町田の誇る「国際版画美術館」は大規模改修のためにお休みです。このすぐ前に「ドイツ・オーストリア生活文化館」ってのがあったのだけど、以前のぞいたら閉まっていた。
ショッパーという家庭に配達される新聞に「リニューアルオープン」とあったので行ってみました。芹が谷公園駐車場は平日は無料なので花水木の下に停めました。
周りは「まむしに注意」なんて物騒な場所なんですけど(-_-;)この階段は歩きません。本当に美術館のすぐ目の前の洋風の建物ヘンゼルとグレーテルの可愛い看板が目印です。
花が溢れるお庭に、喫茶もあるようで、何が見られるのかワクワクします。
どうやら靴を脱いでスリッパを履いて上がるようです。可愛いリースやグランドピアノ、素敵な飾りが沢山ある部屋です。「初めて伺ったので勝手が分らないのですが」と言うとスタッフさんが「セルフサービスなんですよ」と言われた。ドイツで食べられるようなキッシュ、サンドイッチ、パンケーキのセットがあるようです。それぞれ飲み物が付いて600円だそうです。
「デザートのセットも1000円であります」とのことで「パラチンケン」(パンケーキ)のセットを頼んで、OK貰ったので写真を撮ったりきょろきょろ拝見しておりました。
2階にもお部屋があるようです。以前はここで帽子を作っていたようです。(抗がん剤治療で髪の毛が抜けて必要になる方用の物を作ってどこかに差し上げていたとか?)
この写真の方が「所百合子」さんという館長さんのようです。スマホでググったら若いころに家族でドイツに住んでいて帰国後に個人的に留学してドイツ語、料理、リース等のクラフトなどを究めて帰国され、テレビのドイツ語講座などにも出演されていたとか。
所百合子(トコロユリコ)
ドイツ・オーストリア生活文化館館長。ドイツ生活文化研究家、ドイツ料理研究家、ドイツ語講師。ザルツブルクリース研究家、グレーテルのハウベボランティア会代表。主な執筆は、朝日学生ウイークリー、NHKテレビドイツ語講座テキスト。NHKテレビドイツ語講座出演。1944年上海で生まれる。1996年ドイツ・オーストリア生活文化館開設。
この著書の写真のいくつかはそばの芹が谷公園で撮ったようです。
ってどんなに凄い方か?と思ったら上品だけどずいぶんざっくばらんな方で気軽に声かけて下さった。昨年は下荻野だかに開館したのでこちらを閉めていたようですが、やはり戻って来られたそうです。時にはピアノやフルートのコンサートもあるようです。良い季節なのでお庭のテーブルに座りました。虫もいないこの時期が最高です。
パンケーキは生地が薄かったので時間をかけて食べました。中に玉ねぎと生ハムが入ったものでした。デザートもパンケーキだったので本当はお茶とデザートにすれば良かったかな?
紅茶も途中で「今新しいの開けたからこっちも飲んでみて」とサーブして下さった。残りの紅茶をぽいって庭に捨てちゃうのがフランク過ぎておもしろい(笑)
「もう少ししたらバラが沢山咲いて綺麗よ」と言われた、すずかけマダム達で来てみたいなと思いました。今でもお庭の花は沢山咲いています。
ちょっと前に町田の丸井モディで情報を貰ったチョコリングの「ANTIQUE」はJRの町田駅側の郵便局のすぐ近くにオープン!!と思ったら明日でした。もうパンを並べている様子が見られました。銀座一丁目には無いカフェもあるかもしれないのでちょっと落ち着いたら行ってみようかな。