余白のメモ

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指の上で四季はほほえむ

すべて真夜中の恋人たち

2021-08-31 23:41:47 | マイブック(か)
「すべて真夜中の恋人たち」
      川上未映子 著

川上未映子の小説には時折詩のような断片がでてくる。
言葉の波とあらためておもった。
この小説は、ひとを好きになる気持ちが
前面から溢れている。
あなたを好きになる。
きみを好きになる。
真夜中の神秘さ。その正反対。

心ってなんだろうって最近おもう。
心をそれぞれに分けていって悲しみ、喜び、怒り、
可笑しみ、愛、恋。
ぼくは素直に心を見詰められているのだろうか。
交わる好きのなかで。

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