Kalakaua Avenue。
ビールが飲みたい。できれば、バーガーがあればいうことなし。そんな気持でホテルを出ると、ものの3~4分で見つかったのが、この店。
しかもマイクロブリュワリー。しかも、バーガーも食べられそう。
怖いくらいに絶妙なタイミングに、ボクはためらうことなく店に入った。
すると、ブロンドのスレンダーなお姉さんが現れ、「一人?そっち座って」と手際よくボクに言う。
ボクは店のカウンターではなく、オープンエアの椅子に腰かけた。
しかし、ブロンドのお姉さんは、まるで女優さんのような雰囲気だった。タイトなブルージーンズにTシャツ。ボディラインがくっきりとした彼女の体は艶めかしい。とりわけ、そのお尻にボクは釘付けになった。
形、大きさ、引き締まり具合、まさに彼女のお尻は五つ星りだった。
しばらく、彼女の姿に見惚れていて、やがて彼女がオーダーを取りに来た時、ボクはまだメニューすら見ていなかった。
「オーダーが決まったら、呼んで」。
そう言うと彼女はまた忙しそうに働きはじめた。
さて、何を頼もうか。
まずは何はともあれビールだ。
クラフトビールは全8種。上面発酵のエールが基本のようだ。
全部は飲めないので、まずは名前で選ぶ。
「アロハ スピリッツ ブロンドエール」。
うん。いかにもハワイだ。
そして、迷うことなく「チーズバーガー」をオーダーする。
やがて、ビールが運ばれてきた。ご機嫌だぜ。
青い空に白い雲。ブール―ジーンズに白いTシャツ。ブロンドの髪がコナウインドに揺れる。そして、ボクは琥珀色のビールを少しだけあおる。ビールはまだ若い。ほろ苦い味が舌の先を少しだけ刺激する。
「うまし!」。
ビールってこんなにうまいんだ。
ビールを右に左に忙しく働く彼女の揺れるおっぱいと躍動するお尻。
たまらん。
1杯目のビールを飲み干し、ボクは2杯目を彼女にオーダーした。
「IPA」。
それだけで、十分通じた。
そして待望の「チーズバーガー」と「IPA」。
巨大なチーズバーガーが来るのかと思っていたら、意外に小さい。バンズのトップに和傘のようなものがついている。
一口食べた。
うまい。本物のバーガー。マクドナルドのようなくず肉ではない。じゅわっと溢れる肉汁。それを若苦いIPAで流し込む。
IPAはアルコール分が高い感じ。
日本のIPAよりも粗削りで、やはりアメリカンビールのように若干薄く感じるがとにかくうまい。
無心にチーズバーガーを頬張り、無心にビールを飲んだ。
明日も来よっと。
うまいビールとハンバーガーを食べに。
ブロンドのスレンダー美人に会いに。
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