茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

中国語教室オリジナル八宝茶セミナーの御礼

2013-10-30 22:12:11 | お知らせ
八月、日本中国茶インストラクター協会が主催した八宝茶のセミナーに参加してきました。

食材の効用については、日頃にとても興味があるテーマでもあります。その時に、自分の教室で同じ、もしくはオリジナルのことをやろうと思いました。


家の台所をチェックしていたら、八宝茶の材料になる漢方食材やお花が、合わせて20種類以上もありました。

話しが進み、とうとう先週の日曜日に自宅教室でオリジナル八宝茶の会を開くことになりました。その日の朝、前日の台風が嘘のように去り、久々の晴天に恵まれました。

セミナーとはいえ、茶会に近づきたいというのは、私のコンセプトです。


テーブルセッティングは、幾日前の季節茶会と同じもので、茶花だけ変えてみました。


まずは、自分自身が作成した材料の一覧表を参加者のみなさんに配りました。材料名、性質(寒性・涼性・平性・温性・熱性)、効用と書かれるものです。材料の一つ一つを一緒に確認しながらそれぞれの効用を説明していきました。

次は、八宝茶を作る際のいくつの注意点を説明しました。

そこからは、皆さんに今から作るオリジナル八宝茶に期待する効果をそれぞれ設定してもらい、材料の一覧表からその効果に合う食材やお花をメモしてもらいます。


その後は、皆さん自身でメモに沿って材料を選んで頂きます。材料を選んでいる皆さんは、とても楽しそうでした。


皆さんの一回目のオリジナル八宝茶。オリジナリティ満点のできばいです。

お湯を注いだ後の写真を失くしてアップ出来ませんでした(泣)。皆さん、ごめんなさい。

四人でそれぞれ作った八宝茶をシェアしながら、自分の目指す効果や配合を発表してもらいます。

私も味見させていただきました。どれも素晴らしく美味しかったです。

ふんわりした雰囲気の季節茶会と違って、八宝茶の会は、皆さん自身で作るので、ウキウキしながら楽しめたみなさんの瞳が印象的でした。

来て下さった方々、ありがとうございました。いかがでしたでしょうか。

そして、今回は参加できず、今後ご興味がある方々、リクエストに応え、またの開催が相談可能です。どうぞ、お問い合わせくださいませ。

KYM中国語教室
youyiyouyi@hotmail.com

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中国語教室2013年秋の茶会御礼

2013-10-30 18:59:22 | お知らせ
美しい秋空に恵まれた先週火曜日に、中国語教室の二回目の季節茶会を開くことになりました。

外部で素敵な茶席をたくさん拝見するうちに、自分の茶席をどうしつらえるか、途方に暮れることがしばしばあります。

でも、今日は開き直って、今の自分ができることを、精一杯楽しもうと思いました。

参加者が二人しかいなかった今回は、お二人の好みのお茶を淹れてあげようと思いました。教室おなじみの二人のお好みは、それぞれ「清香」と「花香」だと大体承知しています。

「清香」型の彼女のために、先日地球にやさしい中国茶交流会で入手しました茶通さんの文山包種にしました。茶通さんの文山包種の春茶は、清香のフレッシュを存分楽しめる一方、前に出過ぎずとても謙虚な味わいをもつお茶で、今私の中でマイブームです。

「花香」型の彼女には、興寧単そう茶を選びました。単そうの中でも、美味しく淹れるまで、私的には時間がかかりました。

茶譜のすべてが決まったのは、ほぼ当日の朝です。その日の天気や、朝自分自身が飲みたいお茶を淹れようと話したら、気まぐれと言われるかな(笑)。


◇茶譜◇
・プーアル熟茶(2009年)とキンモクセイのブレンド(記事
・文山包種(2013春 記事
・興寧単そう茶(?年)
・ドアン族ドラゴンボール(?年 記事

◇茶請け◇
・Lindt Chocolate
・イチゴジャムパイ
・きなこ玉

◇茶点心◇
中華風一口ピザ(皆さんで作りました。)

◇デザート◇
銀耳雪梨羹(自家製)

◇土産◇
文山包種茶or興寧単ソウ茶 一回分
ドアン族ドラゴンボール 一個

ご参加頂きました方、ご興味を持ってくださった方々、ありがとうございました。

次の季節茶会は、2014年2月に予定しております。ご興味のある方は、お問い合わせください。

金曜日 もしくは 日曜日 4名 10:30-12:30 2,500円(教室メンバー割引あり)

ご参加をお待ちしております。

KYM中国語教室
youyiyouyi@hotmail.com

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五行茶の土茶

2013-10-24 15:53:01 | 中国茶・世界のお茶
今度の日曜日にオリジナル八宝茶のイベントを教室でやります(満席)。その準備も兼ねて、久々に薬茶を淹れました。


これには、名前があります。五行茶の土茶です。便通が悪い(便秘、下痢)、疲れやすい、食欲がない、胃がもたれ、むくみ取り、おなかの膨満感がある時にいいです。


東方美人がベースに、なつめ、朝鮮人参やサンザシを配合します。朝鮮人参は、強壮作用が強いので、今日はマイルドの西洋人参にしました。

教室に見えた方々に出してみました。ごぼうのような風味、ほんのり甘くて美味しいですねとの言葉を頂きました。ごぼう茶に思わせるのは、西洋人参の風味だと思います。少し甘みのあるお茶です。ダイエット中の方にもおすすめです。

さて、土日に台風本当に来てしまうのかな(悩)。

万が一中止にならざるを得ない場合、楽しみにして頂いた皆さんには申し訳けありませんが、改めてご連絡致します。

どうか台風が来ないように祈るしかありませんね。
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セレクト@地球にやさしい中国茶交流会

2013-10-22 14:32:28 | 展示会・イベント
茶通さんのブースを出た後、漫々茶庵に向かいました。


漫々茶庵として出店したエコルッソ社は、Long Shu(ロンシュ)という商標で雲南省の古樹茶を専門に取り扱うとてもユニークな会社です。そこであるお茶を買いたかったのです。

雲南少数民族の中、徳昴族(ドアン族)が守り続けてきた古樹から、丁寧に手摘みされている希少な茶葉を使ったドラゴンボールプーアル茶です。紅茶も少々ブレンドされています。

以前茶猫さんのブログで紹介され、一度飲みました。胃腸の調子が良くなかった時でした。すっきりさせてくれました。それからストックしておきたいお茶の一つです。カフェインが少ないため、体への負担も少ないです。

会場では、通常よりお買い得です。五個以上買えば、可愛い巾着袋に入れてくれました。一つ一つが、色違いの糸で結んであるので、とても可愛いです。

漫々茶庵の後、一緒にいた茶友に紹介したいお茶があって、雲南省や四川省のお茶を専門に取り扱うオーガニック・プーアールさんに行きました。そこの胡蝶蘭月光白です。

茶友の二人が試飲して、一口含んだら、ほぼ同時に二人が「美味しい~」と放ちました。

口に含んで、しばらくして、舌に転がってくるほんの甘みは、なんとも言えないほど美味しいです。初めて飲む人は、皆感動を覚えます。がと言って、口当たりはさっぱりしていて、水出しもとても美味しいです。

オーガニック・プーアールさんの月光白は、毎年とても安定しています。会場では、少量に販売しているのも魅力です。

ほかに、触れておきたいお茶もあります。


中国で中国茶スクールを展開している大高勇気さんのChineseLifeの苦丁茶です。茶外茶の苦丁茶は、苦いので知られているが、ここの苦丁茶が改良されているのか、ほとんど苦くなかったのです。私的には、もう少し苦みがあったほうが苦丁茶らしいので買わなかったのです。写真は、自分が持っている苦丁茶です。ChineseLifeさんのものは、もうちょっと色が薄いです。苦丁茶は、熱っぽさを解消し、頭痛や眼精疲労を取り、解毒作用があるとされています。


最後ですが、中国茶ではなく、ダージリンです。リーフルダージリンハウスのマーガレッツホップ農園のセカンドフラッシュです。銀杏のようなきれいな茶葉、とても美味しく頂きました。

お茶のショッピングには、とても満足した一日でした。今年唯一残念なのは、行きたかったセミナーに参加できなかったことです。一つは、大好きなちょしさんの恩師である工藤佳治先生の「中国茶・おいしくいれる極意はあるか」のセミナーです。もう一つは、浦山 尚弥 先生の「凍頂のいま」です。気がつけば、どちらもすでに満員に達しました。ゆるりの私は、来年は早めにと反省...

でも、中国語教室メンバーと一緒に行ったことや、会場で先輩方や茶友に逢えたことが、とても嬉しく思います。

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新しい出会い@地球にやさしい中国茶交流会

2013-10-20 19:06:11 | 展示会・イベント
中国茶ファンの間でおなじみの地球にやさしい中国茶交流会に行ってきました。

いくつか美味しいお茶と出会うことができました。


まずセレクトしたのは、蘭亭の蘭亭美人です(左から二番目)。2003年~2011年コンテストで受賞した東方美人を、ブレンドした蘭亭オリジナルだそうです。


とても豊かな味わいの東方美人で、一口で惚れてしまいました。

次は、茶友のミヤさんに案内して頂いて茶通さんの席に着きました。

そこで茶通さんの東方美人と文山包種を頂きました。どちらもとてもクオリティの高いお茶です。

先ほど購入した蘭亭美人とは、また違う風味な東方美人であり、文山包種は、今まで頂いた文山包種の中、首位に誇るものでした。こんな美味しいお茶を知ってしまったら後はもう引けないなーとその時に頭によぎりました。


今回はとりあえず文山包種2013年春茶を購入しました。


パッケージの裏に茶師のお名前が入っています。茶師との強いパイプを持つことは茶通さんの売りです。作り手の顔を知って、直にコミュニケーションを交わしているからこそ、茶農から本当に美味しいお茶を教えてくれると店長の田島さんがおっしゃいます。

店長の田島さんは、オリジナル薬膳茶も作っているそうです。今度は直接広尾の店に訪ねてみたいと思います。

茶通
東京都渋谷区広尾5-16-1 北村60館2F
営業時間 11:30~20:30
定休日 火曜日
地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口から徒歩3分
目印: 広尾商店街の白洋舎の2F

ここまで、購入しました東方美人も文山包種も、知っているお茶の知らざる一面との新しい出会いでした。その出会いに感銘を受けるほどでした。

写真をほとんど撮らずにいて、あまりの美味しさに夢中になりました。後で購入したお茶のパッケージに向けシャッターを押すしかなかったのです。

後日、後半にセレクトしたお茶をご紹介します。
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