即席麺ばかり食べてた時があった。貧乏だったし(今も貧乏だが)、カップラーメンが大好きだった。その結果、カップラーメンの蓋を集めるようになった。22歳くらいから、27歳くらいまで集めてたんじゃないかしら。500種類はあったと思うが、管理できなくなってやめた。例えば、カップヌードルとかも、同じ味でも微妙にパッケージが変わることがあり、その都度食べた。だんだんとカップラーメンを食べることが目的ではなくなり、蓋を集めることがゴールになったのも嫌気がさしたうちの一つだった。
今でも即席麺は食べるが、回数は激減している。週に1回くらいじゃないかしら。最近好きな即席麺は、「辛ラーメン」で、あの辛さがほどよい。けれど、そんなこといちいちブログには書かない。今回、書こうと思ったのはアメリカ版「ラ王」がツッコミどころ満載だったから。
かみさんが職場でもらったという「アメリカ版 ラ王」。こんなの売ってるのかと思ったら、どうやら国内でも売りだされたらしい。値段は一袋、750円。ほぼ5ドルという代物。さすがアメリカ。
情報によると、カリフォルニアのラーメンは一杯16,7ドルするらしい。もう、千円の壁どころではない。
手に入れた「ラ王」は「うまみ豚骨」というらしい。
パッケージにはこう書いてある。
「アメリカの食品安全基準に基づいて開発されており、日本国内で販売している「日清ラ王 袋麺」とは麺、スープとも仕様が異なりますが、日本の食品安全基準においても品質上問題ありません」
なるほど、日本の「ラ王」とは別物ね。
まぁ、国内のカップ麺だって、地域によって出汁の味を調整してるし、当たり前ではある。それよりも調理して驚いたのが、麺の太さ。だって、博多や長浜の豚骨ラーメンて、細麺使ってるでしょ。それが、この「ラ王」ったら、パスタみたいに超太麺なんだもの。ある意味、「これ、豚骨じゃないよ」と言いたかった。
スープもあっさりしていて、独特の臭みはなく、とってもマイルドテイスト。これは好みが別れると思うな。ただ、そうなってくると、太い麺との相性なんだけど、これはあまり良くないとも思う。口に入れる麺の量とスープ量の比率が合わないのだ。
ともあれ、これがアメリカ人が好むラーメン像。
国内は日清のオンラインショップとカップヌードルミュージアム、そしてインスタントラーメン発明記念館で売ってるらしい。
即席麺好きなら一回は食べておきたい。
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