空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

ニセコクラシック2019~~~70.5kg

2019年07月07日 07時00分00秒 | レース・イベント
天気予報は晴れだがほぼ曇り。



朝はやや寒いが走ればちょうどいい気温。



雨はなく路面はすべて乾いていて
いいコンディションだ。



ざっと見回す限りで同じ
アルプデュエズはいないな。

オンリーワン。満足。






<<< 結果 >>>

天気 曇り、風2~5m?ほど
気温 15~20度くらい

140km
リザルト 4時間38分
順位35-39才 56位/92名
平均心拍 159
平均ケイデンス 82
FTP 201W / NP 238W
体重 70.5kg(また増えた!)
機材 アルプデュエズ01
XentisSQ4.2コルサ23c後輪だけNEW

ウオームアップ なし

ウエア ガウジャージ・下アソス・アームカバー
ヘルメット Kabuto FLAIR
シューズ GIRO ラファ青





朝の食事。

とろろそばに納豆2パックと
味噌汁を大量摂取。

レース中、疲弊した状態で補給すると
身体が拒絶する過去の体験から、

塩分は最初から腹に蓄えておく。

蕎麦は米より消化が遅いので
栄養吸収もゆっくりになるのを期待してのこと。

これで腹一杯。量が食えない。



携帯食

スーパーに売っている食べやすい
ジェル系のものを買っておいたが、

大会から支給されたネットリジェルの方が
カロリーが高い。でも不味いんだよな。

疲れ切ってしまうと飲めずに嘔吐するし。

今回は頑張らない予定だし大丈夫かな?
ネットリジェル2本を選択。

気温はゴールまで20度以下っぽいので
水はニセコボトルの3本のみでいいだろう。

捨てて新しいのと交換だ。

会場へ。サインして待機。寒い。


スタート前、カメラを撮影開始。

だが悲しいことになっていた。

帰って見てみたらファイルが壊れていた。
重りと空気抵抗をぶら下げて走っただけ。

レース中の解説は文章だけになってしまった。



スタート。


下り坂で早々にボトル落として
危険な落車トラップを生み出すアホがいた。

下って登って、で緩急が付くと大集団が
停止する場面がある。

この程度で追突するヘタクソも。



サイコンがパワーを計測して
いないことに気づく。

人多いとサイコンとかカメラとか
異常おこしやすいな。

慌てず自分のパワー機器の番号を
選択、ペアリングをして直す。


本スタートになったのだろう。
間伸びして走りやすくなった。

頑張らないぞ~~
とは思うものの、

集団には入っておかないと
体力的に損をする。

そこそこ速い集団に混ざるためにも
序盤は頑張らざるを得ない。


危険な序盤の下りカーブ区間。
速すぎず遅すぎず、安全に。

去年は少なかったが、
一昨年は大量に"緑好き"がいた。

今年は緑好きではなく、
落車しているのがチラホラと。

そして、自分も殺られそうになる。

危険な急カーブ地点。

十分なほどに速度を落とし

単独でしっかりとアウトからアウトと
ラインを守って走ったのに、

高速のままインからツッコんで
アウトに膨れ、自分へツッコむ寸前の
白黒ジャージのクソ野郎。

急ブレーキをしたのはこっち。

クソは謝りもしない。

カメラファイルが壊れているのが悔やまれる。
クソを晒したかった。

あーゆー下りが速いのを上手いと
勘違いするクソバカ。

危険で無駄なことなのは登りになれば
すぐに判明する。

そんな感じで
下り区間はものっすごく不機嫌だった。

怒りは事故のもと。
俺、クールダウンしろ~~。



登り区間に入る。

下りでバラけていたのが少しづつ纏まり、
10人ほどの小集団となる。

あの腹の立つ白黒ジャージもいた。

ホレみたことか。

下りでトバしたところで差なんて出ない。
事故を起こすリスクを上げるだけ。

蹴りを入れてやりたいっ
茂みに蹴り落としてクソでもしてろっ!


…俺、クールダウンしろ~~。


登ってる間の強度は250~300Wと強め。
なのにさほど苦でない。

心肺も170を超えており
自宅でローラーなら辞めたい気持ちの最中だ。

集団の力はホント不思議だなぁ。
脚が後半もつのかやや不安。

前方に大集団を発見。
30人はいようか。

集団であるほど楽が出来る。
白黒ジャージがいるこの集団だと
下りでまた危険だったり
苛つくかもしれない。

大集団からもこぼれる人がいる。
タイミングを見計らってブリッジを架ける。

400~500Wとか出してるし。
温存できてないじゃん。


大集団へ合流。

数人付いてくる人がいたのだが、
諦めたか、自分の後には誰もいなかった。

あとは徹底して温存。

山のてっぺん近くになると
風が強くなってきた。

雲の中なのか霧も濃い。

フラつく人がでてくる。
大集団の中でヨロめくと当然、
怒号が出る。

「危ねーだろーがー!!」
「フラフラするなー!!」

それをなだめる人もいる。

ガイジンもいる。男女。
その二人は安定した上手な走りをしている。

この様子を見てジャポーン、ヘタデウルセー。
とか思ってるのだろうか。

女性の後ろに付きたかったのだが、
周りのオッサンも皆スケベ心は同じか。

ポジション争いに負け、押し出される。


長い登りを終えて下りへ。

序盤とちがい危険なカーブが少ないので
他人のペースに付いていき集団内をキープ。

フルームポジションをする人発見。
直線でやっているから迷惑ではないが、

その姿勢、下ハンTTポジよりエアロでない
という結果でてたはず。

どのみち集団から抜けて単独になったら
一番エアロじゃないのだから意味がない。


平坦区間。

最初の補給所。

問題はこの大集団で皆が受け取ろうとするのは、
どう見ても危険な気がする。

集団のほぼ中間にいたのだが、

集団の減速のタイミングが遅いのと。
渡す人のヘタクソっぽい感じを見て、

補給は諦めた。
どのみち水はまだボトル2本もあるし。

集団から右側に逸れて安全圏へ。

集団の多くは左へ寄って
"補給所"で減速して…

案の定、落車発生。

またも怒号が聞こえる。

予想通り過ぎて思わず笑ってしまった。
やっぱり下手なの多いな。

落車回避を優先した人らで
やや飛ばす。

風が思いのほか強い。
ローテをするものの
これもまたヘタなのが多い。

先頭になったら途端にパワー上げる人。
追いたくないのでこっちはそのまま。

すると前の人は独走になる。

こっちは先頭になってしまったので、
すぐ左へ寄って下がる動きへ。

これがローテってもんではないか?

そういや一昨年は追い上げたくて
積極的に先頭を引いて、、、

結果、独走をしていたな。
で、やっぱり追い付かれる。

集団に属する方が楽で速い。


走行が安定したので補給食を2つ食べる。
手がベタベタする。気持ちわるい。
これも嫌なんだよな。


最後の三段坂へ。


登ってすぐ、脚が無いことに気づく。
それも"登る脚力"(回す脚)のほうだ。

平坦ではその脚力を使っていなかったので
気づかなかった。

回すとすぐ攣る。
攣らないように踏む。

ダンシングは可能だが、
速度が上がらない。

嫌な思い出が蘇る。

熱中症、腹痛。
今年はどうだ??

攣る以外は健康のようだ。
集団に残るのを諦め、

マイペースで走る。


集団の力を失うと、
まるで春の走り初めかのように
坂が登れなくなった。

油断すると攣るし。

ワザとギアを重くし、
踏んづけるペダリングをする。

これは、、、
このペースはやばいぞ。

ものすごく遅い。
ゴールに5時間経つんじゃないか??

第2の補給所に到達。

足を止めてボトルを全て捨て、
新しいボトル5本を貰う。

ついでにジェルもあったので
それも飲んで、ベタベタした手を洗い、
スッキリして再出発。

平坦や下りになると速度を普通に上げれるが、
登りが驚くほど遅い。

しかし体調はすこぶる良い。
脚が辛い以外はホント良い。

登るとやはりボトル5本の重さが気に障る。
3本の中身だけを捨て、水を2本に。

ニセコボトルは持ち帰らねば。

去年以上にロングの練習が出来なかった
今年はこんなものなんだろう。

しかも体重が重いというおまけ付き。


下り、落車が2箇所。
ひとつは結構大きくいったのか?
車も多かった。


ゴールまでは気を抜けないな。
まだ突っ込んでくるクソがいるかも知れない。


後半は大分晴れ間が。
暑いとすぐダレる。


ノロノロとようやくゴール。


いつも飲むコーヒー屋へ。
今年は健康的にゴールできた。
それを祝おう。乾杯。




来年は…ん~




戦果