最近、何度も書いているように、娘はカレーが嫌いである。そして息子は辛いものやスパイシーなものが苦手である。かみさんも自分もスパイスカレーは大好きだが、こうした事情で、なかなか辛いカレーにありつけないのだ。
ただ、たまにはかみさんのリクエストに応えて、「ケララチキンカレー」をこしらえることにした。子どもらにはまた違うメニューを作る手間と引き換えに。
「ケララチキンカレー」は、情報誌「dancyu」に掲載された、レンジでチンするだけの画期的なカレーである。しかも具材やスパイスは計量器をボウルに起き、入れていくだけ。
「エリックサウス」の稲田俊輔さんが考案したもので、自分もこれまで2回こしらえてきた。
以前、作ったときの反省から、水分を多めにして、今回はスパイスを調整した。スパイスは3段階に分けて入れ、その最終段階までは水分量は順調だった。香りもよく、これはいい感じのものが出来そうだと思い、最後のフェーズ、ココナッツパウダーなどを入れて、再びレンジでチンした。
ところが、出来上がったスパイスカレーは、水分が極端に少なくなってしまった。しかも、ココナッツパウダーが溶けきれなく、見た目は完全にショボい。原因はココナッツパウダーにありそうだった。前回まで、ココナッツパウダーはタイ製の「チャオタイ」を使用していた。
今回は蔵前のアンビカで買った「ココナッツファイン」を使用。
ところが、この「ココナッツファイン」が曲者だった。水分をすっかり吸ってしまうのだ。これで、「ケララチキンカレー」はすっかり、水分を失ってしまった。
反省。
ただ、見た目は悪いが、味は悪くはなかった。
結局、これまで3回作ったが、一番最初にこしらえたのが最高傑作だった。また次回にチャレンジ!
と思って、どんななんだろうとレシピを調べてみたんだけど、
https://magazine.cainz.com/article/60837?page=3
↑ これかな?
このレシピではココナッツミルクってなってるから、パウダーにするとこのココナッツミルク分の水分を足さないといけなくなると思うんだけど。
ちなみに俺だったら、水分なくなったら全然レシピの言う事聞かないで、水足したり、トマト入れまくったりするけどね。師の料理、まじめだな。上達への王道を進んでるなあ。
多分、全然知らない奴からは、自分のブログ、笑われているだろうし。
確かに、そのレシピだよ。webにも載っていたか。
師の言うとおりだ。確かに水分を足さなくてはいけない。
雑誌には、「ココナッツミルク」100gとなっていて、このwebでは100ccとある。単純に自分の読解ミスだよ。ちなみに、雑誌だと、ココナッツミルクを入れた時の画像がないから、てっきりパウダーなのかと思っていた。
そういえば、1回目はちゃんと水で溶いたような気がする(思い出した)。
完全にもう老人と化したな。
ありがとう、師よ。
真面目というより、応用力がないだけだね。