くじらの音楽日誌

日頃聞いてる音楽全般の雑記です♪

島津亜矢

2015-04-25 | 音楽
何となく名前だけは知っていました。
曲も顔もほぼ知りませんでしたが、TSUTAYAのネットレンタルでCDを借りてみました。

借りるきっかけになったのは、ここ最近こまどり姉妹の「ソーラン渡り鳥」が妙にツボにはまってヘビロテしていたんですが、動画サイトで他の歌手が歌ってるのを見てたらその中に島津亜矢がいて、それがめちゃめちゃうまかったから。その時初めてルックスを知りました。
でもCDが届いたときにはすっかり顔も忘れて思い出せなくなってました。
くじらは人の顔をおぼえるのが実に苦手で、よほどの美形か、その反対にとてつもなく個性的な顔じゃないと一度や二度では覚えられません。
職場の同僚なんかも今は大体わかりますが、ちゃんと顔と名前が一致するようになるまで何ヶ月もかかりました。超イケメンのN君は一発で覚えましたが(爆)

借りたのは「BS日本のうたVI」というアルバムです。
数あるアルバムの中からそれを選んだのは「ソーラン渡り鳥」が収録されていたから。
ひたすらそれを聞きたかった(笑)

収録曲は以下の通り

1. I WILL ALWAYS LOVE YOU
2. おさらば故郷さん
3. 温故知新
4. 与作
5. 縁舞台
6. 北の漁場
7. 王将
8. 森の石松
9. 流れて津軽
10. チャンチキおけさ
11. 花~すべての人の心に花を~
12. 車屋さん
13. 港町十三番地
14. 喝采
15. 悲しい酒
16. ソーラン渡り鳥

PCにインポートする際に収録曲のタイトルを見てたまげました。
最初の曲がI WILL ALWAYS LOVE YOUって…
今は余り洋楽を知らないくじらだってこの曲くらいは知っています。
ボディーガードという映画は知らなくたって曲は聴いたことあります(笑)
特に錆びの部分の
「エンダァ~♪」(and I willなんだそうですが)はたいていの人がご存知だと思います。

演歌歌手が洋楽を唄うってどうなの???と最初はいくらなんでも悪趣味すぎるだろうと思っていましたが。聴いてみたらこれがかなり良かった。
原曲の力強さも残しててそれでいて変なこぶしは回してない。
演歌歌手が唄ってるようには到底思えない素晴らしいカバーでした。
恐るべし島津亜矢と思いつつ全ての楽曲を聴いてみました。

なんか…凄い(大汗)圧倒的な迫力、そして表現力、まるで演劇の舞台を見てるような気さえしてきます。歌の表現力も突出してますが、曲の合間の台詞回しも役者顔負けです。一言で言えばとんでもなく歌のうまい歌手。

何でこれほどの実力のある彼女がそんなに有名ではないのか?
石川さゆり、坂本冬美と並び称されても不思議ではないのに、今ひとつ知名度は彼女たちには及んでいない。
調べてみたら紅白にも過去一度だけしかも特別枠みたいな扱いで出場してるだけ。
彼女なら紅白で見ごたえあるだろうに…
かつて三波春夫が持っていた華を彼女が復活させてくれると思うのですが。
名前から察してもっと若いと思い込んでましたがもう44歳なんですね。
キャリアも長いのにどうしてもっと売れないのか不思議です。

どの曲も良かったけど特に「喝采」が素晴らしい。




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