🌵 墨西哥 古代メキシコ展 18

2024-09-12 12:12:12 | 大阪春の陣 ₂₀₂₄ +メキシコ展








Tezcatlipoca
テスカトリポカ

アステカ神話における主要な神の一つ
大熊座の神        夜空の神





Quetzalcoatl
ケツァルコアトル

アステカ神話の文化神・農耕神
また 風の神
マヤ文明では  ククルカン  という名で崇拝されていた





Tlaltecuhtli
トラルテクトリ

アステカ神話の大地の神または怪物




Huitzilopochtli
ウィツィロポチトリ

アステカ神話の太陽神・軍神・狩猟神





Coyolxauhqui
コヨルシャウキ

アステカ神話に登場する女神

ウィツィロポチトリの姉
ウィツィロポチトリに殺されて
肢体をバラバラにされた


女性だと 気づいたが
ほんと…バラバラになってるわ
何があった?



116


壁に展示


アステカの代表的な神々






いよいよ 最後になりました


メソアメリカでは珍しい 金製品
テンプロ・マヨール大神殿
3箇所の埋納石室から出土したもの




117



人の心臓形ペンダント
高さ 2.9㎝ 幅 1.7㎝
アステカ文明 1486~1502




✨ 角度を変えて ✨




118


 
テスカトリポカ神 と ウィツィポチトリ神
の笏形飾り

 高さ 14.8㎝ 幅 3.2㎝
 アステカ文明 1486~1502年 


    
テスカトリポカ神         ウィツィポチトリ神 





119


トラルテクトリ神形飾り
高さ 8.6㎝ 幅 5.3㎝
アステカ文明 1486~1502年



トラルテクトリ神

 


120


巻貝形ペンダント
高さ 2.9㎝ 幅 3.3㎝
アステカ文明 1486~1502年




121


鈴形ペンダント
高さ 2㎝ 幅 0.9㎝
アステカ文明 1486~1502年




122


耳飾り
高さ 8.3㎝ 幅 4.2cm   高さ 89㎝ 幅 4.2㎝
 アステカ文明 1486~1502年





1521年 侵略者 スペイン人によって 滅亡







古代メキシコ

メソアメリカ


いや~ 神秘的でした

けっこう ビビり ました
人が多かったから 気絶せずに済みました



国際美術館の 内側




展示場を出まして 一休み



会場を後にするのが 名残惜しいです






ほわ~~ っと しながら

美術館から 出て 歩いておりますと
隣の ビルの
オープンカフェ

糖分補給することに 🍦










空いてる席に座ると…

隣は セレブな 奥様達が ティータイム




よく見ると…





お~~~~~



私たちは…





これで 生き返ったような

現実に 生きてるような…

生贄に ならなくてよかったような




古代ピラミッドの 社会から






現在の ピラミッドの 社会






渡辺橋から バスで JR大阪駅へ


これにて 古代メキシコ展 終わりです


行って 良かった~





🌵 墨西哥 古代メキシコ展 17

2024-09-11 22:33:44 | 大阪春の陣 ₂₀₂₄ +メキシコ展




104





トラルテクトリ神のレリーフ

玄武岩
高さ 73㎝ 幅 58㎝
アステカ文明 1325~1521年 


ラルテクトリ
大地の母 または 主

二重の役割

一つは 生殖機能
植物が育つサイクルの始まり
動物や人間さらには星の誕生に関わるもの

一方 貪欲な存在としての側面も持ち合わせ
神自身の体内から出た生き物の血や死体を貪る
大地は母の子宮であると同時に
あらゆる生き物の墓でもあった

ということのようだ

右上には ライオンのような…
ジャガー とか 羽毛の蛇 が 出てきたが
これが トラルテクトリ神 だろう
その下に 猿のような、、マヤの暦にも似ている
 その左に 羽がある…なんか 登場してた気がする
このレリーフは テオティワカンからの 流れを感じる




105-1





トラロク神の壺


土器 彩色
高さ 35㎝ 幅 32㎝
アステカ文明 1440~1469年

大地を人格化した 雨の神



105-2





雨神トラロク
太陽神ウィツィロポチトリ
共に大神殿に祀られ
多くの祈り 供物 生贄が捧げられた



105-3










105-4




ブルーが マヤブルーの流れなのか
キャラ的には 一見かわいくも見えるが
やはり 牙が あるのが おどろおどろしい
というのも 水を 入れたとは 思えない
となると 次は 酒 だが
私が思うには…コワイコワイ





106




テスカトリポカ神の骨壺
高さ 32.9㎝ 幅 17.5㎝
アステカ文明 1469~1481年

テスカトリポカ
煙を吐く鏡
不可視で あらゆる場所に存在する
万物の神創造神

槍 もしくは 2本の矢で射抜かれたときにだけ
その姿を表した

壺の内部には 部分的に焼かれた男性の骨が納められていた
戦死した指揮官と考えられている


日本で言う 八百万の神々…




107-1




ミクトランテクトリ神の骨壺

緑色岩
高さ 7㎝ 幅 9㎝
アステカ文明 1469~1481年





107-2




ミクトランテクトリ
死者の世界の主
痩せこけた骨のみの姿
火打ち石の斧 ナイフを持ち
生贄の心臓を抜き出す神
一方で生を与える役割も併せもつ


日本だと 死神 ってとこか



108



シウコアトル

火打ち石 トルコ石 黄鉄鉱
長さ 36㎝ 幅 6㎝
 アステカ文明 1325~1521年

シウコアトル
火の蛇
太陽神ウィツィロポチトリ などの 神々が手にする武器
波打った形の固い褐色の火打ち石に彫刻を施したナイフ


神の武器…?




109-1



エエカトル神像

玄武岩
高さ 41.6㎝ 幅 20㎝
アステカ文明 1325~1521年




109-2




風を意味し 生と 豊穣を 司る神
カワウ ペリカン クイナ
   クチバシ   の形に似た赤い口


風?

109-3




あいつだ!





110-1



プルケ神パテカトル像

玄武岩
高さ 36.5㎝ 幅 23㎝
アステカ文明 1469~1481年


リュウゼツランの発酵酒プルケ
アステカの儀礼で重宝された





110-2



パテカトル
その発酵を促す植物 オクパトリ を発見した神
プルケ
テキーラ メスカルに並ぶメキシコを代表する地酒




テキーラ♪
リュウゼツランの蒸留酒




110-3



テノチティトランの大神殿の下で発見され
月の女神コヨルシャウキの石彫に関連した
埋納石室に納められていた



あいつだ!





111-1




ウェウェテオトル神の甲羅形土器

土器 彩色
長さ 21.5㎝ 幅 13.5㎝
アステカ文明 1486~1502年




111-2



甲羅形の供物
下の歯を2本突き出す表現
火の神ウェウェテオトルの特徴と一致


112-3


 

1990年代 メキシコシティの大聖堂
地盤沈下対策工事が行われた時
地下4.3mの建物跡から発見


これは ドキッとする 土器
赤く塗られているのが 意味深
心臓を 入れたか
 血を 入れたか




113


アウマドール
香炉

土器 彩色
長さ 63㎝ 口径 22.2㎝
アステカ文明 1325~1521年

丸い椀状の部分が香炉
熱くなった炭を入れ
その上に樹脂を置く
芳香を放つ白い煙が立ち昇る

三角形が4つずつ合わさった形の空気穴
世界の中心と四方を表現
柄とその先端の部分
芋虫と蝶
火の特性…変容する力のシンボル



アロマ って 近いね




114-1



テポナストリ
木鼓

長さ 20.5㎝ 幅 64㎝
アステカ文明 1325~1521年



114-2





横長の太鼓
音や振動がよく伝わるよう 上部や下部に銅が使われている
天然ゴムをつけた撥 オルマイトル  で
宗教儀礼や戦闘の場において演奏された


木魚
と 思ったが 
アフリカの戦士の 太鼓 だな




115      116



土製 彩色

長さ 18.5㎝ 幅 5.2㎝     長さ 13.2㎝ 幅4㎝
 アステカ文明 1325~1521年

メソアメリカを代表する管楽器のひとつ



115-1




 穴が あるということは 音階がある


116-1



日本も 古くから 笛はあった
神楽の 龍笛 笙 篳篥
奈良 平安からだ



116-2



これは かわいい と思えるが…



115-2




これは

今回 特別展で ダントツ キモイ


夜中には よう見んわ





🌵 墨西哥 古代メキシコ展 16

2024-09-11 09:24:47 | 大阪春の陣 ₂₀₂₄ +メキシコ展









101

鷲の戦士像


土製
高さ 170㎝ 幅 118㎝
アステカ文明 1469~1486年














鷲の頭飾りを被り
羽毛や鈎爪の装束を身に着け
勇敢な軍人である鷲の戦士

戦闘や宗教に重要な役割を担った…

勇ましく戦死して姿を変えた戦士の魂や
太陽神の姿を表すという説も



これは 戦闘服 ではないのではなかろうか

勝利の祈願か  鎮魂の儀式か

だと思うよね
ところで
武器は 何だったんでしょう?
武器って これまで 出てきてないような?
投擲武器持ってる石彫があったか…
吹き矢!

 
 焼き物 でしょ…
等身大
兵馬俑も等身大の素焼き












背景のパネル写真…






102

ツォンパントリ

鷹の戦士像の背後の大きなパネル写真
大神殿
テンブロ・マヨール内
ドクロの基壇


おどろどろしい パネル写真
直径6mの 頭蓋骨の塔だとか
頭蓋骨の 棚だとか
多くの生贄の中には 捕虜だけではなく
女性や子供までもいたとか

生贄信仰
古今東西 どういう経緯で始まったものか…
戦後生まれてよかった~


日本は 応仁の乱の頃…






















プレスリーの衣装みたいや






鷲の戦士の 後ろの壁には…




103




太陽の石

直径 3.6m

アステカの暦石
と称される事もある
暦の機能はなく
アステカの宇宙観 時間観 歴史観を表す石彫
の造形物

考古学では テマラカトゥル と呼ばれ
生贄の石

人身供犠の儀式に使われ
石彫の表面から血液反応が…

心臓を供えた?

まてまて
心臓って もう わかってたの?


赤と黄色を基調とした色素も発見…
何? 何?
彩色したんではなく 地や肉?



中央の 顔の下が出てるということは
血と肉を 欲しているんだとか…
テオティワカンの 死のディスク もそうやったん?







アステカの

ガッチャマン






 

もしかしたら
鷲の戦士
金ぴか
ってことは無かったのかしら?

だったらスペイン人が 持って帰ってるわな



顔見ると 玉鷲関と 似てる





🌵 墨西哥 古代メキシコ展 15

2024-09-10 11:27:19 | 大阪春の陣 ₂₀₂₄ +メキシコ展




098



メンドーサ絵文書
複製

原品 1541年頃
洋紙
高さ 35.5㎝ 幅 25㎝
閉じた状態


スペイン征服後の1541年頃
ヨーロッパ製の紙に 先住者が記録
スペイン語の書き込みが付け加えられた文書
テノチティトラン創設の場面が描かれている


岩に生えたウチワサボテンの上に鷲がとまる図像
のちに訪れる王国の繁栄と共に
太陽神ウィツィロポチトリを表している
 

メキシコ国旗










ウチワサボテンの上で ガラガラヘビを 捕まえている ワシ

こんな 図柄だったのか
八咫烏 ってとこだな!



ということで
アステカ
見て行きましょう


なんですが…
けっこう 集中してたというか 緊張してたというか
くたびれたので ベンチを見つけたので
一息ついてました 飲み物は 禁でしたね
すると
黒いパンツスーツの 30代くらいの女性が居まして…
なんか 見学者と ちがう雰囲気があって
美人だし 気にしてたら
明らかに メキシコの人だろう 男女2人登場
現地の 学者さんだと すぐにわかりました
すると パンツスーツの お姉さんと 話し出すのです
こっそり聞いてたら、、、ラテン語
全然わかりません
あ~お姉さん 学者さんだったのか!
古代メキシコ考古学 研究
まずは 語学ができないと ということやな~
惚れてしまいそうでした



では アステカへ 行ってみましょう



099-1




男性像

安山岩 貝
高さ 62.5㎝ 幅 21㎝
アステカ文明 1325~1521年


 

099-2




理想的な男性の躯体の美しさ
賢明さなどの倫理的な模範
一般庶民マセワリ もしくは 神の像
布などの素材でできた装束をまとっていた
ともある



099-3




顔はかなり リアルで 状態良いのに
腕が無いというのは どういうことだろう…
胸の 🔳 凹みは なんかのためなんだろう
カラータイマー装着してた?
腰のベルトの 結び方が 変わっている
まてまて 腰ベルトが あるのに
布製の装束 着せる?

って、、、芸人に こんな顔 見たような…






100











夜中に 独りで見るには けっこう コワイ
白い歯が 笑っているようだが
角度によっては 目が 座っている


















マスク

貝 黒曜石 蛇紋岩
高さ 22.5㎝ 幅 21.5㎝ 
 テオティワカン文明 200~550年

耳飾り

緑色岩
左 幅 7.2㎝  右 幅 7.5㎝
アステカ文明 1469~1481年


テオティワカンの仮面に
メシーカ人が 目 歯 耳飾りをつけた
過去の文明の遺物を掘り起こし
魔術的な力をもつ聖なるものとみなし
大神殿に奉納していた 




さあ



101







鷲の戦士

です



次回に…



え~~~~




🌵 墨西哥 古代メキシコ展 14

2024-09-09 12:33:13 | 大阪春の陣 ₂₀₂₄ +メキシコ展




090-1




チチェン・イツァ
アトランティス像

石灰岩
高さ 85.5㎝  幅 47.5㎝
マヤ文明 900~1100年


王座の下に置かれ 両手で王座と王を支える



090-2



体全身が 石のように硬くなったので ストレッチしている…


ガラッと 作風が 一変

9世紀 マヤ文明の中心はユカタン半島の北部に移る
10世紀頃 チチェン・イツァ が 最大の都市に
も 1000~1100年頃に衰退


衰退は 人口が増え 熱帯地域では 食料保存が難しく
住みやすい 海岸の方へ 移ったということを
どこかで 読んだ気がする
が それが スペイン人に 侵略されやすくなったとも…



091-1


トゥーラ
アトランティス像

玄武岩 彩色
高さ 80㎝  幅 41㎝
マヤ文明 900~1100年


防具を着けた戦士
王座の支え





091-2




日本にも 天邪鬼 が 各地に 居る








パネル写真

エル・カスティーヨ 


ククルカン ですね!
キター!
って 思ってしまいます


これこれ

大蛇じゃー
しかも 石垣が 鱗





パネル写真は ありませんでした
現地に行ったことは ありません
どうか ご容赦ください




092-1




チャクモール像

石灰岩
高さ 94㎝  幅 105㎝
マヤ文明 900~1100年


腹の上に皿状のものを持つ石像
神への捧げ物を置いた
 


092-2



笑ってる~
腹筋は 割れてそうだ


チチェン・イツァ
トゥーラ
多く見つかる
アステカにも受け継がれる



092-3



背景 パネル写真
チチェン・イツァ 戦士の神殿

ってことは 捕虜の生贄
心臓が
供えられたとか?



092-4




後ろ姿





093  094




ペンダント 中央 マヤ語で 
風 人の息 生命力 風の神 雨の神
象徴するT字型の切り込み



093


イクの文字のペンダント

ヒスイ
高さ 16㎝  幅 18.5㎝
マヤ文明 600~1000年 




094


カエル形装身具

金銅合金製




095




鈴付き甲羅形ペンダント

銅と金めっき製





パネル写真

グラン・セノーテ


押すなよ! 絶対押すなよ!

生贄の池
写真で見ても コワイ


ペンダントは 投げ込まれていた供物






096


サンダル

銅と金めっき
長さ 15.4㎝ 幅 8.5㎝
マヤ文明 1200~1540年

グラン・セノーテ から出土
実用か供物用かは不明
人身供犠の生贄が履いていた可能性も


まちがって 落っことした?
だから 押すなって 言ったじゃん!



097



モザイク円盤

木 トルコ石 貝 サンゴ 黄鉄鉱 粘板岩
直径 24.5㎝
マヤ文明 900~1000年

エル・カスティーヨの古い方のピラミッド内から出土
戦士が腰の後ろに着けた鏡の飾り
トゥーラの戦士の石像にも表現されている







マヤ 神秘的やった~


「マヤ文明」 と 知名度はあるものの
謎が多いというか
自分が わかっていないことばかりだった
九州から 遠路 出かけて 良かった
大宰府に来てたのに…