茶語花香

人生は旅なり。

ロックで淹れた六安瓜片を頂いたきっかけに

2014-07-31 22:14:21 | 中国茶・世界のお茶

上海の茶友から上等の六安瓜片を頂きました。

深緑色の六安瓜片は、安徽省六安地区で作られている緑茶です。形が向日葵の種に似たことから、瓜片の名が付けられましたとか。

向こうの茶友に教わった六安瓜片のオススメの飲み方を思い出しました。

六安瓜片をロックグラスに入れ、上にブロック氷を載せます。香りを閉じ込めるため、ラップして、冷蔵庫に保管します。待つことを12-15時間ほどです。

出来上がりは、清らかな高い香りで、重みと深みがある、この季節にぴったりの一杯です。

多彩な香りと味わいをもつ福建、台湾、広東の青茶を、飲まない訳ではない上海の人ですが、緑茶の良し悪しにもっとうるさい気がします。それもそのはずだと思います。

ロックで淹れられた六安瓜片は、シングルモルトに似たピュアでストレートのボディだという上海茶友の言葉が、印象的でした。

お酒の名がでたので、その時ついでに好きなお酒を尋ねてみました。

挙げられた名は、意外とウィスキーと日本の清酒でした。ちなみに、華やかなブランデーよりも、ピュアのシングルモルトを好む方は、上海では多くいることも、その時に教えてもらいました。

そこに、なんとなく茶文化に似た好みを反映したように思いました。

それにしても、紹興酒や青島ビールではなく、上海の若きジェネレーションがウィスキーや日本清酒の名を挙げるほど、上海は中国の中で、やはり別格だと思います。

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餃子の皮で作る一口ピザ

2014-07-28 14:34:03 | 料理・点心・菓子

夕べ余った餃子の皮で簡単なピザを作ります。一口で頂けますので、一口ピザと名付けました。

冷蔵庫に、ちょうどベーコンがあったから、缶詰のコーンととろけるチーズと一緒に載せました。

フライパンに、オリーブオイルを少し垂らし、キッチンペーパーで拭き取ります。弱火で一、二分を焼けば、餃子の皮がパリパリになります。裏側がこんがり焼けて、表面のチーズがとろけ出したら、できあがりです。

この手軽さで、家に小さいお友達が見えるとき、よく作りました。子ども達に手伝ってもらいながら、美味しいと喜んでくれる人気おやつの定番です。

大人のお客さんがいらっしゃる時、生ハムや紫蘇の葉を載せ、もう少し大人のピザに仕上げます。ワインも紅茶もすすみ、会話も弾みます。

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二重に愉しめる杏仁豆腐

2014-07-21 17:52:54 | 料理・点心・菓子

夏休みに入った娘が日中にいますと、自分のペースが少し乱れます(苦笑)

甘いものが好きで、この頃、すぐキッチンに乱入してきて、一人でデザートやクッキーを作りたがる娘。

どうせなら、夏休みの間に、簡単な料理やデザートを一緒に作ることにしました。

今日は、杏仁豆腐。

冷蔵庫で冷やしている間に、

固まらないうちに、飲んでみてもいい

と言ってきました。

まあ、一つならいいよと答えました(汗)。

杏仁豆腐の出来上がりを待っている間に、東方美人茶で煮出すシロップを作ります。

主人も私も、美人シロップをかけた杏仁豆腐のほうが好きです。ちょっぴり大人のデザートというところが、やはりいいですね。

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小雅スペシャル茶会

2014-07-12 12:18:04 | 茶会・茶勉強会

この日は、ルハンさんと一緒に、ちょし先生のご自宅に招かれました。

今では高騰した、とても買えない景徳鎮小雅窯の器を中心に、先生が二人のためにお茶会を快く開いてくださりました。小雅の器に触れてみたいという私達の気持ちを応え、次から次へ、お宝を出してくださいました。先生の優しさに感動します。

以前ちょし先生の春茶会で、この特別なデザインの青花蓋碗で、春の新茶を頂くことが忘れられませんでした。

一見普通のデザインと変わらないこちらの蓋碗は、心を踊らせるあるサプライズがあります。蓋碗の原型だと教わりました。清の時代の人のように、蓋碗の蓋で茶葉をよけながら、新茶を堪能するのが、なんとも優雅な春の風物詩と教わったのもちょし先生のお茶会でした。

お茶を知り尽くし、器を知り尽くしたうえの余裕でしょうか。淡々と淹れていくちょし先生のお茶は、どんな時も、どんなお茶もベストコンデションで淹れられるところは、さすが大ベテランと感心します。

先生お手製のプリンは、濃厚で大人の味わいでした。レシピも伝授して頂きました。

途中から、小雅窯と別の飲杯の飲み比べもしたりして、茶会以上の収穫を得ました。


茶会という言葉で、もったいないほどの会でした。

ちょし先生、ホントにありがとうございました。

ルハンさん、大変有意義な一日でしたね。

〈茶譜〉
径山茶
拉拉山桃下
単そう黄枝香
高定石さんの紅玫紅茶

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台北国立故宮博物館展

2014-07-09 15:02:22 | 展示会・イベント

大好きな台北国立故宮博物館、東京国立博物館での開催に足を運びました。

台北故宮博物館に行く度に、新しい発見があって新鮮です。まさに、「一期一会」の世界です。

今回の特別展は、古代青銅器から歴代書画、そして明清時代超絶技巧の工芸に及び、多彩な186件が鑑賞できます。


7月7日までに、「翠玉白菜」を一目見ようとする方々が長蛇な列でした。私も覚悟の上、並びました。文庫本を持参していたから、苦にはならなかったのです。

今回、一番引き付けられたのは、北宋時代の書を中心に、書の作品の数々です。
創作背景などの詳しい説明が添えられている作品が多いので、大変ありがたいのです。

書の神様の王羲之の作品をはじめ、蘇軾をはじめとする北宋四大書家【注1】の作品も数多く展示されています。
蔵硯家から立派な硯を頂いた北宋の書家蔡襄(さいじょう)が出したお礼のお手紙、達筆な行書や、かろうじて読めたあの時代の文字に、書家の文才に敬服します。
それにしても、同時代の文人の間では、実に、文房四宝の贈呈が行われていることがよく分りました。
もう一つは、北宋の黄庭堅(こうていけん)が残した苦筍の味わいを伝える書も内容も印象的でした。

清の時代のエリアで、奇麗な正楷をなさる雍正帝【注2】の朱批を観て、冷酷と寛大を併せもつ皇帝だと改めて感じました。

戦や紛乱の多い時代を通り抜け、このような文物が本当によく残されてきたなーと思います。目がうるうるしてしまいます。

台北国立故宮博物館
2014年6月24日―9月15日
東京国立博物館にて

【注1】北宋四大書家ー蘇軾(そてつ)・米ふつ・蔡襄(さいじょう)・黄庭堅(こうていけん)

【注2】雍正帝ー清五代目の皇帝、乾龍帝の父。歴史上、ヒステリックな性格として知られており、人には厳しいけれど、自分にも非常に厳しい人物です。一方、先代の康熙帝が残した財政赤字を黒字に転換させた清廉な皇帝でもあります。就寝時間を削り、毎晩夜更かしをし、地方官僚から届けられてきた膨大な上奏書に目を通し指示を書き下ろす逸話も残されています。赤筆で書くことが多いので、「朱批」と言います。

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