茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

新鮮なハスの実

2016-07-28 17:06:40 | 日常

このごろ、野菜市場で、ハスの花托(かたく)が山盛りで売られています。初めて見る光景です。

現地人にどうやってたべるの と聞いてみたところ、ほぼ全員がそのままたべると答えてくれました。

花托からハスの実と呼ばれる種子は、簡単に剥き取れます。緑の衣を脱ぎとり、白い実が見えてきました。白い実の真ん中にある緑の芯は、寒性で苦い。摘み外して、白い部分だけ食べます。

きっと調理にも向いている、そんな気がしました。

あるお茶屋さんで、ゴロゴロした新鮮なハスの実を季節限定のお茶請けとして客をもてなしています。この土地ならではの夏の風物詩です。

(玲玲さん写真提供)

台湾茶専門店の不二堂

2016-07-07 19:32:20 | 街散策・旅行


ショッピングモールでセンスのいいインテリアショップがあります。素材やデザインにこだわった文房具、雑貨およびオーガニックの品々に、興味が注がれます。その奥に、不二堂という台湾茶専門店があります。
三色の明るいトーンでまとめた店内は、なかなか洒落ていました。


青い高山茶は一つも見当たらず、全面的に焙煎の高い台湾茶を打ち出しているようです。

久々涎香(xian2 xiang1ウンカ香)の美味しい紅茶を頂きました。



ライチ狩り

2016-07-03 07:35:40 | 街散策・旅行

広州隣りの街、増城まで初めてのライチ狩りを体験しました。
ライチの成木は、三、四メートル以上の高さがある。農園の職人は、枝に竹かごを掛けながら、木登りして摘み採っています。

多くの人々にこよなく愛されているライチ。
早馬を走らせて長安にいる楊貴妃にライチを届けた出発点は、
広州近辺だと言われています。
この一帯は、ライチの故郷です。


子どもも大人も、自然を満喫しながら、手の届きそうなライチ木から実を揉み取り食べました。
お父さんの肩車に乗って採る小さい子もいました。
自分の体中に汗がたらたらと流れているの感じました(笑)。蒸し暑いっ!

枝にたわわに付いている赤い果実。
日本語のライチの語源は、広東語の「レイシ」からきています。