モウ~ケッコウ・ぶぶ

2006-06-18 17:55:25 | くるま

    
         チャイムがなっちゃいむ♪


    


    毎年、こんな写真を撮ると思い出すのが、
    高校の時の、倫理社会の先生。
    はがいくて、よくやりあったものだ。
    とてもイヤだったよ、棚田先生。
    何十年前の事だ!
    思い出したくなんか無いのに、、、

    
    夕べのこと、5年生の girlgirl が、
    バケツで稲を育てている話を始めた。
    籾を撒いたりしたらしい。
    田んぼで田植えをしたことがある話をすると、
    羨ましがっていた。
    どうやら、どろんこになってみたいらしい。
    
    勉強したのでしょう!
    無農薬栽培の事も話してくれた。
    カルガモが雑草を食べて、
    糞をして足で泥をかき回す。
    などと、ニコニコ話してくれるので、、、
    
    「カルガモも大きくなったら食べちゃうしね」
    なんて、とうちゃんが言うと、
    2人の顔がこわばった。
    かわいいカルガモを食べるなんて思ってなかったようだ。
    まだまだ純真な心なんですねえ~。
    ちゃんと学校も教えなきゃねえ~。

    どこかの小学校では、クラスで牛を飼っていて、
    子牛を皆で育てるのを、TVで見たことがある。
    卒業式が間近になると、出荷するそうだ。
    (生き物なのに、あえて出荷というと商品になるが)
    子供たちはみんな大泣きだ!
    もちろん指導している先生も泣いていた。
    ちょっと残酷なようでもあるが、
     肉!肉!
    と、みんな食ってるけど、
    もともと、生き物だったのだが、
    スーパーでパックになっていると、
    そんなことをわかっていないような気がする。
    飽食時代。
    欲望のためだけに、どれだけの命が絶たれたか。
    狩猟時代と違って、自らの手で捕まえて
    殺さなくてもいいわけです。
    手を汚すことも、流れる血を見ることもないのです。
    ただ、食べたいから商品の肉を買ってきて
    食べるだけ。
    かわいいペットが死ぬと打ちひしがれるのに、
    食肉にされるための動物には何も思わない。
    そんなことをしていると・・・
    
    そのしっぺ返しがちらちら見える。


    食物連鎖の頂点の人間様であるが、
    だからと言って、何をしても言い訳ではなく、
    倫理ある食生活を心がけようと思う。       
    もちろん、子ども達にも教えている。