エスコンフィールドのスタジアムツアーを終えて、研究会は終了した。会員は一路、新千歳空港に向かうのだが、途中、バスは北広島駅に寄ってくれて自分を降ろしてくれた。自分だけ、札幌に戻るのだ。
実は小樽の兄貴と北の大地で会おうと、一日帰宅を遅らせたのだ。ところが、みーさんは自分と入れ替わるように内地に行った。だから、この後の予定は全く白紙になってしまった。
ただ、夜は久しぶりにビール園に行こうと思った。ビール園でいただく、ジンギスカンとビールは最強だと思う。自分の中では唐揚げかビールかである。
松山の「みゅんへん」でいただく唐揚げ&ビールが西の横綱ならば、ジンギスカンとビールの「サッポロビール園」は北の横綱である。
サッポロビールのCMが昔から好きで、妻夫木聡さんのインタビュー集を買ったりした。大人エレベーターって奴。あのCMはゲストの好きなつまみを出して、ビールを飲むのが慣わしだが、これまで誰一人ジンギスカンをチョイスした人がいない。もし自分がオファーされたら、迷わずジンギスカンを選ぶね。
夕方になっても雨足は止まず、外は寒いのもあって、出かけるのが大儀になったが、力を振り絞って出かけた。大通り公園でビール園行きのバスに乗り、終点まで。適当に歩いて行ったら、ケッセルホールに着いた。
バスの中で調べたら、サッポロビール園に行くのは11年ぶりだった。そうか、5年前は来てなかったか。その11年前も、ケッセルホールだった。ケッセル(釜)が設備されたサッポロビール園のシンボリックな棟である。
ある程度、並ぶだろうと予想していたが、全く並ばず、席へ案内された。大雨の平日というのもあるだろう。
ジンギスカンは「トラディショナルジンギスカン・野菜焼きセット」(1,780円)をチョイス。飲み物は「ファイブスター」(900円)。一瞬飲み放題にしようとも考えたが、「スタンダード」では「ファイブスター」は除外。「プレミアム」でようやく「ファイブスター」が付いてくるが、2,580円という値段設定が微妙。いや、3杯は確実に飲めるけど、ここは2杯でいいと思う。
さて、オーダー後、まずは「ファイブスター」が運ばれ、一口いただく。
造りたてのうまさがあるし、コクの深さは昼間に飲んだクラフトビールとは段違い。これがメジャーブルワリーの格の違いなのか。「サッポロクラシック」は北海道限定販売だが、缶ビールはコンビニでも売ってる。一方、「ファイブスター」はこのビール園でしか飲めない。希少なのである。
そんなタイミングで、ジンギスカンが運ばれてきた。
野菜を鉄板に敷き詰めて、そして肉を置く。肉はジューという音をたてて、やがて香ばしい匂いがしてくる。たまらんな。道産子は普段から家でもする日常食だが、内地の人間にとってはスペシャルな焼肉だ。以前、一度近所のスーパーで、ラム肉を買って、家ジンギスカンを試みたが不興を買った。肉がダメだったのだ。最近では東京でもジンギスカン専門店たくさんできている。中でも、「ラムちゃん」なるお店(笑)があって、いい評判も聞くが、やはり北海道には叶わないだろう。
札幌のジンギスカンは特別だ。限定ビールでいただけるのは札幌しかないし。それだけで旨さ10倍増し。
お客さんに外国人も少なくなかった。また、店内には注文をデリバリーするロボットも行き交っていたし、オーダーはタブレットになった。時代は変わったなと思う。
肉をもう一人前おかわりし、さらに「ファイブスター」ももう一杯。
これでちょうどいい。
もし、これを食べ放題、飲み放題にしたら、もっと食べてしまうことになり、最後はちょっと気持ち悪くなってフィニッシュを迎えることになるだろう。
腹八分目で終わらせるのがベスト。
煉瓦の建物とクオリティのいいラム、そしてスペシャルなビールがあるからこそ、サッポロビール園は特別なのだ。
ジンギスカン、炒飯、鮨。
食べすぎて飛行機は、自分なら怖い。
信玄はチャーハンが美味いと聞いていたのでラーメンは食べてません。
その後、ラーメン食べられないよ。
慌しいけど、充実の札幌だったんじゃないかな。
で、千歳空港に向かった記憶が。
そのシチュエーションはタクシーが必要だ。
汗だくで行きたくないし。
すんまへん。
ジャンさん。
ジンギスカンの生焼けは危険です。
うちのお袋も生肉にはうるさかったですよ。
かみさんは鶏肉が赤いと焼き直しさせますね。
「肉はよく焼かなきゃダメよ」(ジャン母)
私も悪いのですが、肉の生食文化を理解できない人でした。
お盆で暑かったなー。
いやいや。
自分初めて行った時、徒歩。
そして、今回はバス。
ケッセルホールには4回行ったけど、タクシーはないなあー。
行き道のタクシーの運転手さんに賢いオーダーの仕方を教わって行ったな~。もう10年も前になるな。