「チャレンジしろよっ」。
昨年、広島カープの体たらくぶりはこの言葉に凝縮されていた(モザイクの一球NO.0016参照)。
そして、ブログは、最後に新監督ブラウン氏に対し「熱いハートでカープを再び戦う集団に導いてくれっ!」と締めくくった。
今季の順位はご存知の通り5位。昨年の最下位から僅かひとつしか順位を上げていない。
しかし、この充実感は何だ?
来季に向けた期待値は昨年のそれを上回っているのは何故なんだ?
結論から言おう。
ブラウン監督はカープ再生の道筋を期待通りにつけてくれた。
今季のカープはここ10年ほど低迷していたカープとは全く違うチームになった。
ここはブラウン監督を素直に評価したい。
まず、投手のローテーションをチームの方針通りに回せた点が大きい。先発投手の固定化。そして、中継ぎ投手の使い方(勝っている試合、競っている試合、負けている試合で それぞれ中継ぎ投手の使い方を決めていた)に一貫したテーマが感じられた。シーズン中、横山竜二投手は「自分の出番が予測できることは精神的に楽だ」と語っている。これは、カープ投手陣共通の言葉であっただろう。
その結果、予四球数は昨年の557から382にまで減った。
一方、守備の面でも底上げが著しい。
まずは東出輝祐選手の復活である。あんなにポロポロとエラーしていた選手が見事に生き返った。やはり、指導者の存在は大きい。
そして、松本高明選手がいることで、内野陣の層が厚くなった。まるで一昨年の千葉ロッテのように。
その結果、内野の失策数は89から67にまで減った。
投手も野手もより多くの選手が一軍で起用されたのも眼を見張る。
野手32人(中谷翼選手を除く)のうち、実に26人。投手は35人中25人が一軍出場した。 全選手の76%がトップチームで戦ったのだ。まさにALL IN。チーム力の底上げは間違いない。
そして、もうひとつの充実感は黒田博樹投手の残留である。
「広島市民球場でカープ相手に投げる姿をイメージできなかった」。
もう、泣かせるじゃあ~りませんか。
逆指名で入団した選手が流出する、という恥を必死に防いだ、という背景もカープの裏事情にあったかもしれない。だが、今季の広島市民球場での最終戦、スタンドに詰め掛けた多くのファンの声が、黒田投手の心を動かしたのは間違いないだろう。
「金本のときは何もしてあげられなかった」。
全国のカープ応援団が終結して、横断幕を掲げたあのスタンドの風景。「我々は共に闘ってきた。今までもこれからも。未来へ輝くその日まで、君が涙を流すなら、君の涙になってやろう」。
また、多くのファンが久々に市民球場に詰め掛けた。
これらの声は最後にマウンドに上がった黒田投手の心にしっかりと届いたのである。
「このチームで優勝したい」と言った黒田投手。
確実にチームの結束力はあがったはずである。
来季のプレーオフ導入を機に3位。いやいや、一気に優勝も狙えるかも。
今季は胸がいっぱい、そして夢もいっぱいだ。
昨年、広島カープの体たらくぶりはこの言葉に凝縮されていた(モザイクの一球NO.0016参照)。
そして、ブログは、最後に新監督ブラウン氏に対し「熱いハートでカープを再び戦う集団に導いてくれっ!」と締めくくった。
今季の順位はご存知の通り5位。昨年の最下位から僅かひとつしか順位を上げていない。
しかし、この充実感は何だ?
来季に向けた期待値は昨年のそれを上回っているのは何故なんだ?
結論から言おう。
ブラウン監督はカープ再生の道筋を期待通りにつけてくれた。
今季のカープはここ10年ほど低迷していたカープとは全く違うチームになった。
ここはブラウン監督を素直に評価したい。
まず、投手のローテーションをチームの方針通りに回せた点が大きい。先発投手の固定化。そして、中継ぎ投手の使い方(勝っている試合、競っている試合、負けている試合で それぞれ中継ぎ投手の使い方を決めていた)に一貫したテーマが感じられた。シーズン中、横山竜二投手は「自分の出番が予測できることは精神的に楽だ」と語っている。これは、カープ投手陣共通の言葉であっただろう。
その結果、予四球数は昨年の557から382にまで減った。
一方、守備の面でも底上げが著しい。
まずは東出輝祐選手の復活である。あんなにポロポロとエラーしていた選手が見事に生き返った。やはり、指導者の存在は大きい。
そして、松本高明選手がいることで、内野陣の層が厚くなった。まるで一昨年の千葉ロッテのように。
その結果、内野の失策数は89から67にまで減った。
投手も野手もより多くの選手が一軍で起用されたのも眼を見張る。
野手32人(中谷翼選手を除く)のうち、実に26人。投手は35人中25人が一軍出場した。 全選手の76%がトップチームで戦ったのだ。まさにALL IN。チーム力の底上げは間違いない。
そして、もうひとつの充実感は黒田博樹投手の残留である。
「広島市民球場でカープ相手に投げる姿をイメージできなかった」。
もう、泣かせるじゃあ~りませんか。
逆指名で入団した選手が流出する、という恥を必死に防いだ、という背景もカープの裏事情にあったかもしれない。だが、今季の広島市民球場での最終戦、スタンドに詰め掛けた多くのファンの声が、黒田投手の心を動かしたのは間違いないだろう。
「金本のときは何もしてあげられなかった」。
全国のカープ応援団が終結して、横断幕を掲げたあのスタンドの風景。「我々は共に闘ってきた。今までもこれからも。未来へ輝くその日まで、君が涙を流すなら、君の涙になってやろう」。
また、多くのファンが久々に市民球場に詰め掛けた。
これらの声は最後にマウンドに上がった黒田投手の心にしっかりと届いたのである。
「このチームで優勝したい」と言った黒田投手。
確実にチームの結束力はあがったはずである。
来季のプレーオフ導入を機に3位。いやいや、一気に優勝も狙えるかも。
今季は胸がいっぱい、そして夢もいっぱいだ。
すんません。
いやいや、恐れ多くて。オレを補欠にして下さいナ。
妻が「T川さん、野球できるの?」って言ってたぞ。
明日はいよいよドラフト会議です。
いやぁ、ドキドキしてますっ!
けっこう、いい感じの投球フォームだったような。
ボーリングは上手そうだね。なんとなく。あの世代は皆うまいよね。
今日はドラフト会議です。
果たして指名はあるのか!
今晩、結果をアップしまっす!!