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空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

汗冷え対策

2017年02月05日 17時16分56秒 | ウエア


先日の多くの人が参加した
岩木山1周ライドを見て、

ウエアが個々で大分異なる
ことがすごく気になった。

運動しても汗をあまりかかない人。
常に高強度で発熱量が多い人。
低強度で汗が少ない人。

人それぞれ。

自分は汗っかきで冬のスポーツには
汗冷えに悩まされている。

チャリでは、
トレーニングとしてヒルクライムは高強度。
遊びとして"高速"でダウンヒルをする。

汗冷え対策無しでの感覚的な体感温度は、
サウナから水風呂なみ。

1時間もそれで居たら、凍死してしまう。

雪ライドを始めてから数年経ち、
ようやく汗冷え対策に効果アリと

他人に勧められるものがわかってきた。

メーカーの商品説明やネットの比較実験など
こんなブログの独り言より良いデータのはあるのが、

汗冷えと格闘してきた個人の経験と
試行錯誤でたどり着いた良かったものを

勝手な仮説をして備忘録。


※状況設定
雪が降る中、気温0度~マイナス8度。
登り、下り、平坦は少なめで3、4時間走る。
休憩は1時間に5~10分ほど。路面は雪。






●ベースレイヤー



MILLET(ミレー) ドライナミックメッシュ 3/4 スリーブ クルー
の上にっ
mont-bell(モンベル) ジオライン



この2枚合わせがイイ!

保温性とか吸水性とか、
ずぶ濡れの布には意味をなさない。

物理的に肌と水分(を含んだ布)の接触面積が
小さいものほど、冷えを防いでくれる。

ミレーのドライナミックメッシュは
汗の吸収性と接触面積の少なさで

最も汗冷え防止効果が高い。

ただ、編み目が大きいだけに
これだけだと保温性が弱い。

そこでこの上に"薄手"の
高機能ベースレイヤーを重ね着する。

薄さの理由は水分の保有を少量にするため。

同じような薄さと吸収性・保温性があれば
ジオラインでなくともいいと思う。

機能としての目的は、放熱を防ぐ。
その最大の敵が水分(汗)だ、と思う。




●ミドルレイヤー…はまだ悩み中



現状は、モンベルのクリマウールジャケット。かな?
多くの候補があるが、実験回数がまだ少ない。

ただ、重要な点が判明。

ロードバイクウエアは普通、
フィットする(タイトな)サイズを買う。

これが保温にはよくない。

ベースレイヤーとミドルレイヤー間の水分は、
密着させて浸透して逃がすよりも、

蒸発と吸収のほうが速い気がする。

さらに、隙間を持たせて空気の層を作った方が、
熱の伝導を妨げることで、保温性がよい。

感覚的にはそういう答えまではでている。

真冬用のロードジャケットや
ひだまりのチョモランマなどは、

フィットめで購入したので
空気の層が出来きず、

雪ライドにおいての善し悪しには
まだ断言ができない。




●アウター



一番簡単。ゴアテックス!!

防風・防雪・防水機能、そして透湿性。
年中使えるものでいい。

保温はミドルレイヤーで。

ここでもミドルレイヤーとの空気の層を
作る事で保温性を図っている。

つまり、ピッタリサイズはよくない。




●足
ブーツ!は駄目だ。

それがたとえマイナス40度に
耐えれるものでも。

ゴムで完全防水されていると、
水分の逃げ場はなく蒸れる一方。

時間が経つほど冷える。

同様に、ソックスも通気性が重要。
お勧めは冬用メリノウール。

蒸れない程度のものならそれでいい。



シューズは夏用で、起毛インソールを入れている。
冬用シューズで夏用並みの通気性があれば…あるのか?

その上にシューズカバー。
サーモカバーと防水カバーを
2重で履いている。

これも空気の層をねらったもの。
やりすぎっぽいがそれでもまだ寒い。

そして、最も効果的!足用カイロ!!



シューズの中と外のつま先に仕込む!
これが一番効果がデカい!!

低価格で長時間保つ。経済的ッ!


HRさんは、手足にほとんど汗をかかないらしい。
足が蒸れないのが羨ましい。






●手
グローブは悩む必要なくスキーに行くそれで。




頭部は、汗冷えとはまた違う
大きな悩みがある。

長くなるので、次回へ。


夏・春秋、ウエアを買う順番

2016年09月21日 20時45分05秒 | ウエア
秋はもうすぐだが夏物しか持っていない。
財布は厳しく全てを揃えられない。

ならば先ず、何を選ぶべきか。

先日そんなやりとりを見て、ふと、

ロードウエアの購入順を
自分なりに考えてみたくなった。


前提として、
ビギナーで財布が厳しい。
ロングやレースに前向きな人とする。



1. ヘルメット



自己責任だから無くてもいい。
だが、しかし、…必要第一かと。



2. 夏物最低一式



・上ジャージ
・黒ショーツ(ビブショーツ)
・ソックス

基本中の基本。
これを着てようやくローディ。

1着目ショーツは真っ黒推薦。
上がどんな柄でも合わせやすい。
レパートリー増やすのに
上だけ買い足せばいい。

ソックス、おしゃれな人は
このチョイスがいい。



3. 耐候アイテム



・ベースレイヤー
・サングラス
・グローブ
・アームカバー(UVカット)

これらが必要ということは、
ロング行ってるッぽい。

耐日焼け、耐手グリップ、
耐眩しい、耐汗気持ち悪い、

快適さに必要なアイテム。



4. ビンディングシューズ



耐候アイテムそろえるほど走っていれば、
これも欲しい衝動があるはず。

ペダルもセットになるのでかなりの出費。
機材かウエアか曖昧なところだが。



※注意点

ヘルメットとシューズは、
"合わないもの"は買わないこと。
後々痛みに変わる。
ちょっと我慢すれば…はアウト。

最初はネット通販は避け、
必ず試着できるお店で購入を。



5. ウインドシェル



早朝・深夜、山、その下りなど。
夏場でも必要なときがある。
肌寒い時に着る"防風"のためのもの。

ポケットから取り出せる薄さでよい。
1枚着るだけで保温効果も上がる。
(蒸れる、ともいう)



6. レッグカバー



日焼けを防ぎたいなら
アームカバーとセットで。

夏物+アーム・レッグカバー+
ウインドシェルで17℃くらいまで
対応出来る。(走行中は)



以上が、夏物一式。




初乗り時期によっては
春秋モノから揃える場合もある。

夏モノよりも価格が高い。

しかも、温度設定(保温性)の
違いから2~3種類ほどあり、
メーカーによってもまちまち。

ビギナーなら当然迷う。
分からない方のご参考までに。


1. ヘルメット
ロードならば、被っとけ。念押し。


2.ウインドシェル
春秋は最優先。


3. グローブ春秋用(10~15℃)



左から0℃、8℃、15℃用。
時期に合わせて必要なものを。



4. 春秋ジャージ上下



・タイツ・ビブタイツ(10℃前後)
・長袖ジャージ(15℃前後)

財布が最も辛い所。



5. ベースレイヤー春秋用(10~15℃)
6. ソックス春秋用(10~15℃)



上下とほぼセットみたいなもの。

ベースレイヤーに手を抜く人が多い。
汗と低温に風が加わると、
極寒になるので安物はやめた方が良い。



7. プラス防風アイテム



・耳バンド、ネックガード
・ヘッドバンド、ニットなど

温度次第で防風より保温重視とか、
どれを選択するかは個人差が大きい。



8. ビンディングシューズ

9. シューズカバー(10℃前後)



15℃以下で高速で走ると足先が
すごく冷たく、辛い。

春秋のカバーは保温+防水が
お得だと思う。




※レインウエア(年中)



レースやイベントで雨でも出るのなら
これは必須になる。

安い雨合羽ではなく、高いけれども

ゴアテックス社製などの
通気性のあるものがお勧め。





ふー~…多いなっ!

ここにないアイテムも色々ある。
ベストとか、ニーウォーマーとか。
冬物とか…


順位はともかく必要なものが何か、
それが分かる参考程度で。


ロードはホント、
経済の役に立っているねぃ。

ウエアインプレ、レリック・ダイモスレーシングフィットグローブ

2016年05月09日 22時15分48秒 | ウエア
タケウチ店春恒例、
ウエア展示会。



ネットと違い試着できる。
送料無し。
定価より安くしてくれる。

行くに限るッショ。



毎年必ず試着するのはグローブ。

自分は、パッド無しでないと駄目。
パッドがあると手が痛い。


流行なのかパッド付きばかりで困る。
グローブなのに高すぎるのも嫌。
シンプルでカッコイイのが欲しい。



パッド無しのグローブを発見。

レリック。
日本製で高級(高性能)路線のウエア。

一昨年から知ってはいたが、
既に色々あって買う機会がなかった。



夏用、薄くて涼しげ。
無駄なものがなくスッキリシンプルは好感。
グリップ感、フィット感もよい。





展示会にはなかったが、
夏用のがイイ感触だったので、
長指用のも注文。






手が大きめな自分だが、
サイズはMでピッチリ目のピッタリ。

価格はまぁまぁといったところ。
性能(素材)を考えれば優秀か?

心配な点は、薄いので
寿命がどれほど保つのか。

こればかりは経ってみないとわからない。


後日、レースにて使用。

強風の10度くらいでも、
薄さのわりには手が
かじかむことはなかった。

走行に違和感なし
グリップもよく、
ズルむけもなし。


パッド無し派にお勧め。


ヨ~イ

2014年12月27日 18時44分40秒 | ウエア
安い長靴を通勤、除雪時に使っていたが…
つま先がしもやけになるほど、低機能。
暖かいのは最初だけ。



いいのを探して約1ヶ月、ようやく決定。
SORELのカリブーXT。



通勤と除雪と、スポーツも兼ねれるか?



ペダルをフラットに変え、さあて、明日、どこを走ろうか。

サイクルモード2015後(ウェア編)

2014年12月10日 22時31分58秒 | ウエア
サイクルモードで気になったウェア。

シールスキンズ。

完全防水を謳うソックスとグローブが商品。

    

水槽に浸からせても水が入ってこないというデモをしていて、
実際、ソックスに手に被せて水槽に入れて、
中が染みてこないか確かめたりした。
15秒ほどだが、確かに全く湿ってこなかった。



完全防水なのに、ソックスの中は普通に吸水し、外へ発散される(速乾性がある)
こう話をきかされて、本当にそうか?と疑問があったが、

試す価値があると思い購入へ踏み切る。


自転車のためではない。
仕事のためだ。


青森の冬、鉄工が職場で、
ほぼ屋外同様の低温状況だ。



鉄工所は火花と鋭利な金属片に溢れており、
まず何よりも耐火、耐傷に優れていなければならない。

普通の靴では呆気なく穴があいたり裂けてしまう。


当然、作業用の革靴しかない。が、
冬の作業靴、革というのもあって蒸れるのだ。


どんなに起毛たっぷり保温性があっても汗で蒸れ、
靴内に水分がたまり出すと冷えてしまう。


靴そのものに発散水性が欲しいが、耐火耐傷性とは相容れない。
ソックスを変えても靴内が蒸れることに変わりはなく結果は同じ。


蒸れを防ぐには夏用の靴と夏・秋ソックスが一番適しているが、
低温では当然、寒い。



今回それを克服できそうなソックスに出会えた。

ちなみにこのメーカーの商品、すごく高い。

が、金額の高さなんて、"毎日"使う常用品、仕事用具と考えると
満足できる性能があれば、気にはならない。



ということで、何度か履いてみた感想。


見た目は冬のスポーツソックスらしい感じでカッコイイ。
履き心地はややごわつく感じだ。しばらくすると気にならなくなる。


長時間履いていれば、やはりソックスの内側は蒸れる…が、

いままでのソックスほど湿りはしない。
ソックスの外側は防水されている。

問題は洗濯だ。

普通に水で洗うとうまく洗えない。その防水性ゆえにだ。
ソックスの外は水を弾き、中には水が抜けずに溜まる。
脱水もうまくいかなかった。


ウェブサイトでお手入れ方法を確認すると、
40℃以下のぬるま湯で洗う、手洗い推奨、陰干し自然乾燥、である。

記述に従い、ぬるま湯に浸すと防水性が薄れ?湿る。あとは手もみする。
脱水だが、普通に脱水機にかけて、裏返してもう一度脱水するとうまくいった。

夜洗濯して、干して、朝には(9時間後)乾いていた。
どれほどの速乾性があるのかは…面倒だから計測はしないが、
結構いいほうなのではないだろうか。たぶん。


もうひとつ重要な項目、耐久性。
元を取ったと納得できる長~い期間、もってほしい。

少なくともワンシーズン。

これを越せばモンベルのヴェイルブーツ&アルパインソックスを凌いだことになる。

ジオラインのシャツはいいんだが、足周りは磨耗が駄目だ。モンベル。

冬が終えた後にまた報告しようと思う。




グローブも使っているが、いいねこれは。
サイクル用でない方が余計なイボがないのでイイ。
(イボとかモコっしたものあると手が痛むタイプなので)
無論防水!除雪作業で手が凍えず快適。