佐賀城 佐賀藩の大砲

2024-08-02 09:38:53 | 佐賀城 ₂₀₂₄




     🔺
説明書き




本丸歴史館 ぐるっと回って 戻ってきました

御式台




結局 また 撮ってしまった


左から 古い順に










前装 滑腔

燧石
ライターの石を擦って火花を出すやつね
さすがにもう 火縄じゃない










前装 3条ライフリング

弾が椎の実型 後部が凹み
飛ぶときに弾頭前部に重量がかかる
爆発で膨張して密封度が高くなる
紙で弾と火薬が一緒に包まれている
弾の進化もすごく 命中率が上がった














後装 5条ライフリング

金属薬莢 使っていたようだ
西南戦争の時の政府軍装備


紙薬包で 湿気て 使えなくなったのが
幕府の倉庫に 大量に残っていた
って あの銃は どれだろ















レバーアクション
良く知られてる 元祖ライフル
銃床後部より 弾を7発入れれる
レバーで 薬莢を排出 装填
撃鉄は手動

これね アメリカ南北戦争で 北軍が使ってた
終戦後 大量在庫を抱え
それを ペリーが売りに来た



腕強




榴散弾 使ってたというのに 驚き
この頃の時限信管の仕組み
すごく興味がある





これは 初見





なんだこれ?


デフォルメ砲?






餅がつけそうな 臼砲

ちょっと 使い方が思いつかなかったが
城門 城壁に 鉄球をぶつけて 壊す

なるほどー!

近距離で 目標物が大きいから
こんな形でOK


城門 壊すときに 用いる…モルチール砲

餅要る?


反射炉を持ってた 佐賀藩

アームストロング砲とモルチール砲


これまでは 江戸初期の 城だったが
幕末色の濃い 佐賀城だわ!









天守閣 櫓 の 復元ではなく

本丸御殿 … 歴史館

復元理由がわかった






ここは 小中学生 社会科見学に 持ってこいね
広いから 弁当も食べれるし…





現存 鯱の門 から入りました

ここから 出ます





ここを出て すぐ右に 折れ

本丸城壁北面の東側


北東の 角 




櫓台だね
ジオラマでは



         🔺
角に櫓がある




いい感じの 現存石垣





築城当初の石垣でしょう



                   鯱の門 🔻




この辺りは 見学する人は少ないのでしょう
 舗装されていない
こっちのほうが うれしい




🔺 矢穴がある



この角を曲がって 東側の垣根を 南濠まで行く



     🔺
  古図では 水路になっている
歩いている時はわからず
写真撮ってない


南堀端を 歩いて かつては無かった
南西の橋の上から



🔻人が居る        🔻 本丸南土塁



こんくらいのスケール


それにしても


南西角櫓台





どうしてこうなった


他にも 疑問は 残った

実際 訪れたら そうなるよね



ぐるっと一周 くたびれました




終点の バス停までは 遠くて
行ってたら 間に合いそうもなく

佐賀城前から 右に曲がった 次のバス停で乗車





いやいや~
佐賀城 広かった~

特急待ちの間に ちょっと 食べて
小城羊羹 と 佐賀ボーロ
おみやげ買いました



これにて 肥前佐賀城 完結です


肥前 侮るなかれ
幕末では 薩長土肥
名前を 連ねてるだけのことはある 
興味は増えました
しかも
幕末 近代化へ進めた
若干17歳 佐賀藩10代
鍋島直正

などなど ちょっと 知った



それでは



佐賀城 古伊万里

2024-08-01 10:16:48 | 佐賀城 ₂₀₂₄







鍋島 と言えば やはり 伊万里焼

のなかでも 江戸時代の

古伊万里 ですよね~


上の写真

素地は 白磁のようで 青磁の釉薬ですかね
いい色ですね~
400年ものですね



こちらは 絵付け



藍色の 染付

繊細な絵ですね







これは 古絵唐津 っぽい

釉薬も薄く 同じ焼き方ですね







白磁 に 透明の釉薬だと思います



チョウ テイ


もとは これか



癴麞癮蘼麤讜攮籲讜麤攮贛癱韊钄


調べてたら 見たこともない字が ゾロゾロ
キモイ




徳利



いい 姿 してますね~


この辺は 初期伊万里 だと思います




THE 古伊万里






この赤は 柿右衛門 ですよね


ふんで…


すば  すば  すば  すばらしい  コイマリー




茶器 



取っ手の 細工が

とっても 細かい


                    🔻


絵柄が 

丁髷に 雷紋ではないのですが 中華っぽい



おどろき もものき かきえもん


400年前の ティーカップ ですよ






二客





絵柄よりも 形のデザインが すごく ハイカラ

この時代に こんな ティーカップが あったの?



水差し だろうと思う




足付き すてき



そんでこれは?





菓子器?

まさか サラダボール じゃないよね?

私なら そう使いたいですが…



柿右衛門の 赤も ステキなのですが
400年 変わらぬ 青色が 衝撃的な美しさ
赤と青が おりなす 比日本的な景色
金彩が 気品を 漂わせる

これは 魅了されるわ~

400年 変わらぬ 美


まいったな  コイマリ







御殿復元の時のものでしょうか…未確認



こちら  パズル的な  組木




スケールさん…




完成です!

けっこう むずかしいです




釿 






床下




元々の 御殿の礎石

発掘後 埋め戻してあり 現在の御殿は
元の基礎を 基にしてあるとか なんとか






学芸員さんが 説明してくれたけど
見ただけでは よくわからない





土壁は 見たことあるのだけど
城なので 頑丈そうだ

夏涼しくて 冬温かい というやつ




ここで 学芸員さん(だと思う)が





障子を ばーーっと 開けてくれました


御殿から見た 天守台

往時も この天守台には 天守閣は ありませんでしたから
ま~こんな感じ

でも 桜や松は 無かった



外御書院
320畳 という 大広間
写真撮ってない
入れませんでした










神ノ島・四郎島填海工事之図
かみのしま・しろうじまてんかいこうじのず

長崎警備を担当した 佐賀藩 福岡藩
島と島を埋め立ててつなげてる様子
台場の大砲は 佐賀藩で製造








佐賀戦争 アームストロング砲




移動します

ここは どこの間だったか…




勉強部屋





蒸気船



 

長崎海軍 練習艦




寫真機




湿式 ですね


坂本龍馬の写真がそうだったね





佐賀城 本丸歴史館

2024-07-31 11:33:23 | 佐賀城 ₂₀₂₄







御玄関






御式台
おんしきだい




いきなり 新平…
彼の顔があると ちょっとドッキリ





青漆塗萌黄糸威二枚胴具足

せいしつぬりもえぎいとおどしにまいどうぐそく





初代鍋島勝茂 




なんか 島原の乱で着用した 唯一現存の甲冑
とのことですが
本品が 本物か レプリカか 未確認

だいたい オープンスペースで そんな貴重なものが
展示されているはずはないと思い
あっさり 通りすぎてしまうのよね~



鉄製 青漆塗 萌黄糸威 二枚胴




最新銃




これも 本物?

触っちゃダメ って 表示で
盗難防止用に 細~~い紐が付いてるけど
本気で 盗ろうとするやつには 無防備すぎる
今 どんなヤツがいるかわからないよ











幕末~西南の役の頃の 銃

アメリカ南北戦争 と ヨーロッパの銃
詳しくは無い

武器商人 グラバーめ!
南北戦争終わって 不要になった銃を
日本に持ち込んで 双方?に 売りつけて
人の命で 儲けて…とんでもねー!


こういう銃を見ると 田原坂を思い出す
実戦があった 坂も行った
空中で ぶつかった 弾弾も見た
こわいとこだった



では 館内 見てみましょ


          🔻



鬼太郎か

は?


45m 畳敷き 北廊下






新平さん   ドキッ






新平さんを 過ぎて…


障子





張替 大変だ!

今は 内装屋さんに外注だけど
往時は 女中さんが 襷姿でやってたのだろうか
それとも 職人さんが やってきてたのだろうか






振り返って…

長い廊下の中央
梁は 一か所だけ
普通なら もっとたくさん あるよね
しかも
橋のような 透かし彫りが イキだね~






北廊下 突き当りから 振り返って



ここに こんなのも あった


モンタージュ
スケール姫



廊下の先は




御三家座
おんさんけざ


鍋島藩関連の 御三家は

小城藩 おぎ
   蓮池藩 はすのいけ
 鹿島藩 かしま

小城は 小城羊羹の 小城ね



ここに
あれこれ 展示してあった






鍋島杏葉



ジオラマ




現在の天守閣 附櫓台











佐賀城 広し!



さが ひろし

人の名前だね





   〇 城下から 入れる 橋 門 枡形
   〇 本丸に  入れる 橋 門 枡形
  〇 よくわからない 橋 通用橋?



これ



佐賀城分間御絵図













明治四年…新國







結構 残っている




佐賀城 西南角櫓台‣御殿

2024-07-30 20:06:33 | 佐賀城 ₂₀₂₄



   南西角櫓台
    🔻


🔻 南西角櫓台

  400年もの石段か?🔺


切り石 亀甲積み 切り込み接ぎ
これは いつのモノか わからなかったので
スルー する~



櫓台の上から





南に 濠

前回ここまででした




振り返って

北側


🔻西門   天守台🔻


三之丸  空堀   犬走り    石垣       土塁    本丸


守る側から こんなもんの 石垣で大丈夫?
これまで見てきた城は 高石垣でしたから
ちょっと いや かなり 心配です
江戸初期 築城当初 佐賀城は
四方が 濠
その外側も 低湿地だった

この 左にある空堀も 古図 では 水色
と言うことは 戦になると 門を閉めると
濠になったのだと思います

空堀の左り手 西は 三の丸です
武家屋敷だったのでしょう






石垣 土塁の外の 犬走りは
攻め手が不利なように 狭いのに
この広さ
西門が 無かったときは ここを通っていた
つまり 通路だったということです

石垣の上には 多聞櫓も 矢狭間塀もなく
本丸側は 雁木でなく土塁

濠の大きさ 濠の外の低湿地
そこを考えると
ここまでは 攻め込まれない
(築城当時)
と 考えたのではないでしょうか




東側




本丸 南面



⇦ 本丸御殿                南濠 ⇨


こちらは 土塁



一見 簡単に登れそうな 土塁




なんですが
これが これが
どーして どーして
足が滑りそう



北東




本丸御殿



🔻 天守台





天守台 ズーーム











西南角櫓台 下りて 本丸散策しましょ



🔺 御小書院        御座間 🔺 堪忍所


御座間 ござのま    仕事部屋
  堪忍所 かんにんじょ  警護人の控室

天保期の 現存 となってますが
現存部材を使って 補修し保全
と言うことだと思います


御小書院  ごこしょいん  会議室
こちらは 復元のようです



中央
厨房ではなくて 接待の食事をする間
御料理間
おりょうりのま
🔻



復元された 御殿 南側広場


建物平面表示


復元されていない建物の輪郭






全部は 廻れないので 何か所か…





じょちゅうかんにんどころ

袋の緒が切れる…堪忍 
ではありません





おふろや

屋 ですが 商売じゃない…






おねしょ 

ごしんじょ 




御座間 堪忍所



逆光




御料理間の端



ここは 職員の出入り口 事務所かな?
復元された 続の間で 復元…説明なし



ここを 右に 廻りますと


本丸御殿 御玄関





佐賀城本丸歴史館








入口左 花頭窓




外通路との間だったのかな 確認忘れ


右側もあります そして 鯱の門





入ってみましょ

入館無料でした


          🔻下駄箱 あります



本丸御殿です






入る前に


入口 脇に 




腕強砲


正式は

アームストロング砲

レプリカ







佐賀城 天守‣西南角櫓台

2024-07-30 04:30:15 | 佐賀城 ₂₀₂₄








石段上がって 天守台 北東方向




天守閣 礎石 かも



氷山の一角 みたいに 大きいが埋まってる?




天守西側から 附櫓入口 見下ろす






天守北側に移動






こちらから バッチリ 狙えます




🔺 附櫓 けっこう 広いです どうなってたのでしょうね
天守といっしょに 燃えちゃったのでしょうね…




復元された りっぱな 本丸御殿




お金かかってるので 御殿のパンフは 何種類もあるのですが

天守 附櫓 に関しては 見当たりません



本丸 西側


              南西角櫓台 ⇩     🔻 西側土塁石垣

本丸西側は
内側が 土塁  外側が 石垣

雁木にするのは 大変な長さですからね



  🔻 西側土塁石垣          西門 


古い古図 には 描かれていない 門
いつできたのでしょう…
近道する もん


南西角櫓 行ってみたいので 下りましょ



ここも 櫓内 でした



城主の駕籠が 通れる幅なんでしょうか?
急な石段ですから 横担ぎでしょうから
4人担ぐだと 通れないような…


殿様 歩いて 上がったり するんでしょうかね?






ひょっとして だれか 顔 出す?





江戸時代の 石段では ないように 思うのですが…



いい石垣です





いい V です






なんですがね
やっぱり 舗装路が入ってしまうと




こんなのありました




ケムンパスでやんす 🐛



みんなのうた
ワニの歌



これも 同じですね




こっちは キチンと ? 彫れてます



これ…

逆さま




まさかさかさま



〇 ✖





彫るの 手間かかるね




天守 南西の角



築城当初の 石積みだと思います



天守から見て 南西角櫓へ行くには
西側石垣 外側犬走りを行くと
上がれそうにないので
本丸御殿側から 行ってみます



         南西角櫓台
         🔻

⇧ ここを 通って 行くしかないようです…



南側石垣土塁まで ずーっと 行きます…と


南西角櫓台




きれいに 切られた 亀甲積み ですね

なんで ここに?



いい 石段 です

規制されていないので 上がれそうです

400年もの のようです





400年の 矢穴






400年 1段 1段 踏みしめて


上がりますと






南濠

もちろん 道はなく 右の方に 続いていました
道の中央付近は 橋でしょうか
完全土橋ではなく
濠は つながっているようでもあります


それにしても…


弾は 届きませんね