ドライ モンテ 

2008-01-31 18:06:28 | WRC・ERC・Dakar Vol.1




     街中で、ちょこちょこ見かけるようになった、SX4

    
     こらぁ~なんだか、、、別の車のようですねぇ~?




     




   1月が早くも、行ってしまいますね。


   最後は、モンテで締めくくる事にします。

   モンテカルロと言えば、、、雪と氷のモンテカルロ

   ドライ、アイス、スノーのミックスコンディションだと、

   タイヤチョイスで勝負が左右される!

   と、なるんですが、、、

   今年は、ドライターマックだったようです。


   こうなると、ローブとC4には、敵なしですね。

   唯一、チャレンジャーだった、チームメイトのソルド、

   ターボトラブルでレグリタイヤしましたが、

   今年は、かなり上位に食い込んできて、

   念願のマニファクチャラーに貢献しそうです。


   ローブにも不安は無かった訳ではないようで、

   これまで、マシン開発からラリー本番まで、

   ずーっと、BFグッドリッチだったわけで、

   初めてのピレリとのマッチングは、如何なるものかと、

   敵は、タイヤにあり!と、注目されていました。

   ところが、周囲の心配を余所に、ピレリタイヤの、

   ポテンシャルを引き出した走りでした。



   一方、マーカスの引退でエースとなった、ヒルボネン、

   タイヤとのマッチングにずれがあったのか?

   ローブに食らい付いていけなかった。

   ものの、ターマックで2位は、たなぼただ。

   サプライズのラトバラはというと、

   SS1でウォールにヒットしホイール破損。

   今年から、ムースタイヤが使えなくなった、

   最初の犠牲者となり、交換で3分ほど遅れる。

   さらに、油圧系トラブルで50秒ロス、

   とどめは、イしにヒットし、サスペンション破損。

   踏んだり蹴ったりのフォードでの初戦。


   
   M・マーチンが、インプレッサWRC2008の開発を、

   行っているスバルだが、

   2005年のジャパンで3位に入って以来の、

   ポディウムにたった、アトキンソン。

   去年は、マクレーとだぶって見えていたが、

   今年こそはブレイクしてほしい。

   ペターは、いきなりのSS1でスピン、

   その後もエンジントラブルと、調子はいまひとつ、

   だったが、モンテ5位は、自己ベスト!

   ホント、彼はモンテでは良いところが無い。



   スズキは、初戦からポイントゲットです!

   PGアンダーソンは、8位完走1Pt。

   リヤ・ドライブシャフトのトラブルで2WDに、

   ギヤが入らずサービスから出れず40秒ロス、

   それでも好タイムを出した。

   ガルデマイスターの方は、ターボトラブルから

   エンジン不調、オーバーヒートでリタイヤとなった。



   2月はスウェディッシュ!

   ここでもローブが勝ってしまうのか?

   ヒルボネンが意地をみせるのか?

   アトキンソンが来るのか?

   
  
   スウェーデンは、10cmの積雪のようだ。




   
  

 N インプ 

2008-01-30 16:58:53 | WRC・ERC・Dakar Vol.1



    モンテカルロのエントリーリストを見ていて、

    気になる名前を見つけて、
 
    どんなタイムを出すか、ひそかに楽しみにしていた。


    カーNoは、17

    DELECOUR François (FRA)  GIRAUDET Denis (FRA)

    マシンは、PEUGEOT 307 WRC  A 8 クラス シード2


    そう、フランソワ・デルクール

    年は取ったが、モンテでは脅威的な速さを持っている。

    スバル勢がもたもたしていたら、

    脅かすポジションを走るのではないかと期待していた。

    が、残念ながら、出走しなかったようだ。






      




  
   こちらは、N仕様の ニュー・インプレッサ   


   ビーエムじゃないよぉー!



   カーNoは、79

   Olivier BURRI (CH)  Jean Jaques FERRERO (F)

    マシンは、SUBARU Impreza   N4 クラス




   初日、Nクラス1位で、いきなり速いところを見せ、

   2日目、Nクラス1位をキープ、

   3日目、Nクラス2位に後退。

   TC11、1分遅れで、10秒のペナルティを受けた。

   最終日、Nクラス3位で完走。


   この時期に、プライベートが、まずまずの結果。

   ほとんどノーマルに近いのではないかと思うが、

   ということは、素性が良いという事。


   なかなか、ええんでないかい!!






コントロールタイヤ

2008-01-29 17:50:57 | WRC・ERC・Dakar Vol.1



     2008 WRC タイヤの話



     今年から、ムースが使えなくなりました。

     ムースタイヤはパンクしても走行できるタイヤです。

     アンチデフレーションムース といいます。


    
     特にグラベルでは非常にシビアになるでしょうね。

     大量リードしていても、一発脱落ですね。

     

     さらに、

     2008~2010 の3年間

     ピレリがコントロールタイヤとなります。

     ワンメイクです。

     供給するのは、3タイプ

     ターマックタイヤ・・・「PZero」   (ピーゼロ)、
     グラベルタイヤ・・・・「Scorpion」 (スコーピオン)
     ウインタータイヤ・・・「Sottozero」 (ソットゼロ)




       

    


     「ソットゼロ・スノー」 モンテカルロ用  

     路面がドライ、スノー、アイスのミックスしたコンディション用

     スパイクピンは短かく、トレッド幅も広い




       




     「ソットゼロ・アイス」 スウェーデン用

     深い雪とアイスに対応する長めのスパイクピンを装着

     トレッド幅の狭いタイプ



     だが、スウェーデンは、雪が無いらしい・・・





モンテ D-4

2008-01-28 18:23:25 | WRC・ERC・Dakar Vol.1





        76.Rallye Automobile Monte Carlo

     



     


     DAY 4 TOTAL 69.65km

     SS15  22.68km    SS16  15.38km
     SS17  22.68km    SS18   6.25km

     SS19 2.70km  MONACO - Circuit


   モンテの名物と言えば、SS15とSS17のチュリニ峠!

   そのSS15で、フルアタックをかけたのが、

   4位のデュバル!

   スタート前に、20.1秒あった差は、僅か8秒に!

   これに、慌てたのが、3位の後金損!

   最終SS19に、1.1秒差という戦いになった。

   F1のモナコのコースでの、スーパーSS!

   共に、ベストタイムを出し、後金損がポディウムに。

   後金損は、昨年もモナコの最終のスーパーSSで、

   ヒルボネンを0.8秒差で、うっちゃりの4位だった。


   
   優勝は、大量リードのローブはペースダウン、

   2位のヒルボネンもポジションキープだった。


   2位、ヒルボ  +2:34.4
   3位、後金損  +2:58.6
   4位、デュバル +2:59.7
   5位、ペタやん +4:40.9
   6位、爺ガリ  +8:46.5

   8位、アンダ損 +11:19.5


   
   ペタやんは、5位には不本意だろうが、

   スバルは2台入賞!ポイントゲット!

   そしてなにより、スズキ!

   アンダ損は、ドライバーズ、1ポイント!

   マニファクチャラーは、2ポイント!

   幸先の良いスタートだ。

   と、言っても問題は山ほどある。






モンテ D-3

2008-01-27 18:57:34 | WRC・ERC・Dakar Vol.1




        76.Rallye Automobile Monte Carlo




     




   DAY 3 TOTAL  132.78km

   SS 09 19.37km  SS 10 25.36km  SS 11 21.66km
   SS 12 19.37km  SS 13 25.36km  SS 14 21.66km
             
   
   首位は、S・ローブ    
   
   ローブは、ここモンテでは2003~2005、3連覇!
   4連覇をかけた2006年は、初日トップを快走も
   ラストのSSでコースオフ。
   スーパーラリー規定で2日目からリスタート。
   5分のペナルティを猛追し2位でフィニッシュ。
   2007年は、C4をデビューウインさせた、
   モナコ・マイスターである。

   2位、ヒルボ +2:10.6
   3位、後金損 +3:02.6 

   SS11で、ソルドがエンジンブロー!
   SS1でfastestを出し、幸先のよいスタートを切り、
   2日目もいきなりfastestを出し、1-2を築いたが、
   ラストの2SSでは油圧トラブルで2WDとなったようだ。
   さらにエンジンがストップ、噂ではテストエンジンらしい。

   と、言う事で、2人が上がってきた。
   フォードのエースとなった、フライングフィンの
   ヒルボには、ターマックは、まだまだ荷が重いようだ。
   ターマックが得意なパートナーが良かったと思う。

   SS13でfastestを出した後金損は
   去年もモンテで活躍した、そろそろ今年あたり、
   エースのペタやんを慌てさせるような気がするぞ!

   4位、デュバル +3:22.7
   5位、ペタやん +4:11.8

   デュバルは、ターマックイベントのみの出走か?
   スバルは、御大D・リチャーズが帰ってきた。
   F1参戦もなくなり、昨年の屈辱をはらすべき!
   新型インプに賭けるスバルとしちゃー、
   何がなんでも、やってもらわなきゃー!!

   6位、爺ガリ +7:39.7
 
   8位、あんだ損 +9:31.8 

   SS9 ペタやんより速い5番手タイムを出す。
   さらに、下りのスプリットタイムでは、
   ローブより速いタイムを出した。

   ミッションがうまく変速しない、ターボのタイムラグ、
   細かな問題や、まだまだパワー不足らしいが、
   期待できる素質(マシン)じゃーなかろうか?
   エンジニアは、三菱ワークスやトヨタワークスだった、
   百戦錬磨のツワモノが居るらしい。

   10位、ガルデ  +11:17.010

   ラストステージでオーバーヒート、
   エンジンにダメージがあり、どうやら、リタイヤのようだ。