落水停止
滝の岩肌が 異様
遊歩道を行きついた所に 滝見台
間近に 滝が 見れます
マジカ⁈
滝なんですが なんか 変ですよね~
岩盤の上に 堰
発電所の水を確保するため
そうでした 見た目が ダムみたいでしたが
滝なので ダム湖は ありません
滝の上流は 川です
発電所が 稼働してた時は この状態だった
ってことなんですが
近年まで 落水停止してて
落水させるための 修景工事が施され
平成8年 1996年
落水復活
堰は 1909 明治42年
岩盤の上の 堰
緑になった直線的な部分 苔でしょうか
岩盤上部 プレートのようになってます
これも 修景工事
よーく見ると 工事の跡が わかりますね
阿蘇溶結凝灰岩
9万年前の 阿蘇山噴火の堆積物
阿蘇四 と呼ばれている 最近の噴火
地学的には ついこの間の出来事
岡城の断崖も 阿蘇四 でした
この川は 大噴火で 堆積物で 埋め尽くされ
その後 川の流れで 浸食されて
こうなった ってことです
が… 滝が 落水していると 浸食は
進むということです
魚道
滝見台 対岸
江戸時代 魚道が造られていました
トンネルも 掘られ 魚架も造った
動画で 詳しく見れます
9月の時の 滝見台からの 落水
魚道
滝が二段になっています
発電所の建設に取水用の高さ5.5mの堰堤がつくられました
上流は沈堕ダムになります
岩盤の崩落が続き かなり早いペースで上流に近づき
堰堤も一緒に崩落する危険性があり
堰堤の管理者である九州電力は
1998年に川床や岩盤の補強工事を行った
滝の移動と景観の消滅を防いだ
滝と堰堤の間の岩
補強工事の際に取り付け
「十一条」の滝の流れを復元した
雪舟 鎮田瀑図 では 「十三条」とありました
誰も見た者はいない
9万年前の まだ 阿蘇山 という名前もなかった
火山の 大噴火
噴火物で 埋められた谷が 浸食されできた
滝
なんだが
以前は もっと 下流に あったものが
今現在 ここにある
ということ
どういうこと?
阿蘇溶結凝灰岩は 柔らかい地質
落差もあり水量も豊富なため
滝の川床や岩盤も水圧に耐え切れず崩落を繰り返し
徐々に上流へと位置をずらしていった
らしい
以前 って言っても…
地学の 以前ってのは…
1万年前 とか 2万年前 とか…
いつ頃のことなのかは…
150年ほど前には
滝は現在の場所から 240m下流の位置にあったという
だとすると 1年間で1.6m 移動 している
9万年前の阿蘇山の大噴火で流れてきた火砕流が
大野川流域を埋め尽くし
阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれる柔らかい地質
落差もあり水量も豊富な滝であったため
滝の川床や岩盤も水圧に耐え切れず崩落を繰り返し
徐々に上流へとその位置をずらしていった
と、うことなんです
補強工事も 絶対なものではないでしょうね
これから どうなるか…大自然は 予想もできません
沈堕の滝 洛陽
夕焼け空には なりませんでしたが
ナイス タイミング
ナイス タイミング
朝夕は 思わぬ風景が見れる
とかなんとか 言ってる場合ではない
日が落ち 暗くなった 林の中の遊歩道
戻らなければなりません
背中が ⚡ で 急ぎ戻ります
誰か付いて来る
とかなんとか 言ってる場合ではない
日が落ち 暗くなった 林の中の遊歩道
戻らなければなりません
背中が ⚡ で 急ぎ戻ります
誰か付いて来る