余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ひかるもの

2023-10-16 23:31:50 | レターの膜(短歌)
ひかるもの
そこらにいっぱい
月とかね
花や瞳
ひかっていたんだ
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日本語で一番大事なもの

2023-10-16 23:31:04 | マイブック(あ)
「日本語で一番大事なもの」
      大野晋 丸谷才一 著

言語学者と小説家の対談形式で日本語を語る。
とにかくとても分かり易い。
そしてなにより興味深く読める。
文法は正直言って面白さがわからない。
けれどこの本は万葉集、古今集、新古今集などから、
現代へと”てにをは”をはじめとして日本語の成り立ちを洞察する。
より深く日本語を知り、深いほどの意味の日本語が現れる。
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無花果の花

2023-10-16 23:06:43 | マイブック(か)
「無花果の花」
      小池真理子 著

主人公新谷泉は、映画監督の夫の暴力から逃げるため、
隙をみて家を飛び出す。
手に持てる物身一つで、どこかもわからない所へと。
そしてまず生活するために必要な住む場所とお金。
そこへ住み込みの家政婦の募集が目に入る。
高齢の女性画家。
見詰めるているのは生きること。
生きていることを見詰め続ける。
自身の体を確かめながら。
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