居酒屋さすらい 0584 - ビールと酒肴を引き立たせるマイスター - 「キリンシティ」（中央区八重洲）

東京駅の八重洲地下街はクリスマス一色だった。近年のクリスマスの華やぎはだいぶ地味になったものの、八重洲の地下街にあるおもちゃのコンセプトショップはクリスマス商戦をあてこんだ熱気が熱を帯びていた。

適当にビールが飲める店を探すとなれば、すぐに頭に浮かぶのが「キリンシティ」か「ニュートーキョー」か。あれこれ考えたくないから、「キリンシティ」に行くことに。
しかし、最近、「キリンシティ」づいている。
ちなみに「キリンシティ 八重洲地下街」に訪問したのは５年ぶり２度目。あのときはY澤さんとH谷川さんと行ったっけ。時が経つのは早いものだ。

「キリンシティ」なら間違いない。
ビールはうまいし、酒肴もビールに合うものばかりで間違いない。

早速、「一番搾りスタウト」（500円）を頼む。
つまみは「ココっとまと」（580円）。
オリーブオイルと塩で蒸し焼きにしたというシンプルな酒肴。トマトの酸味がスタウトの苦味と調和する。
最近、よく思うのだが、酒によって酒肴がグッと引き立つことってあるなって思うし、その逆も然りだ。その点、キリンシティの酒肴はまさにそうしたことを計算に入れてメニューが開発されていると思う。
まさに計算ずくではないかと思うのだ。さすがにビールの専門メーカーである。

「キリンシティ」に来るとあれこれいろいろ頼みたくなる。
チョリソーも食べたいし、ポテトも食べたい。あ〜、悩む！
つまみも季節によって、変わるから、いつだって楽しいし。

ビールのおかわりは「ブラウマイスター」（530円）。
ピルスナーの最高峰はこの銘柄だと思う。

ビールを飲むなら、「キリンシティ」。
４分間を要する匠の注ぎにも注目だね。

※店舗の画像は「キリンシティ」HPより拝借しました。