古代山城 屋嶋城 667-7

2024-06-30 06:30:24 | 屋嶋城 ₂₀₂₄



やしまのき
屋嶋城






こんな 感じだった
んだ
そうだ



なんだか タイムスリップ感が いつもよりすごい
  いつもは だいたい 400年 くらいだったが
今日は 1350年


血の池まで戻った…






この池の底には

池というか 沼みたいだ

1185 源平合戦で…

800年~ 







こういう所って 好きじゃないですが
ここ
底 調査したり したんですかね






駐車場の バス停 まで戻りました

PM 12:07

帰りのバス
11:18 → 13:18

やれやれ
お昼休みですか~






こちらも お昼休み~






よいちくんですね






放ちました





だ だれですか…?





なんだか 意味合いは ちがいますが



🅿の 向こうの 展望台に 




9000万年前の地層に
1400万年前の火山活動

地質学になると ちょっと前のこと
になってしまう




屋島 北嶺


若い女の子たちが エクレア エクレア
と言いながら スマホで撮ってました
SNS で 話題なんでしょうかね…





抹茶 エクレア


おじさんにも 1つ… おくれあ


と 時間つぶしして 13:18 バスに乗車
   JR屋島駅 13:35 到着


さあ どうしましょう
帰り道 今治城に寄ると 時間が下がります
とりあえず
行ったことが無い 徳島まで 行ってみます



元気の泉




屋島駅 脇に 懐かしい 汲み上げポンプ



高徳線

向かいの 高松行ホーム



   14:20 発 徳島行 特急うずしお

乗ります

15:16 徳島 到着予定です



🔺
盛あげ隊



屋島 来て良かったです


これで

やしまのき
屋嶋城

完結です

古代山城 堪能しました





古代山城 屋嶋城 667-6

2024-06-29 21:21:21 | 屋嶋城 ₂₀₂₄




やしまのき
屋嶋城





1350年前の 石垣の 異空間

同行人さんには 概要は何も伝えず
私が来てみたいだけで 連れてきた
想像もできない所だったようで
大満足の様子


これまでに 近世城郭の 野面積み 穴太積み
算木積み 高石垣 打込み接ぎ 切り込み接ぎ
どこに 訪れても 感動 してきました
ここもまた !! なんですが
ちょっと ひと味ちがった 雰囲気でした


古代山城





1350年前に よくぞ 造った

1350年後に よくぞ 戻した


こういうのに 予算を使ってもらうには 納得です


もう一度 見ながら 上に 戻ります




🔺
加工してる

どうやって切ったんだろう 矢穴痕はない
側面は 石で 割ったんだろうか
ただ 平らな面は 作れなかっただろうから
平らな 自然石が あった

石って 不思議



この石を 探せ!





ウォーリー って 流行ったね
平成の初めの頃
今の若い人は 知らないわな

間違い探しみたいなの 得意やから
すぐ見つけた



これは むずかしいで~~





城門 北側


上側は きれいに 丸みを帯びてる

丸い角





見学ルート 上に 戻りましょう


上段の通路の脇に 見つけました






面が平らな 赤みを帯びた 安山岩

鉄分ですね

硬い石を ぶつけたら 割れそうです


このころ 玄翁は あったのでしょうか?
刀鍛冶が居たということは 金槌があった
だとしたら 石を割る 玄翁もあったかも



城門 の 背後




安山岩 これか~
この辺り一帯 こんな地質だったのか
これを 取り出して 積み上げた


ショーレン あったら 取り出せるな~

ショーレン って 金棒 です
テコのように使っても 曲がらない棒です
大きな石動かしたり つっついたり

石工に金棒

ってぐらい 強靭な金棒



違和感 ある 岩感





花崗岩のベンチ

檀ノ浦の向こうの 採石場の 上質の花崗岩

字を掘る前の 墓石ですね


どこでも 休憩 できるための 必需品

遠足シート!

きれいなベンチがあるわけではありませんからね
城攻めは とにかく 歩きますからね 休憩大事


水分補給には 眺め最高

ただ 暑い






私も 日傘男子 に なろうかと 考えたりますが
ま~ 持ち物が 増えるのが 難 なんで
雨の日だって 傘めんどくさいのに…

ただ 雨が降ってなくても 相合傘ってのは いいね~



南側 城壁の 上部





カーブした 石 の 先は こわいぞ~







手摺があって これから先は 入れません




角度によっては 意外に フラット




          西の 尾根の方   この向こう側が 屋島寺


  展望台があるのかな 🔻


向こうからなら 屋嶋城 正面から 撮れそう


遠そう


その向こうは 高松港だ


高松駅周辺の特徴ある建物
   ⇩⇩⇩ 

高松城 玉藻公園


この辺は 海だった
入り江 砂浜 だったんでしょう
唐軍が 上陸するには 持ってこいの地

オマハビーチ!
タマモビーチ?





それでは

答え合わせ


🔺    ここに 積まれてた石です 


多くの中から 1つだけ 選びましたが
なぜ 撮ったかは 不明です
無意識に撮りました…






古代山城 屋嶋城 667-5

2024-06-29 12:34:56 | 屋嶋城 ₂₀₂₄



やしまのき
屋嶋城





カーブしている 城壁の 南側から

城門 城壁の前に 説明板



そこから 北側





目立たない色の 見学用階段
こういう所って 木製が多いですが
ここは 鉄製です

夏場は 熱そうです
この日も 暑かったで
触らないようにしました






改めて見て よく 崩れませんね

自然石で ほぼ 垂直








おっ ゴルゴ?


絶対 外しませんからね!





レベルの基準 でしょうね


シューティングゲーム では ありません




 ところどころに 大きい石が ありますが

巨石は ありません







赤みを帯びた  讃岐 安山岩  とのこと





けっこう 武骨です




説明ボード




ネットで 見れる内容だと思います




大工事だったようで
こういうの 楽しさも ロマンもありますね 
石工さんとしたら 経験上のノウハウが
邪魔することもあったではないかと思ったり…




懸門
けんもん





朝鮮式 というんだそうです

門の入り口の前の段差

2.5mの段さ!






この頃 石積みの 防御壁
まだ無かったのかな?
百済からの技術
中国式は またちがっているとか

足を踏み込む というか
石垣をつつく というか
やめておこう







こういうのから 徐々に 中世の城郭になっていった
ということで 石垣のルーツ
ってことか~







面が真っ直ぐな 石がありますね
加工してない 自然で 直線的

堆積岩なら 砂岩とか泥岩ですが
安山岩は 火成岩ですから…
柱状節理みたいなの 想い出します







白いのは よく見なかったですが 花崗岩かも

写真撮って 観察が疎かになってる イカンナ~



声掛けられました





写真撮ってほしい と


そーですか では 遺影用に…
それは 使えないので これくらい


最近 「異空間を感じる」 だって

石に囲まれて 妙な気分に なってるようです

本人 こちらが お気に入り






一面の石垣…


依頼ですから 撮りましたが

どーすんでしょ?



イエーイ




古代山城 屋嶋城 667-4

2024-06-28 12:34:56 | 屋嶋城 ₂₀₂₄




やしまのき
屋嶋城



       こっちは 角が無い 🔺


城門 北側 






🔺 角が 丸い石


これまで 見てきた石垣には 見られなかった 積み方
パッと思い出す 城が ありません
古代山城は ここが初めてだからでしょう


だんだん畑の積み方とも 違う…



   🔻 こっちは 角がある



城門から 下に降りる 見学用の 階段




降りる前に

城門 反対側の 背後



🔻 カーブしている石垣

▲ モルタル吹き付けで 土砂 流出防止


カーブしてるので 枡形 ではないですが
門に入ると 左に 行くしかないです


上部のカーブした 石垣が もっと埋まってるように 見えます




城門 南側


                   柵から先は 段になってます 



城門南側 角から




向こうの崖まで 続いています

上の通路からでは見れない 光景

見事に積まれた 石垣





1350年ですか…

(復元を忘れてしまいます)



この角 注目です すばらしい


🔺 城門前の高さは 2.5m あります

門扉から 前は こんな 石段になってます


反対側

階段下りる前に 城門北側 

      痺れるね この 角石 🔺

座りが良いように 加工してるようですね


詰石が少なく 比較的大きさが 揃ってます



赤い石が 元々 埋まっていた石だとか

違う色の石は 新しく調達した石だそうです



階段降りて 下段の通路の 北の端の下部



石垣の 北の端です


ここは 角石 がないですね
角 と意識していないということで
櫓土台とは ちがいます
ここから向こうは 攻めるには無理な地形
ということなんでしょうか…





この高さを この大きさの石 この数で

積み上げるのは 難しいでしょー!

高く積むには 大きい石の方が 安定しますもんね

いやいや すばらしい




石垣面は フラットではなく

微妙に カーブしてます





城門から 下段に降りる階段


その階段の 向こう側が 正面


城門正面に




排水口

発掘調査で確認されたんだそうです

飛鳥の亀石遺跡のように
石と水はセットでしたから
驚くことではなく 当たり前のこと
に、なっていたと考えるべきですかね



城門前から 見上げる






後ろは 崖なんで 引くことができない

ワイドレンズ ほしいわ~








もっと ぐわーー! っと写したいわ~
機材買うと 犬山往復新幹線代が飛んでまうし




南側 城壁




きれいに ていねに 積んでます



もうちょっと 南



  岩盤? 🔺

凹みありますね
こちらも フラットではない



南端

                             登城路 ⇨


こちらも この向こうは 攻めるのは 難しい地形
なんでしょう
じゃないと 城壁の脇から こられたら 意味なくなります



南端の下側に 登城路がありました
見学中も 下から登ってこられる方たちがおられました
汗だくで 言葉なく 上段に上がって行かれました

ちょっと 気になり 帰りは下ろうか?
一瞬 よぎりましたが
下りの方が 危険ですからね
旅先でのリスクは避けましょう






古代山城 屋嶋城 667-3

2024-06-27 21:06:16 | 屋嶋城 ₂₀₂₄



やしまのき
屋嶋城




これまでに 見たことのない 城門



左側


🔻 左端の方は 地形に沿って カーブしています

🔺 内側に カーブしてます


近世城郭だと 枡形 ということだと思います
石垣は もっと下まであるような気がしますね 
埋まってしまった と思う所は 掘ってるはず
無かったから こんな状態なのだろうか…




中央に城門



右側




階段 通路が 設けられていますが
石垣の上部には 入れません
上部は 雨水が浸み込まないように
処理されてるようです
カラーモルタルだろうか…




説明ボード




門の上部に オープンデッキ?

扉も あったんだ

🔻



崖で撮れない 正面から


門入口は 高く 梯子だったという




この 区画 だけ
なぜこんな強固な石垣を積んだのか?
ここが 最終防衛ライン?
それとも
近世城郭で言う 大手門 の位置づけなら
ここは 一部で 長く続いていたのか
だとしたら調査してるだろうし
?は増えるばかり


白村江から 逃げ帰った時の
百済の人たちの 石積み技術
なんだろうね
そうなると 古墳時代の 石積みは
やはり 大陸からの 技術か
なんたって 万里の長城があるもんね
遣隋使 遣唐使が 見てきてるだろうし

明日香 石造物 石舞台
スケールさん 連れて行ってなかった
また がんばんなきゃならんな~
なかったことに しようかな~



門の上部




開口部の 上部に 丈夫な 砦が
オープンデッキみたいな 砦


設置された 階段 降りてみましょ





自然石を 積んでるんだけど

きれい

近世城郭の 野面積みとは 全く違う
それとは 部材は 小ぶりなんだけど
丁寧に積まれている
洋風のお宅の門
こういうのあるよね

レンガ風に 積んでる





見学用 階段と石段 設置



🔺       🔺

発掘時 柱は残っていなかったが
四角い穴は 残ってたそうだ



ここに 扉があった門

人が ラクラク通れる高さ





門柱の あったことは よくわかる






この頃は もう 四角い柱に 加工できてたということか
御殿でも ないわけだし
丸太で 良かったような気もするが…


この頃の 建物と言えば
飛鳥寺 法隆寺
興福寺 東大寺 


こちらは 反対側





1350年前の 角
(復元)

ではありますが

いいですね~

さすがに 算木には なってませんが
角を意識して 部材選び 積み方
ただ 積んでるわけじゃないですね





足元も 石 敷いてます
粗いですが 👍







けっこう いろいろな石があるようです
たまに 転がった 角が丸いのもありますが
おおかた 尖ったのですね




城門 から見た 景色







方角は

南南西くらいか
南西まではいかないくらい
もちろん
1350年前は 入り江
つまり
軍船が上陸する可能性があるということだ

ここから 動向が一望できた ということか
もちろん攻防は 水際だろうから
ここには 指揮官が 居たのでしょう

なんつって 勝手に 思ってる…