草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

歌舞伎座に車で行ってみました

2006年06月12日 | 歌舞伎
親戚が母のお見舞いに来てくれるというお知らせより先に予約してしまった歌舞伎座6月夜の部。でもTDLのオフィシャルホテルにチェックインが3時ということで、まんざら無理でもなさそうでこれをいいことに車で歌舞伎座ということになった。
歌舞伎座専用の駐車場にはワゴンは入れないので前回新橋演舞場に行った時に近くの駐車場を調べておいた。なにせ違法駐車徹底取締り重点地区の銀座ですから。
1話は「暗闇の丑松」吉右衛門さんがいい人情を演じているが、ここでは福助さんは育ての母にいじめられ、好きな人とは結ばれず、ついには女郎家に売り飛ばされ挙句の果てに帰ってきた元のだんなと顔をあわせてしまったのを苦にして首吊り自殺をしてしまうという役。最後が銭湯の裏側の場面だったがここでのサンスケをした役者さんは大活躍だった。
2話の「身替り座禅」は勘三郎さんのも拝見したが今日の山ノ神役の仁左衛門さんの迫力はすごい。なるほど立ち役が専門にやるのね。まぁ女装するという感覚で、、単純に楽しめる演目だがこれを考えた人に拍手!!
3話目の二人夕霧(ににんゆうぎり)は傾城夕霧に入れあげて身上をつぶし、勘当された大店の若旦那・藤屋伊左衛門。夕霧に先立たれ、今は二代目の夕霧と「傾城買指南所」を構える夫婦に最後は死んだはずの初代夕霧さんが乱入するというハチャメチャもので、これは元の話を知らないとパロディにもならないので通向きというところかな?途中で席を立つ方も多かったのが残念だった。最後の豪華絢爛ぶりは歌舞伎ならではですよ。
終焉から40分後には自宅に帰れるという夢のようなことが、、駐車場代2680円は痛かったが確かに帰りの電車ほど憂鬱なものはないので、何とか安い駐車場があればかなり魅力。調べてみたら歌舞伎座と提携している駐車場も回りにあるらしい。毎日電車で通勤の方には叱られそうなことを書いていますな。ごめんなさい

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