余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

本当はちがうんだ日記

2023-01-08 23:49:54 | マイブック(は)
「本当はちがうんだ日記」
      穂村弘 著

敬遠していた。
いや今も敬遠している。
敬遠しているが読んでいる。
僕は自分というものが分からない。
分かるが分からない。
矛盾は存在していていいのだと思う。
さあなぜと問うが、
そして穂村弘の本を読んでいる。
短歌を詠むということにも問い続けている。
知り得る妙、知りたい欲、留め置く想い、
書かずにはいられないなど等として。
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ヒラヒラと

2023-01-08 23:35:00 | レターの膜(短歌)
ヒラヒラと
葉の舞う音が
きこえるの
しんとなる雪と
同じように
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何者

2023-01-08 23:31:51 | マイブック(あ)
「何者」
      朝井リョウ 著

就活生の5人。
5人の個は就職という分岐点にたち何を思うのか。
この何を思うのかが強く映し出さられる。
性格よりも性質のゆがみへと変わっていき、
終盤の冥利は裏と表。
どこへ向かうのかそれはまた自身の鏡と共に、
他人をどう思うのかへと繋がっていく。
そこにSNSが絡まっていく。
あなたは何者と決めつけるその危うさ。
わたしは誰で、わたしは何者。
その常と付きまとう問いを問い続けられるのか、
それには信じられる自分であり続けるしかないのだろう。
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