BREEZE RECORDS/BRC-1304/CHERIE LYNN/SHADES OF CHERIE/
今日は日帰りドック検診へ夫婦揃って行ってまいりました。夫婦で検診結果を聞くことは僕はやや苦手ですがそこは自分を抑えておきましたが、最近の胃のレントゲン写真などは少し前と比べると3次元表示で実にリアルですね。日頃の不摂生にも関わらず再検査もなく概ね無事に済みましたが、γ-gtpの価が25ほど基準値以上だったのは予想どおりでした。検診2日前から断酒していたのですが、そんな小手先のごまかしでは通用しませんでした。今晩もお酒はおあずけです、口は寂しいですがしばらく飲まずにいようと思っています。
今夜のアルバムは以前に聴いた時はさほど何とも感じなかったのですが、オリジナル盤を聴いた時に印象が変わったアルバムです。それで以前にも記事にしたのを大部分書き直して再掲させていただきます。以前にNORMA盤で聴いていた時はあまり響いてこなかったバックの演奏や彼女のボーカルがオリジナルでは濃く生々しく聴こえてきて印象がかわったわけです。誇張した表現ですがNORMAでは全体の音が銭湯で聴いているように干渉しあっていてあまり明確ではありません。この2枚の聴き味の差はかなりあると思います。こういう違いがあるから再発盤で聴いていてもオリジナルを目にするともう一度聴いてみようという気に僕もなるわけです。このチェリー・リンというシンガーはその歌い口がSMOKEYなどと評されていますが、僕は彼女の顔がSMOKEYな魅力に満ちていると思います。彼女はシンガーとしてだけでなくドラマーとしても活動していて最近もドラマーとしての新録音でのCDが出されていますね。このチェリー・リンという歌手、詳しい事は知りません。ライナーノートにはキングシスターズの父親であるKING DRIGGSにボーカルの教えを受けたとある程度です。彼女のシンガーとしてのアルバムはこの一枚のようです。下にNORMA国内盤の写真を載せておきます。NORMA盤ではA面が彼女のボーカルでB面がバック陣による演奏と分かれています。それがオリジナル盤ではほぼ交互に配置されています。どちらが良いとかいう事でもないと思いますがそうなっています。SMOKEYとあるのですから濃くて色気に溢れたボーカルをイメージしてアルバムを聴くとイメージが少し異なります。彼女のボーカルは素直で感情をむき出しにはしないやや抑えたような歌い回しです。声質は中域で温かみもあり不満はありません。松尾和子を思い出させるような歌い出しのA-2のANGEL EYES、ドライブ感のあるA-4のHAPPINESS IS THING CALLED JOE。いまやMLBのテーマソングとして有名で楽しい曲でもあるA-5のTAKE ME OUT TO THE BALL GAMEもボーカルなしですが演奏されています。抑えた歌い口のA-6のEARLY AUTUMNもクラリネットが添っていて聴かせてくれます。ややハスッパに歌うB-1のOLD DEVIL MOONを聴くとSMOKEYというのが少しわかる気がします。僕が一番好きなのはB-3のBAUBLES,BANGLES AND BEADSで軽快にSMOKEY?にスイングしてしています。NORMA盤のライナーを書かれている寺島氏もこの曲が一番気に入ったとおっしゃっていますが好みが同じなんでしょうか?好き嫌いは分かれても問題ないと思いますが本アルバムでは偶然の一致でした。B-5のCARLET RIBBONSをバックは極力控えて彼女が淡々と歌っていますが、こういう歌こそ実力がなければ聴かせられない曲でしょう。なおインストだけの曲はリーダー役がそれぞれ変わり, オリジナル盤の曲紹介にも表示されていたので同じように載せておきます。
パーソナルは, CHERIE LYNN(vo), GLENN HENRY(cl & as),HARRY JOHNSON(P), JIM MARQUARD(b&trb), HARRY SMALLENBURG(ds)
収録曲(オリジナル盤)
A面
1, DAY IN, DAY OUT *
2, ANGEL EYES *
3, THE BREEZE AND I (clarinet)
4, HAPPINESS IS THING CALLED JOE *
5, TAKE ME OUT TO THE BALL GAME (piano)
6, EARLY AUTUMN *
7, OUR LOVE IS HERE TO STAY (trombone)
B面
1, OLD DEVIL MOON *
2, SERENADE IN BLUE (clarinet)
3, BAUBLES,BANGLES AND BEADS *
4, PORGY (piano)
5, SCARLET RIBBONS *
6, STREET OF DREAMS (alto sax)
*印が彼女のボーカル有り
今日は日帰りドック検診へ夫婦揃って行ってまいりました。夫婦で検診結果を聞くことは僕はやや苦手ですがそこは自分を抑えておきましたが、最近の胃のレントゲン写真などは少し前と比べると3次元表示で実にリアルですね。日頃の不摂生にも関わらず再検査もなく概ね無事に済みましたが、γ-gtpの価が25ほど基準値以上だったのは予想どおりでした。検診2日前から断酒していたのですが、そんな小手先のごまかしでは通用しませんでした。今晩もお酒はおあずけです、口は寂しいですがしばらく飲まずにいようと思っています。
今夜のアルバムは以前に聴いた時はさほど何とも感じなかったのですが、オリジナル盤を聴いた時に印象が変わったアルバムです。それで以前にも記事にしたのを大部分書き直して再掲させていただきます。以前にNORMA盤で聴いていた時はあまり響いてこなかったバックの演奏や彼女のボーカルがオリジナルでは濃く生々しく聴こえてきて印象がかわったわけです。誇張した表現ですがNORMAでは全体の音が銭湯で聴いているように干渉しあっていてあまり明確ではありません。この2枚の聴き味の差はかなりあると思います。こういう違いがあるから再発盤で聴いていてもオリジナルを目にするともう一度聴いてみようという気に僕もなるわけです。このチェリー・リンというシンガーはその歌い口がSMOKEYなどと評されていますが、僕は彼女の顔がSMOKEYな魅力に満ちていると思います。彼女はシンガーとしてだけでなくドラマーとしても活動していて最近もドラマーとしての新録音でのCDが出されていますね。このチェリー・リンという歌手、詳しい事は知りません。ライナーノートにはキングシスターズの父親であるKING DRIGGSにボーカルの教えを受けたとある程度です。彼女のシンガーとしてのアルバムはこの一枚のようです。下にNORMA国内盤の写真を載せておきます。NORMA盤ではA面が彼女のボーカルでB面がバック陣による演奏と分かれています。それがオリジナル盤ではほぼ交互に配置されています。どちらが良いとかいう事でもないと思いますがそうなっています。SMOKEYとあるのですから濃くて色気に溢れたボーカルをイメージしてアルバムを聴くとイメージが少し異なります。彼女のボーカルは素直で感情をむき出しにはしないやや抑えたような歌い回しです。声質は中域で温かみもあり不満はありません。松尾和子を思い出させるような歌い出しのA-2のANGEL EYES、ドライブ感のあるA-4のHAPPINESS IS THING CALLED JOE。いまやMLBのテーマソングとして有名で楽しい曲でもあるA-5のTAKE ME OUT TO THE BALL GAMEもボーカルなしですが演奏されています。抑えた歌い口のA-6のEARLY AUTUMNもクラリネットが添っていて聴かせてくれます。ややハスッパに歌うB-1のOLD DEVIL MOONを聴くとSMOKEYというのが少しわかる気がします。僕が一番好きなのはB-3のBAUBLES,BANGLES AND BEADSで軽快にSMOKEY?にスイングしてしています。NORMA盤のライナーを書かれている寺島氏もこの曲が一番気に入ったとおっしゃっていますが好みが同じなんでしょうか?好き嫌いは分かれても問題ないと思いますが本アルバムでは偶然の一致でした。B-5のCARLET RIBBONSをバックは極力控えて彼女が淡々と歌っていますが、こういう歌こそ実力がなければ聴かせられない曲でしょう。なおインストだけの曲はリーダー役がそれぞれ変わり, オリジナル盤の曲紹介にも表示されていたので同じように載せておきます。
パーソナルは, CHERIE LYNN(vo), GLENN HENRY(cl & as),HARRY JOHNSON(P), JIM MARQUARD(b&trb), HARRY SMALLENBURG(ds)
収録曲(オリジナル盤)
A面
1, DAY IN, DAY OUT *
2, ANGEL EYES *
3, THE BREEZE AND I (clarinet)
4, HAPPINESS IS THING CALLED JOE *
5, TAKE ME OUT TO THE BALL GAME (piano)
6, EARLY AUTUMN *
7, OUR LOVE IS HERE TO STAY (trombone)
B面
1, OLD DEVIL MOON *
2, SERENADE IN BLUE (clarinet)
3, BAUBLES,BANGLES AND BEADS *
4, PORGY (piano)
5, SCARLET RIBBONS *
6, STREET OF DREAMS (alto sax)
*印が彼女のボーカル有り
セシル・クレイトンのような埋もれた名品が他にもあるのではないかと考え、
NORMA盤を洗いなおしていて欲しいと思った、三枚のうちの一枚です。
しかしその際、驚愕の事実に直面・・・。昨年なか頃、ユニオンの新宿ジャズ館で
NORMA盤のLPデッドストックの半額大放出があったのです。知りませんでした。
新宿には歩いて行けるのでその気になればいくらでも渉猟できたはずでした(残念)
コレクターでもない小生が連続投稿してしまい申し訳なく思っております。
趣味や嗜好が似ており貴重な御同類を見つけたと舞い上がってしまいました。
しばらく控えますのでご容赦を・・・(謝)
こんばんは
DUでNORMA盤のLPデッドストックの半額セールとは、2枚~3枚と買った人もいたでしょうね。そしてオークションへ・・ありそうですが。
半額というのはほぼ原価に近くなるんじゃないでしょうか?
またの機会もあると思いますので、落胆せずにこれからも求めていきましょう。
僕も全くのド素人ですからご遠慮なく。このブログを始めたのも色々と勉強になるんじゃないかと思ったからで、最初のブログはジャケット写真と一行コメントだけでしたから、今から思えば素人だからできた超簡単ブログのスタートでした。