「陰翳礼賛」
谷崎潤一郎 著
日本人の美とはを語っている。
光はもちろん、影または闇についての、
そこにあるまたいることのなまめかしさ。
建築物について。
女性の美しさ、西洋と日本の対比。
旅の喧騒のやかましさ。
最後は厠のはなし。
時代にあっていないことはままあるが、
美は追いかけるのかそこにあるのか、探すのか。
そして自身の美とは。
ここで書かれていたことに、
谷崎は話しが上手いことを書かれていたが、
僕自身書くことと話すことは通じているような気はしている。
とすれば話すことが上手くない自身は、
書くことにも通じているかしら。