余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

日本文学盛衰史

2024-02-19 23:34:11 | マイブック(た)
「日本文学盛衰史」
      高橋源一郎 著

文学とは何ぞ。
過去の作家たちが現代の様相で(2001年刊行)登場し、
語り合う。
その当時の現代にいるようなまた、作家たちがいた時代にいるような、
へんな感覚に読んでいる間はおかしなことになっていた。
夏目漱石、森鴎外、二葉亭四迷、島崎藤村、田山花袋、石川啄木などなど、
そして高橋源一郎。
人の内面を写し見る、秘密の深遠。
性はつねとまとわって夢幻を渡る。
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暇と退屈の倫理学

2024-02-19 23:04:54 | マイブック(か)
「暇と退屈の倫理学」
      國分功一郎 著

誰もが体験する、思ったことがある、暇と退屈。
暇とはなんだろうか。退屈とはなんだろうか。
哲学をとおして問いかける。
過去の哲学者たちの言葉に耳を傾け、思い、思考する。
考えるにあたりいろんな出来事を見詰めている。
労働について、時間の流れについて、
人間と動物の違いについて。
駅で電車を待つときの退屈さとは。
スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなどから
考察していく。

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雨が

2024-02-19 23:04:37 | レターの膜(短歌)
雨が様々キスをする
おちる気品の姿に
ずっとじっとみる
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