「たぬき」を出て「香港亭」へ。
なんてことはない。ただ階段を上がるだけ。「たぬき」の上の階に「香港亭」があるのだ。
あぁ、今夜も「光栄軒」には行けなかった。本来の予定なら三ノ輪で酒を飲んだ後、都電に乗って荒川区役所で降り、「光栄軒」に行く予定だったが、一回歯車が狂いだすとなかなか修正するのが難しい。2週続けて「光栄軒」をスルーすることになった。
さて、その「香港亭」。この日もお客さんは多くなかった。テーブルの奥に若い男女。円テーブルに2人組のお客さんがいる程度で。
まずは「ホッピー」白から。本日2ラウンド目の「ホッピー」。
そう、最近酒量が増えています。
さて、つまみ。「香港亭」の優れているところは小皿料理が充実しているところ。言うなれば、飲茶なのだ。だから、大抵のものは一人前でいただける。この辺りは、さっき行った「たぬき」とは根本的な考え方が違う。
例えば、まず最初に頼んだ「棒棒鶏」。これ、結構なボリュームなのだが、僅か300円。極論すると、つまみはもうこれだけで十分だ。
その「棒棒鶏」はごまだれでいただく、ちょっと甘目の一品。「岐阜屋」の「蒸し鶏」もうまいが、「香港亭」だって負けていない。ただ、結局酎ハイでも「ホッピー」でも炭酸系の酒には中華系の鶏料理はいずれも合うってこと。
最高にうまい。
〆は「炒飯」のつもりでいたが、実はお腹が苦しくなってきた。このため、「餃子」にて〆。5個入りで280円。
「兆楽」のように破格の値段ではないが、「香港亭」の280円だって負けてはいない。もちろん、「中」は2杯お代わりした。これだけ食べて飲んで1,000円ちょっと。「たぬき」よりも安い。
大満足の「香港亭」なのである。やっぱり、「ホッピー」があるという点、駅から近い。そしてつまみが安くてそこそこうまいというところで、東十条界隈にあって最も使い勝手のいい中華だと思う。
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