草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

東海道中膝OK?「舞阪宿」

2017年04月30日 | 東海道53次

松並木が終わった舞阪宿の入り口には「波小僧」がいます。荒天で漁が不作の時に網に引っ掛かった黒い小僧、、気味悪がって殺そうとすると「命だけはお助け下さい。その代わり海が荒れるときには太鼓をたたいてお知らせします。」というので放してあげたらそれ以来海が荒れるときには波の音がするようになった。ってことらしいです。

  

ここから弁天島までが舞阪宿です。見付石垣(みつけいしがき)見付は見張所ってことです。舞坂宿では文化6年(1809年)西町より出火、宿の大半を焼く大きな火事があり復興に大変難儀をしたので秋葉さんの常夜燈が3カ所にあります。

     

「舞阪宿でひとやすみ」の文字に誘われてお茶屋さんに入ってみました。100円でお茶とお菓子を提供してもらえるようです。お茶はいくつかのティーバッグから選ぶようですが。

   

美人画のパッケージは、海苔で作った茶柱が入ったお茶パックだそうです。ミーハーなのでこれを選択。勿論お茶は牧之原産のものです。

一覧表を見ると最低でも「吉」最高は「大大吉」って、うまくできてる(笑)

  

はいかなり湯呑の渕ですがしっかり立ちました。でカテキンの茶飴とこの「ふく子」茶柱ティーパックを買ってしまった。10袋入りで1,000円ですが女子会では話題になりそう!

    

このお店の前が、宝珠院(ほうじゅいん)岐佐神社(きさじんじゃ)でした。舞坂宿宮崎伝左衛門本陣跡は後の石碑だけですが、

  

脇本陣は見事に残っておりました。東海道でもここだけらしい。脇本陣は、大名・幕府役人等が本陣で宿泊休憩できない時に利用された施設で、普段は一般の旅籠屋として使われたとボランティアの方が詳しく案内してくださいました。

           

ここから浜名湖はすぐで海が見えるとまたテンションが上がりますが、この日はとにかく強風で、新居までは浜名湖にかかる橋を3つ渡らなくちゃいけない(笑)

    

本雁木跡(ほんがんげあと)雁木とは階段状になっている船着場のことをいい本来は「がんぎ」と読むが舞阪では「がんげ」といっているそうです。

北雁木(きたがんげ)ここは浜名湖今切渡しの舞坂宿側の渡船場跡です。広重様の浮世絵も紹介されております。

    

まずは一つ目の「弁天大橋」は赤い欄干で嬉しくなっちゃう。弁天神社がみえると駅はすぐそばですが、新居に行くにはまだ橋二つ渡らないといけない(-_-;)

  

    


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