空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

コルサスピード、インプレ

2017年08月28日 20時35分21秒 | -----タイヤ-----
使い終わったので
コルサスピードのインプレ。



まずはチューブラー。
初のラテックスチューブ。

ホイールとの相性も良かったせいか、
過去一番しなやかで軽やかで快適。

立ち漕ぎで車体を振らしても、
コーナーでかなり傾けても、

スピードを殺さずに(あくまで感覚)
走り抜ける感じが堪らない。

転がり最強というテスト結果があり、
自己計測でも納得の最速タイヤ。

が、デメリットもわかり易く大きい。

エア抜け。グリップ。耐久性。
酷いもんだ。そして高い。


最初は1時間走って1.5BARも抜けたので、
不良品なのではと思ったほど。

その後落ち着いたが、2時間で1BARは抜ける。
空気圧にシビアな人には向かない。


コーナーリングで怖い思いはしていないが、

急減速やストップ直前に
ホイールがロックしてトレッドを
こすってしまう事が多々あった。

他のタイヤではこんなロックして、
滑ることはない。

グリップしてなさ過ぎる、からだろう。
転がりとトレードした性能ならば、
致し方ないとも思えるが、

砂にも弱そう。試す気にはならない。

雨の日は使うべきでないと思う。
レースでも雨上がりすら避けていた。

1000kmほど、4か月ほどで
後輪のトレッドが寿命。

シーラントを入れて少しでも延命を図ったが、
小粒の石で終わりを告げた。

購入価格は2本で15000円ほど。
公称重量は23Cで200g。

写真を撮り忘れていたが、
記憶では205gほどあった気がする。

TT・ヒルクライム決選用。
紛うことなくプロ機材。

それをわかった上で買ったので文句なし!

否…もっと寿命ほしいなぁ。




つづいてチューブレスレディ。



チューブラーがあまりにも気に入って、
それ以上に転がるチューブレスも購入。
(全種類のタイヤで最高転がり)

チューブラーと比較すると大分安い。
2本で11000円弱で購入。
この価格で世界最速。

公称重量220g。
実測では、239gと229.5g。ムムッ!





性能はチューブラー版とほぼ同じだが、
乗り心地については、

ホイールの相性か?
チューブラーの方が好きである。

しかし、チューブレス!
クリンチャーとは段違いで乗り心地が良い。

衝撃も微振動も吸収して優しく快適。
その上良く転がって爽快。

チューブラーに比べパンクに関しては
シーラントが埋めてくれるので安心感がある。

雨あがりとロングではチューブレスで走っていた。
(雨中には当たらなかった。)

グリップはチューブラー同様で、
停止直前にブレーキロックする弱さ。

エア抜けは、1日0.5~1bar程度。

気づかぬうちにタイヤに穴が開いていたが、
シーラントが埋めていたおかげで、

パンクには至らず、ずっと走っていた。

まだ500km程度しか走っていない。
穴を塞げばまだ走れそうだが、

シーラントをどう除去するか悩み中である。





最速で快適で最高だ。
短命高価なのが厳しい。

レースでタイム出したいのなら
このタイヤで決まりだが、
パンクリスクは高い。

チューブラーは特に好きな乗り味だった。

しかし、金額と寿命を考えると
再び購入することはないだろう。




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