草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

「東海道中膝OK?」 藤沢→平塚→大磯 その3 「平塚宿 大磯まで」

2016年04月25日 | 東海道53次

市民プラザに「平塚観光協会があったので立ち寄って、地図をゲットできました。「平塚宿」関連の史跡は大通り沿いに並んでいるようなので大磯まで歩けそうです。

「見附」というのは宿場の入り口出口みたいな場所で、「江戸見附」と言えば東端(江戸より)の事で、「京見附」は反対側の西側で京都方面の事です。

      

その間の「本陣」だけで泊まりきれない場合や、宿場で藩同士が鉢合わせになった場合に、格式の低いほうの藩が「脇本陣」を宿として利用したらしい。

それ以外の時は、本陣とは違い一般旅客の宿泊にも供した。ってことは「本陣」は一般客は利用できなかったのですね。

    

そのほかに「高札場」という幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書(おきてがき)などを木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく場所もあります。

    

そして「問屋場」が宿場でもっとも重要な施設だったようで、人馬の継立業務(幕府の役人や大名用の馬や人足を用意しておき、荷物を次の宿場まで運ぶ)業務と、幕府公用の書状や品物を次の宿場に届ける飛脚の仕事だそうです。平塚はしっかり史跡として紹介してあるので嬉しいです(ブログもそれっぽく書けてる!)

    

番外的には「市民センター」の裏庭にある「平塚の里歌碑」ですが、『平安紀行』の著者は、源持資(太田道灌)となっていますが、それはさておきこの平塚市民センターはかなり古い建物のようです。これに代わる施設は他にできているのかな?などど余計な心配をしてきました(-_-;)

それよりも消防署のシャッターの広重様を見つけたり、木の家具屋さんの前の小さな椅子に惹かれます。

    

「京方見附」ってことはここで平塚宿はおしまいです。少し進んで一号線と合流する辺りに「古花水橋」という地名辺りに「一里塚」がありました。

    

「花水橋」を渡るのだな、、と期待しながらふと遠くをみたら、ビックリのお山です。まさしく広重様の浮世絵にある「高麗山(こまやま)」が当時と同じ姿で見えたのには感動です。

    

これだから止められません(笑)高麗山の方に有名なお寺もあるようですが、ひたすら本線を歩きます。道路沿いの「善福寺」だけは寄り道。えーとこれは「親鸞聖人」だから浄土真宗。

     

高麗を過ぎて大きな中古車センター辺りから右側の道がそれっぽいので(笑)入って行きます。BINGO(*^_^*)

虎御前とは曾我兄弟の仇討ち伝説に登場する女性で、白拍子、すなわち鎌倉時代の遊女で、虎御前がこの井戸で朝夕化粧していたことから名づけられたと言われた「化粧井戸(けわいいど)」や「化粧坂の一里塚(日本橋から16番目の一里塚。)があります。この黄色い花の完成度の高さに感動して載せました。何て言う花かな?

           

そして広重様の「大磯虎が雨」という有名な作品の舞台でもあります。

  

線路の下を漕ぐって一号線に向かいます。ちょっとした松並木

  

大磯の駅は山寄りなのでちょっと迂回しているのですが、ここまで来たらもう一息、「神明神社」過ぎの交差点を右に入ると「大磯駅」らしいです。が意外な登り坂(-_-;)

     

「大磯町立図書館」過ぎのこの素敵な建物はなに?雑貨屋さんか?レストランか?ググっても良く分らないので次回確認しよう!(BLUE MARLINEとは書いてあるが)

観光協会で大磯だけでなく「東海道関係」の(スタッフさん曰くちょっと古いけど)資料をゲットできたのもよかったけど本当に暑くなったらどうしよう?いつまで歩けるか?

     

「大磯ロングビーチ」に車で行くことはあっても電車では来た事がなかったのでいかにもの避暑地感に感動です。なんといっても吉田元首相や文豪のお住まいのあった場所。

     

なんとか夏前までに大磯→小田原→箱根→三島→沼津まで行きたいとは思っているけど。大磯駅で29,427歩、帰宅したらなんと38,297歩を記録。シンガポールで仕入れてきたタイガーバームのリキッド版の様は物をお風呂上がりに刷り込むと不思議と疲れが残らないヽ(^o^)丿信じる者は救われるのです(笑)

      


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