茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

『クリスマス親子中国茶体験イベント』のお知らせ

2013-11-26 12:02:25 | お知らせ

クリスマスの4日間限定、親子で中国茶の文化体験イベントのお知らせです。

★対象:小2以上~成人のお子さんをもつ親子
★親子で冬休みの思い出作り
★五感で中国茶や日本茶を楽しむ
★中国茶の作法を体験する(子供ができるように用意します)
★クリスマスケーキ付き。親に持ち帰りの中国茶を、子供にクッキーをプレゼントする。

会費:親 1,500円。子1,000円。(税込)
親一人に対し、子は三人まで。

日程:A.12月23日(祝) 10:00~11:00
B.12月23日(祝) 14:00~15:00
C.12月24日(火) 10:00~11:00
D.12月24日(火) 14:00~15:00
E.12月25日(水) 10:00~11:00
F.12月25日(水) 14:00~15:00
G.12月26日(木) 10:00~11:00
H.12月26日 (木) 14:00~15:00

年長さん~小1までのお子さんは、500円で参加可能です。その場合は、子供独自のセットが用意されず、親と同じセットになります。

各回少人数。(限定4~6名)

会場:地下鉄東西線南行徳徒歩8分
駐車場1台分 ご用意できます。

問い合わせ先
tel:047-704-8952
email:youyiyouyi@hotmail.com

イメージ写真
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中国茶の種を蒔いて

2013-11-25 11:48:27 | 日常

週末に、娘の二人の同級生が、お泊りに来てくれました。

翌朝、お迎えに見えたお母様を交え、みんなでテーブルを囲み、中国茶を楽しむことにしました。

初めて見た中国茶器に、小さなお友達が興味津々。ままごっこの道具にでも見えたのでしょうか(笑)

今日は、あえて子供達に、聞香杯と品茗杯を温めてもらいました。初めてのことで、皆さん慎重に聞香杯、品茗杯の順で温めました。

茶盤の仕組みにも興味を示しましたので、お湯が溜まってもいいようになっていると見せると納得したみたいです(笑)

聞香杯から漂った香りの楽しみ方も伝えました。さすが女子、「いいかおり!」と口ずさんで言いました。

ご一緒にいたお母様は、中国茶を体験したことがあるそうです。聞香杯に品茗杯を上から被らせ、そのままひっくり返すのではないかと質問しました。

そのようなやり方もあるけれど、今日は子供達にやけどしないように、比較的に安全な方法でと説明しました。すると、小さいお友達が「ひっくり返すのもやってみたいです」と意欲的でした。

やったことがある娘のマネをしながら、お友達も大人顔負けのできでした。

小さな子供に色々な種を蒔いておきたいのです。将来的に、その中の一つでもその子の趣味につながってくれれば、それほど嬉しいことがありません。

そうでなくても、娘や今日いらっしゃったお友達に、今日は楽しかったと思ってくれればそれで十分だと思います。

ちなみに、今日頂きましたのは、東方美人の硬枝紅心です。

お忙しい中、送り迎えして頂きましたお母様、そして遊びに来て下さった小さなお友達、ありがとうございました。

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冬の薬膳茶教室@茶通

2013-11-16 19:58:19 | 茶会・茶勉強会
広尾商店街にある清品茶房茶通さんに、今月二回も伺いました。

茶通さんと言えば、先月の地球に優しい中国茶交流会で文山包種の春茶を購入しました台湾茶の専門店です。

茶通さんの文山包種のお味をとても気に入って、自分の教室で生徒さん達にも味わって頂き、あっという間になくなりました。今回は追加で購入し、東洋美人硬枝紅心も一緒に買うことにしました。

その日は運良く文山包種2010冬片をごちそうになりました。冬片というのは、冬茶を摘み終えた後、冬至が過ぎ日照が最も短い時期に出てきた芽のことです。この20年の間に、2010の冬しかでなかったレアもののようです。春茶の華やかさが、どこか奥ゆかしさに変身したような深い味わいの文山で、堪能しているとまた写真を撮り忘れました(笑)。

店長の田島さん(通称タジー)は、控えめでとても穏やかな方です。私が気づくまで、田島さんのことを田代さんと呼んでしまいました(汗)。それを聞いても何も指摘してこなかったのです。田島さん、ホントにごめんなさい(^人^)。

けれどお茶や東洋医学の話しをすると、とても楽しい方です。陸羽の茶経を勉強中と聞いた時、茶文化や茶の歴史にも熱心な方だなあと感心しました。

二回目の今日は、田島店長による冬の薬膳茶というテーマの講習会を受けに来ました。自らの研鑽を積めてきたのでしょう。

陰陽五行における水の主な役割の説明を受け、寒い冬を迎えるには、水の気の乱れを防ぐ必要があると私が理解しました。そこで、田島さんオリジナル配合の薬膳茶三種類を実際飲ませて頂きました。

どれも美味しかったし、沢山のヒントを頂きました。

写真は、一緒に受けに行きました茶友のりつこさんが提供してくれました。

最後に頂きました豆乳ベースの薬膳茶は、どこか遊牧民のミルクティの風格で、豪快な気分にさせられました。

食材やプーアル紅茶を土鍋で煮込んだ際に、漢方の独特な香りが漂ってきました。それが懐かしくて、実家の母が漢方生薬を土鍋で煮込むシーンを思い出しました。

茶通の田島店長、ご一緒の皆さん、ありがとうございました。

茶通
東京都渋谷区広尾5-16-1 北村60館2F
営業時間 11:30~20:30
定休日 火曜日

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千年茶館

2013-11-08 08:52:56 | 街散策・旅行
誘われて白金台にある千年茶館に訪れました。

つい通り過ぎてしまいそうな路地、住所から判断して、千年茶館は、敷石の先に佇むはずです。

重みのある門をくぐり、ミステリーな空間へと導かれるような気がして、ドキドキウキウキさせられます。


ようやく、渋い千年茶館の看板が見えてきました。ここに間違いがありませんね。写真では、写っていませんが、横に大きな仏様もいらっしゃいます。仏様にお辞儀をして店内に入る客も何人か見かけました。


高ぶる気持ちの中、店内に入ると、まず目にしたのは、大きな木造の階段。二階から何かが舞い降りてくるような、そんな階段。

階段の下に、お茶の名前を書かれた大きな茶筒達が見えてきました。

私達四人が予約した席は、一階の奥にあります。

着席すると、片っぽの壁に先ほど見えた茶筒がずらりと並ぶ。

片っぽは、先取りして、おしゃれにクリスマスツリーが壁一面に飾られています。

一体ここは、何屋さんと思ってしまうような非日常的な空間。

そうです。ここは、イタリアンと中国茶のコラボを楽しめる異色のレストラン。

食事を堪能した後、茶餅のプーアル茶を頂きました。口の中に残るイタリアンのクリーミィな後味をさっぱりに消してくれました。


女性オーナーにお話しを伺うことができました。店内のインテリアは、オーナーのこだわったコレクションで、中国から輸入したものが多いそうです。窓枠まで中国の骨董屋さんで買い取り、サイズを店に合うようにリメイクしたそうです。

中国茶好きなオーナーは、日曜日限定に、みずから工夫茶を淹れてくれる中国茶カフェになります。

レストラン二階にあるオーナーの茶壺のコレクションも見せてくれました。私達四人が目に鱗。


店を出た時、ちょうど日差しの反射がさしかかり、神秘的な一枚を撮れました。

素敵な空間と改めて思います。

予約をして下さった方、ご一緒させて頂きました皆さん、ありがとうございました。ちょっとした小旅気分でした。

千年茶館
〒108-0071 東京都港区白金台5-13-14
電話番号: 03-5447-1200
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ミカンの皮を使ったお茶ー五行茶の金茶

2013-11-05 13:41:22 | 中国茶・世界のお茶
30年頃前の中国では、家庭で天干ししたミカンの皮は、漢方薬局に持ち込めば、買い取ってもらえました。

陳皮(チンピ―)という名がついたミカンの皮は、中国では、昔から大切な漢方食材で、美肌効果、血圧降下効果、抗アレルギー効果、喉や気管の不調の緩和として知られています。

なんとなく乾燥を感じ始めたこの時期に、五行茶の金茶を淹れました。

清々しい文山包種をベースに、陳皮や金銀花、そしてレモングラスをふんだんに使った美肌の一杯です。


金銀花は、入手が難しいかもしれませんので、なくても良いのです。


陳皮は、ミカンの皮をカチンカチンになるまで一週間ほどかけて天干します。日に日に、オレンジ色だったミカンの皮が、くすんだ赤みのあるオレンジ色に変わります。頂く直前に軽く洗って、ハサミでスライスにします。毎回4-5本あれば良いのです。応用で、グレープフルーツの皮もレモンの皮も同じように天干ししてお茶の素材として使えます。


ガラスポットの蓋を開けた瞬間、柑橘類の香りが湯気とともに登りあげ、肌も気持ちもフレッシュになる一杯です。

スッキリしたお味に、今日は、ドライりんごと頂きました。秋を味わう季節の一杯です。

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