余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

階段を

2024-02-07 23:40:49 | レターの膜(短歌)
階段を
上っていたのか
下りたのか
一歩は出して
いたこの理解
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ファウスト(2)

2024-02-07 23:34:03 | マイブック(か)
「ファウスト(2)」
      ゲーテ 著
      高橋義孝 訳

悪魔メフィストーフェレスと人間ファウスト。
自身の心を写し見ながら、
願いをかなえつつ生きることを突き進んでいく。
高齢になり最後に見た景色。
詩のメロディをともなって紡がれていく。
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俗物図鑑

2024-02-07 23:20:53 | マイブック(た)
「俗物図鑑」
      筒井康隆 著

主人公の雷門享介。
サラリーマン、妻と息子とともに暮らしている。
営業の仕事の忙しさに疎遠となりつつある家庭。
やがて・・・。
家を出て、本をだし、会社を設立する。
その会社とはそれぞれの専門家集団。
しかもその専門家はなんともいえないものばかりの人たち。
犯罪すれすれ、または犯罪にあたってしまうもの。
パロディなればこその現実との対比。
反義語からの深遠の真実が垣間見えてくるもの。
人には言えない秘密を毒の薬としていく。
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