしても双方の○○さ加減を風化させないで、二度とこんな事件が起きないようにしなければいけません。

今晩はまちづくり協議会の住民生活部会でした。今日も色々な意見がでましたが、どれも簡単には答えが出ないことばかりで、今後どのように議論を深めていくか難しいところです。明日には今日の議論をまとめてもう一度ゆっくりと考えたいと思います。

またまた風車故障停止です

2007-10-20 16:49:02 | 風車の故障
昨日、風車2号機でアキュムレーター異常というアラームが出て、現場でブレード改良工事を実施していた風車メーカーの技術者にチェックしてもらったところ、アキュムレータのガス圧が低下しているとのこと。

風車の運転は可能だったのですが、万が一の事故があった場合にアキュムレータが作動しないと危険なので、風車を停止しました。

本日、保守会社が窒素ガスの充填を実施したのですが、ガスが抜けてしまうということでどうやらブラダというゴム風船状の部品に穴が開いているようです。月曜日に風車メーカーに部品の発注をかけることになりました。

ということで、またまた2号機が停止です・・・・・
先月の落雷以降、何だか踏んだり蹴ったりです。
部品の消耗が想定より1~2年早いような感じです。それだけ過酷な条件で良く回っているとも言えるのかもしれませんが。

ところで、いよいよ民間事業者のサイトで風車の建て込みが始まりました。現在、1機目のナセルの取り付けまで完了した模様です。GEの1.5M機ですが、ブレードはインド製のようです。機会があったら組み立ての様子を見学に行ってきます。

ブルーです

2007-10-15 22:29:59 | 風車の故障
またまた風車1号機の調子が良くありません。
9月から引き続き良い風が吹いているのに残念です。

風車の調子が悪いと、どうも元気が出ません。
風車3号機の共済金(保険金)の請求についても
進展がありません。

早く3機揃って元気良く回る姿が見たいものです。

見積り依頼中

2007-09-19 21:01:14 | 風車の故障
役場のロビーに設置してある風車啓発表示盤
の不具合は結局、NTT回線の問題だという
ことがわかり解決しました。昨日午前中にN
TTと立会い、落雷による保安器の故障が確
認され、その場で部品を交換しました。

風車内のモデムと役場啓発表示盤内のモデム
を繋ぐ専用回線の様子が名古屋から遠隔で調
査することができるとは知りませんでした。
調査の結果、風車側のモデムから信号がとれ
ないことがわかり、現地での立会いとなりま
した。

また、今後は風車や表示盤の機器の故障確認
をする前に、気軽に回線の確認を依頼して下
さいとのことでした。勉強になりました。

これで、問題点がスッキリしたので、昨日、
風車修理の見積りを依頼しました。見積りが
出次第、保険求償の査定を受ける予定です。

明日は、3日間ある夏休みの最後の1日を使
って、小学校の運動会へ行く予定です。子供
が頑張る姿を見て元気をもらってこようと思
います。

ありがとうございました

2007-09-17 22:06:06 | 風車の故障
ムシムシと暑いです。秋が無くなって
しまいそうです。

今日も風車の被害調査が続きましたが、
午後6時過ぎに報告書にサインして一
応の調査が終了しました。風車の運転
に支障となっている障害はほぼ特定で
きましたが、役場のロビーで風速、出
力、月間累積発電量を見ることができ
る啓発表示盤が正しく表示されない問
題が未解決で残りました。

取り敢えず、今回の調査内容を元に修
理費用の見積りをしてもらい、その内
容について査定を受け認められれば保
険求償するとともに、修理を発注する
ことになりそうです。

この3日間、私は立会いが終われば自
宅に帰り家族の顔を見ながら食事をし
て、自分のベットで寝ることができる
わけですが、風車メーカーの技術者の
方は民宿への宿泊です。聞けば、1歳
のお子さんにもあまり会えないそうで
す。

調査作業の合間に、国内の風車サイト
の話だけでなく、アメリカのサイトの
話なども聞くことができました。数十
台の風車を一斉に起動したり、一斉に
負荷遮断したりといったスケールの大
きな話でした。起動の時はとても気持
ちよかったそうです。

逆に零細ユーザーのグチを聞いてもらっ
たり、苦労話も聞かせてもらいました。
今回、風車の併入(運転)テストをし
た際には、「今では当たり前のように
併入できますが、昔は併入の時には非
常停止ボタンに添えている手が震えま
した。」と言っていました。

きっとその後の地道な努力の積み重ねで
今の風車があるのですね。そしてこれか
らも地道に風車は進歩していくのではな
いでしょうか。

急な派遣にもかかわらず、丁寧に対応し
ていただき、本当にありがとうございま
した。今度の連休はゆっくりできるとい
いですね。

風車の故障原因がだいたいわかりました

2007-09-16 22:33:32 | 風車の故障
今日も朝から晩まで風車でがんばってきました。
まあ、がんばったのは風車メーカの技術者さん
ですが。

取り敢えず現段階では風車3号機の制御装置と
ナセル内のアレスタ1個と極数変換盤の継電器
1個が壊れていることがわかりました。アレス
タが壊れていたので、雷が入った可能性が濃厚
となりました。しかし、4極でも6極でも運転
は可能なことがわかり、一安心です。

壊れた部品を発注してどんどん直したいところ
ですが、保険請求することになれば、査定を受
けなければなりません。歯がゆいところです。

今日は3連休の真ん中の日曜日ということもあ
り、見学の方がけっこう上がってくました。中
には全国をまわっているという風車ファンの女
性もいました。嬉しいですね。

また、連休を利用して遊びに来た親戚の人を連
れた職場の先輩や、地元の同級生なども風車を
見に来てくれました。

風車は山の上なので夜になると真っ暗なのです
が、今日は立派な角をもった鹿にあいました。
危なく車とぶつかるところでした。

スカイステージ(高所作業車)

2007-09-15 21:28:33 | 風車の故障
今日は横浜の金沢工場から風車の故障調査
のために風車メーカの技術者が乗り込んで
来てくれました。以前にもお世話になった
顔見知りの若者でした。三連休初日という
ことで車がかなり混んでいたそうです。

暗くなるまで作業してもらい、明日は朝か
ら1日がかりで本格的な調査に着手の予定
です。かなりタイトなスケジュールをこな
しているそうで、「今年自宅で過ごしたの
は何日ぐらいあるかなー」と話していまし
た。

ブログでも何度か書いているのですが、本
当に現場で風車の保守や故障の復旧作業を
してくれる方たちは、かっこいいですね。
なぜか気持ちの良い好青年が多いように感
じます。

ブレードの改良工事の方は、2号機の3本
のブレードの事前の検査が終わり、すべて
のブレードに穴を開け終わったということ
です。天気さえよければ明日からウレタン
の注入が始まるでしょう。しかし、スカイ
ステージという名前の高所作業車はハブ近
くまで作業台を伸ばすことができて、そこ
で作業するようすはなんだか不思議な感じ
でした。

技術員の派遣は文書で依頼

2007-09-14 21:37:01 | 風車の故障
今週はいろいろとバタバタしてしまいました。
東電の配電線が正常な形に戻ったので、正午少
し前から風車1号機の運転を始めました。

明日から風車故障の詳細調査のために、技術員
を派遣してもらうことになりました。前回(平
成16年9月)の落雷の時は電話一本で来ても
らえた風車メーカーの技術員ですが、この間い
ろいろあったようで、派遣のルールが変わって
いました。

まず、派遣依頼は文書でなければ対応してもら
えません。次に依頼の文書には、派遣調査に要
する費用を負担する旨を明記しなければいけま
せん。そして依頼文書には権限のある人物の職
印が押印されていなければなりません。

ということで、一瞬、「お役所っぽい」或いは
「どっちが客なんだ」と思ったものの、恐らく
風車修理に関する費用の支払いなどで多くのト
ラブルが発生したに違いない、そうであれば止
むを得ないことかもしれないと思い直しました。

また、営業担当者には親切に対応していただき
ました。今日中に手配しなければ、しばらくの
間、人員不足で技術員を押さえることができな
いということでした。

明日午後から現場での作業が始まります。役場
で立会いしてもらえない場合はもう一人作業員
を手配する必要があるとのことでしたが、少し
でも経費を抑えたいので、自分が立ち会うこと
にしました。というか、作業の様子が気になる
ので立ち会えるのはむしろ好都合です。

明日は地元の中学校の初めての同窓会だったの
ですが、急遽キャンセルしました。間に合えば
3次会からでも出席しようかと思います。

とにかく、故障が軽微なことを祈っています。
制御装置だけの交換ですめば、明後日には3号
機が運転できるかもしれません。
まあ、あまり期待すると故障が深刻だった時に
がっかりするので、平常心?で臨みたいと思い
ます。

ルール変更

2007-09-13 20:47:34 | 風車の故障
風車が連系している配電線が明日本格復旧
の予定です。これで、明日の夕方には1号
機が運転できるかもしれません。

制御装置が故障している3号機を諦めて、
ブレードの改良工事は2号機から始めるこ
とになりました。2号機の試運転はブレー
ド工事終了後ということになりました。

3号機については、本日、SV(スーパー
バイザー)の派遣を風車メーカーに依頼し
ました。

3号機の故障の原因が落雷だと特定されて
も、共済金(保険金のようなもの)の支払
いを受けるためには見積書を提出して査定
を受け、内容が了承された後でなければ、
原則的には交換部品の発注もできないそう
です。

落雷となると、原因と交換部品を特定して
見積りを作成するのはそう簡単なことでは
ありません。3年前の落雷の時は風車の修
理を先行しても問題なかったのですが、公
共の建物(風車も含む)の落雷被害が増え
ているとのことでルールが変わったそうで
す。コンピュータの普及が落雷被害の原因
のようです。

それはさておき、以前のルールの時と比べ
ると、明らかに復旧までの期間は延びてし
まいそうです。風車の制御装置のみの故障
であることを祈るのみです。

風車にも雷の被害が

2007-09-12 20:50:17 | 風車の故障
今日は次男の8歳の誕生日でした。
欲を言えばきりが無いが元気に成長している
ことに感謝。

風車は何とか受電できるようになったものの
風車自体にも雷の被害が及んでいるようです。
無事なのは1号機だけかもしれません。

ブレードの改良工事のために来ている風車
メーカーの技術者が不具合を調査中です。
風車が直らないとブレードの改良工事にも
本格的に着手できません。

明日は今後の風車の修理とブレードの改良
工事の進め方について方針を打ち合わせな
いといけません。